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【人は忘れる生き物だ】学んだ事を一生忘れない方法

【人は忘れる生き物だ】

2/26から金メダリストコーチの平本あきお先生の
「現場変革リーダー養成講座」に通っています。

講座が始まってから2週間が経過し、
すでに
・怖かった人が優しく見えるようになった
・社内の人から応援してもらえるようになった
というような変化が出てきました。

今日はこの2週間の「気づき」を記録していきます。


〜〜〜〜


私は昔から覚える事が苦手でした。

努力した割には成績はぼちぼち。

というか…
成績は悪い方だったかも。

高校の英語は、
英単語が全然覚えられずにテストは17点…。

数学だって公式が覚えられずに29点でした。

人の名前を覚えるのも苦手だから、
日本史も世界史も、そりゃもう壊滅的です。


それは大人になっても相変わらずで、
せっかく本を読んでも
内容が頭からスーッとこぼれ落ちていく。

なんかいい事書いてあったけど
ほとんど覚えてない…という事が日常茶飯事でした。

どんなに分厚い本を読んでも
その努力が泡となって消えていくんです。

そしてまた新しい本を読む。

周りの人はどんどん成長しているのに
私は全然成長できていない。

少しだけ前に進んだと思ったけど、
それは勘違いで、
実は同じ場所でバタバタもがいているだけなんじゃないか。

まるでハムスターが回し車を漕ぐように
同じ場所をグルグルと回っているだけなんじゃないか。

前に進みたいのに、私は進めない。
周りと比べて劣等感を抱えていました。


でも、こんな私でも
ある事を意識したら2週間で
変化を感じられるようになったんです。


きっかけは、
私の恩師である高橋宏和先生から
「人は忘れる生き物だ」という事を教わったこと。

人は新しい事を学んでも
わずか1時間後には約56%の情報を忘れてしまうそうです。

さらに
・1日後には67%
・6日後には75%
・31日後には79%もの
情報を忘れるんだとか。
(byエビングハウスの忘却曲線)

どんなに新しく学んでも
1ヶ月後には8割が消えてしまう。
ほとんど覚えていられないんです。

これって、仮に100万円払ったとしたら
1ヶ月後にはたった20万円ほどの情報しか覚えていないということです…。

80万が泡のように消える…。
コスパ悪すぎます…。

これじゃあ、学んでも学んでも
成長しないのは当たり前ですよね。

というか私は本当に同じところを
グルグルグルグル回っていたんだと思います。

こんな負のスパイラルに陥った私に、
先生が口を酸っぱくしておっしゃったのが
「復習する事」でした。

短い期間で何度も何度も復習すること。

そこには人の特性も関係しています。

まず大前提として
1:人は忘れる生き物
2:人は新しい刺激が好き

というものがあります。
この特性を押さえるだけでも
復習の重要性がきっと伝わるはず。

「人はすぐに忘れるし、新しい刺激が好き」

これなんです。

少し分かりにくいと思うので、
自転車に例えて話してみます。

あなたは、自転車に乗ったことありますか?
自転車には最初からすんなりと乗れましたか?

お恥ずかしながら私は、
まぁポンコツなので、めちゃめちゃ苦労しました。

小学生の頃、クラスのみんなが
「自転車に乗れた!」と話す中、焦りながら

何度も何度も転んで、腕や膝をすりむいて、
父の助け、母の助けを借りながら日が沈むまで練習しました。

そしてようやく1人で乗れるようになったんです。

ただ、こんな私でも
さすがに自転車に乗ることはできました。

何度も何度も繰り返し練習することで
少しずつペダルの漕ぎ方、バランスの取り方を
覚えていきました。

最初は目の前のことに必死で、
手元を見てフラフラしながら
恐る恐るペダルをこいでいたのに。


もう何年も自転車に乗っていないけど、
今ではボーっと上の空でも自転車に乗れるでしょう。

「サイクリングに行こう!」と誘われたら
風を切ってスイスイと自転車を漕げます。

さらに
「景色がきれだね」とか
「こんなところにカフェがあったんだね」とか

会話を楽しんで、木々や街並みを眺めて
新しい場所を発見することもできるでしょう。

こんな風に慣れてくると
最初は必死で、
見えてなかった部分まで
目を向け、気づく事ができます。

ここがポイントです。

ペダルを漕ぐ、バランスを取るという動作や、
そこにある風景は「何も変わっていない」のに、
何度も何度も繰り返して慣れることで、
自分が見える景色は「変化していく」んです。

これは勉強にしても趣味にしても
どんなことにも同じことが言えるんじゃないでしょうか。

初めて触れた時よりも
2回3回と回数を重ねるたびに、
より深く自分のものになっていく。

ただ単純に
同じことを繰り返しているだけなのに、ですよ。

新しい世界が見えて
目の前の可能性が広がっていくんです。

私も含め、きっとほとんどの人は
復習が苦手なんじゃないかなと思います。

だって、復習って地味なんですもん。
新しいものがキラキラと輝いて見えますもん。

でも何度も同じことを繰り返さないと
知識を自由自在に操れるようには
ならないんじゃないかと思うんです。

「知識はあるのに成果が出ない。」
「学んでいるはずなのに
なんだか全部がフワっとしている」

もし、こんな悩みを抱えていたら、
もしかしたら復習が足りていないだけかもしれません。

自転車の練習にしろ
人の名前を覚えるにしろ
道を覚えるにしろ1回では完璧にはなりません。


定期的に復習しないと手元に残る知識にならないんです。

でも逆に一度、定着すれば
それは一生モノのスキルになる。

だからこそ、
復習って成長する1番の近道なんだなと。
(地味ですけどね。)

自分の記憶力を過信しない。
覚えた気にならない。
今できることをおろそかにしない。
学んだことを使いこなせるまで何度も復習する。
基本的なことを大切にする。


こんな風に
今できることを、1つ1つ丁寧にやっていたら
きっと思いもよらない、
予想以上の未来にたどり着けるんじゃないのかな。

こんな可能性に気が付けた2週間でした。


では、長くなりましたが、
最後まで読んでいただきありがとうございました^^

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