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やらかし月曜日

先週の月曜日はなんだか、昼間忙しかったせいか、施設にいる母のご機嫌がいまいちで、施設の人におわびしたりしていたせいか、後から思えばなんだかあやしかったのだけれど、そういうのって、その時はきづかなかったりすることが多い。

決定打は夕食後、PCで作業をしていたその時、あっと思った瞬間にそばに置いていたグラスが倒れ、PCが水濡れしてしまった。

長年PCを使っているけれど、初めてのことで慌てて表面をふいてとにかく電源を落とす。スマホで検索すると、裏返しにしろと書いてあるので、タオルをしいて裏返しにする。

いろいろ検索してみるが、とにかく完全に乾くのを待って、電源が入るかどうか確かめ、データをとれるかどうか確認してから点検に出せというのが一般的だった。

保証期間を確認すると半年前に切れていた。
だいたい保証期間てそういう感じになる。
使っていたパソコンはコロナの給付金で買ったので、3年半ほど使っていたが、保証期間が3年に設定していたのだ。

とりあえず、点検まで考えるとかなりの期間PCが手元にない状態になる。
私は在宅時はニュースからドラマ視聴から、動画からほぼPCに依存した生活を送っているので、手元にないのはかなり厳しい。

その上「2040年の「働く」を考えるプロジェクトの発表の予定があったり、久しぶりの講師の仕事の事前課題の作成があったりとものすごい間の悪さなのだった。

それにしても、基本おっちょこちょいなのがあるので、職場ではデスクで蓋なしの飲み物は飲まない生活をしているのに、いったいいつから自宅では普通のグラスやカップで飲むようになったのか思い出せない。

いつこぼしてもおかしくない自覚を持っているのに、いつのまにか、全然危機感がなくなっていて、そのことにすら気づいていないのだから恐ろしい。

これでPCが使えなくなったら、データの有無も含めて、自分にとってはかなり大きな損害を被ることになるのだけれど、なんだか全くそんなことを考えていなかった自分がいることに気付いた。

やらかして初めて、人って本当に本当に慣れてしまう生き物なんだと実感する。

動画やテレビはともかく、必要な作業もあるので、結局いろいろ検索していたら、レンタルPCの案内があり、値段も自分的には納得できる12000円/1か月というので、借りることにした。officeがないものならもう少し安く借りられるようだが、パワーポイントを使いたかったので、officeつきにする。

ちなみに出張やイベント用で3日ぐらいのレンタルでもお値段は7~8千円でちょっとしか変わらない。発送やクリーニングの手間のほうが大きいということだろう。

水曜日に申し込んで、金曜日に受け取り、今記事を書いているのはレンタルPCである。

あっという間に届いて、クラウドからファイルを落とし、なんとか作業をすることができた。
思えば便利な世の中ではある。

このPCも水寝れした場合は買取になるとのこと。
もちろん、飲食しながらの作業は一切やめ、PCはいったん違うところに移してから食事をしている。
作業中に飲むときは、蓋つき限定である。

本来これが当たり前のはずなのだけれど。本当に人は慣れてしまうのだ。
今回はくれぐれも、日々の大切な習慣として忘れないように、
身に染みたやらかしだった。

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