見出し画像

2020年5月7日 原油価格マイナスの影は遠のく?

こんにちは。ハッピーくんです。
今日は1日廃人のように携帯ゲームをしてしまいました。
ダビマスという競走馬育成ゲームなのですが、今日ダウンロードして、ゲーム中の15年を過ごしました。

地球の1日がゲームの15年とすれば、相対性理論を適用したら、ゲーム空間は地球よりも重力が弱い?って事ですかね。
インターステラーを観た余韻が残って変な事を書きましたが、本日はこの記事です。

遠のく原油 「マイナス」の影:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO58796760X00C20A5ENI000/

4月20日の暴落の一因となった期近物に特化したファンドの運用が大きく修正され、先物の決済期日直前に投げ売りの連鎖が起こるリスクが低くなったことや、世界で経済再開の動きが見られ始めたことから、原油先物価格が再びマイナスに陥る可能性が低くなっているという内容です。

期近物とは:
先物・オプションで取引できる限月のうち、最も近い限月のこと。略して「期近」ともいいます。取引の中心となる限月ですが、取引最終日が近づいてくると次の限月に乗り換えるロールオーバーの動きが増えてきます。
大和証券HPより

実際、6日のニューヨーク市場では、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物6月物は1バレル23.99ドルでした。これは4月半ばの水準を上回って来ています。また期近物より期先物のほうが価格が高くなる「コンタンゴ」という状態がかなり解消されて来ているようです。

4月にコンタンゴが大きくなったのは、原油先物を運用する投資信託の運用方法に要因があります。たとえば米国最大の「USオイルファンド(USO)」は4月まで運用の大半をWTI期近物で運用しており、期日が近づくと、期近物を売り1つ先の先物を買って移し替えていました。もともと原油価格が急落している中で、この移し替えによって期近物の価格がより崩れることになっていたのですね。

期近物を買ったまま期日を迎えると原油を引き取る必要があり、原油需要の急減で貯蔵施設も埋まって来ていることから、原油が投げ売りされ、4月にマイナス価格を付けたようです。現在はこのようなことにならないように運用しているみたいです。

また経済活動の再開が進んでくると、ガソリン需要が復活し、原油貯蔵施設にも余裕が出始める可能性は高くなります。そうなると、4月のように原油の現物を押しつけ合うこともなくなりそうです。これを受けて、4月下旬には貯蔵の代替先として急騰した石油タンカー株はこの1週間ほどで元の株価に近づいています。

原油相場が安定してくると、不安要素が一つ減ることになりますが、このまますんなりいってくれるのですかね?

産油国間の減産の取り決めやアメリカとのシェールガスの兼ね合いなど、まだまだドロドロしたニュースは続きそうな気がしていますがどうでしょうか?
難しい問題ですね。嫌いではないですが。

それでは本日もありがとうございました!

ハッピーくん



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?