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生き方の原典  1章 人間と霊魂の働き14-16【複雑な人間の心・大切なのは奥の心】

人の心は表面だけでは駄目。腹を立てるなというと、上っ面だけ腹を立てない。この人の奥の心を調べてみると、噓つき。背後を調べてみると、表面だけうまくやっていればいいという亡霊が憑いている。ところが本人は表裏とも自分の心は清いと思い込んでいる。
これではいくら除霊しても、また同じような霊魂が憑く。病気も治をらない。

自分の心とは、ある霊魂の心と言える。医学的に言えば、心は脳中枢にあるということになるが、実はある霊魂が脳中枢を通じて心を作っているのである。例えば腹を立てると、そういう幽界の霊魂が波長を合わして、ついにはその霊魂の性格、つまり腹を立てやすい性格が、自分の性格となってします。またその霊魂が肺病で死んだ霊魂だとすると本人の肉体まで変化を与え、肺病になってしまう。

人に亡霊が憑くと、その性格はもちろん、病気などその亡霊が持っているものは全部、本人に移る。それが自然霊や動物霊の場合は、特に病気にしてやろうと目的を持っている場合以外は病気にならない。それは彼等が、病気という観念を持っていないからである。


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