『100の質問 No.7』子どものかんしゃくどうしますか?
私が『私だけの子育て本』という言葉を思いついたのは、息子のかんしゃくに悩んでいた頃を思い出したことがきっかけです。子育て本に書かれていることはあくまで一般論であり、そこにある子育てアドバイスも全ての子に効果があるわけではない、と息子を育てる上で実感したからです。
2歳頃の息子は本当にかんしゃくが酷かったです。一度泣き始めると1時間近く泣き叫んでいたため、私は相当なストレスを溜めてました。
ある日、子育てのプロに相談する機会があったのですが、その方からのアドバイスは、
「抱きしめてあげて」
「気持ちを受け止めてあげるような言葉をかけてあげて」
というものでした。
早速自宅で実践!と思いましたが、かんしゃく中の息子は抱きしめようにも暴れるし、大声で泣いてるので言葉をかけたところで全く耳に届いていない様子。
「何だ!全然役に立たないアドバイスじゃないか!」と私は憤慨していました。
でも今ならわかります。子育てのプロのアドバイスというのはあくまで一般論。このアドバイスがとても役に立つママさんもいるでしょう。でも全ての子に当てはまるわけではないのです。
もしアドバイス通りにやってみてうまくいかなかったとしても、「これはうちの子には当てはまらないんだな。それじゃ次は違う方法を試してみよう。」と思えばよかったのだと。よい解決策にたどり着くための選択肢の一つをつぶせたのです。
その後、私はどうしたか?と言いますと、
息子の様子をじっくり観察していました。
観察の結果、息子の場合、思う存分気が済むまで泣けば自然に泣き止むのだということがわかりました。逆に言えば、本人の気が済むまでは、こちらはどんな働きかけをしてもダメでした。
だから
ただ息子を見守ればいい。
そんなことに気付くことができました。
とは言え、時にはこちらもイライラしてしまいそうになるため、そんな時はすっと側を離れました。「泣き止んだらママを迎えにきてね」と伝えて隣の部屋に移動したり。
ママがイライラすることは子供にとってとても悲しいことですね。
だからママである自分の気持ちも大切するようにしていました。
息子は思う存分泣いた後は、ケロッと泣き止む子でした。その状態になってから、抱きしめたり、落ち着いて話を聞いたりして気持ちを受け止めていました。
このように、目の前の息子をじっくり観察し、パターンを発見することによって、よい解決策に辿り着くことができるようになりました。これはかんしゃくに限らず、子育てで困ったことにぶつかった時には、同じような方法で乗り越えてきました。
ちなみに我が家の息子、今は全くかんしゃくは起こしません。今まさにかんしゃくに悩んでるママさんにエールを送りたいなと思う今日この頃です。
参加メンバーの答えはこちら♪
以前の私は癇癪を起こす。原因を知り、早急にそれを解決してあげなければならない。という思考が働き、どうしたの?これはどう?と質問責めにしていました。また周りの目も気になり、泣かせている親=育児放棄している人 に見られたくないこともあり、ちょっとでも泣き止ませる努力をしてますアピールもしていた時もありました。
しかし、子供と向き合ううちに、何をしても泣く時は泣く。
一旦落ち着いて、こちらの声が聞こえるまでは待つ。周りの目は関係ない。が私には一番心地よい解決策だとわかりました。
だから、癇癪が起きる。静まるまで観察して見守る。をしています。落ち着いてから、言葉が届くようになって共感の言葉がけをします。
公共機関でも、人からどう思われようとそれを貫いています。いつまでもしつこく泣くなら、他の人にバトンタッチする、もしくはその場から離れます。
自分がイライラして怒鳴りたくない。がベースにあってその行動を回避するためです。
子どもが癇癪を起こしたら、私も癇癪を起こしてました。
それをすると子どもの気持ちの持って行き場が無いなと思い、出来るだけ見守るようにしてます。
疲れてるのか?我慢してるのか?
何かしらのサインと思ってみて行くようにしてます♪
子供が癇癪を起こしたら
●昔
人の目を気にして、必死に癇癪をおさまるようにして,自分もイライラしていた。
癇癪=悪い事 と思っていた。
●今
しばらく放置して、おさまるまで、ほっておく。
自分が体調が悪かったら、その場を離れるか、
少し、みえるところで様子を見て、落ち着いたら、散歩にいく。
気持ちは、共感するように、ただ感情を認める。
参加メンバーの、
「癇癪を起こしたら、原因を知り、早急にそれを解決してあげなければならないと思っていた」
「癇癪=悪いこと と思っていた」
という答えを読んで、癇癪はすぐに解決しなければならないことでも、悪いことでもないのだなと気付きました。癇癪を起こすことで、子供は自分の素直な気持ちを思い切り表現しているだけなのかも知れませんね。
皆さんの答えもぜひ考えてコメントしてみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?