有料記事の価格設定【上級編】|自動で売れ続ける仕組みづくり
皆さんこんにちは!起業・創業コンサルタントのようしゅうです。
私は起業・創業支援の専門家として、たくさんの起業家の方から相談を受けています。
この記事では起業家と同じく、noteで収益化を目指す方に向けて売れ続ける仕組みづくりについてお伝えしています。
本記事は私が培ってきたノウハウを全て公開しています。少し難しい内容を含みますので「本気」でnote収益化を目指す方のみ読んでください。
なお、本記事は【上級編】になります。
まだお読みでない方は先に【初級編】【中級編】をご覧ください。
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これまで【初級編】では「価値を置き換えてみる」、そして【中級編】では「価値とは何かを深堀する」ということを考えてきました。
しかし、実はここまでの価格設定方法には決定的な「落とし穴」があります。
目次
【初級編】と【中級編】のおさらい
実を言うと【初級編】【中級編】は価格設定をする前のウォーミングアップみたいなものでした。少しここまでの内容をおさらいしていきます。
実は価格設定で考えるべきポイントには3つありました。
【初級編】では「課題(価値の源泉)」を明確にした上で、顧客の知覚価値に照らし合わせる方法で価格設定しました。
知覚価値とは、簡単にいえば消費者が「これくらいかなぁ」と考える価値の基準です。しかし、有料noteの場合、この価値基準が不明確なことが多いため「イメージしやすい商品に置き換えてあげる」ことで損得の判断基準を示したわけです。
これが初級編で示した「10秒でできる価格設定」の正体でした。
次に中級編では「課題の解決策」として自分の記事の価値を見つめ直すことで価格設定を行いました。
課題に対して解決策を明確にした上で、その記事の内容から3つの価値に分解し、それぞれの価値に対して値付けました。これによって、実際に私の有料記事の価格も450円 → 750円と見直しを図りました(価格変更後もご購入いただいています)。
これが中級編で示した「記事の価値」の正体でした。
ちゃんと課題と解決策を考え、それに価値を付けているわけですから「これで十分なのでは?」とお思いの方もいるかと思います。
しかし、実はこれまでの価格設定には決定的な落とし穴があります。
結論を申し上げると、この価格設定には ❞相手❞ がいないんです。
本来「知覚価値」は購入する人が「これくらいかなぁ」と感じる価値ですが、初級編ではこれを自分の価値基準で別のものに置き換えています。
また、「記事の価値」を深堀りするというのも自分の価値基準を見直すという作業でした。
いわば2つの価格設定方法は「自分が納得できる価格設定(価値設計)」をしていたのです。
価格設定の必須条件は「相手を知る」
それでは価格設定の落とし穴を解明していきましょう。
そもそも商品・サービスを購入するというのは1対1の関係ではありません。
「たくさんの人が販売し、たくさんの人が購入する。」
すなわち、それが 〝マーケット(市場)〟 といわれるものです。
マーケットの中には、必ず「自分」「購入者」「競合」が存在します。
自分と購入者だけの関係であれば、価値観の摺り合わせによって価格を決定することができます。
しかし、同じテーマで記事を書いている競合がたくさんいる場合、私が提供できる価値だけでは思ったような価格設定ができなくなってしまい、自ら設定した価格設定を見直さざるをえません。
こうなると複雑なマーケティングの世界に入り込んでしまいます。
例えば、市場浸透価格戦略、上澄み吸収価格戦略など、もはや戦略のレベルで考える必要があります。
しかし、この記事ではそんな難しい話をする気はありません。
なぜなら【上級編】と言えども、有料note販売を目指す方はそんなマーケティングの教科書に書いてあるようなことを知りたいわけではないからです。
価格設定で複雑なマーケティングの世界に入り込まないためには、価格競争に陥らないことが重要です。
ここから先は、実際に私が実践している「価格競争に陥らない方法」をご紹介します。
重要なのは「競争をしないこと」
そもそもなぜ私が「価格設定」の記事を書き、多くの方に評価いただいているかというと「競争相手が少ない」からです。
これはたまたま競合が少なかったわけではありません。
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