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2020年6月5日 積荷が無く洋上を漂う船が増加中?

こんにちは。ハッピーくんです。
金曜日が終わりましたね!
週末は哲学の本とお金の本を読みたいです。

さて、本日はこの記事です。

洋上漂う自動車運搬船:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO59922840T00C20A6QM8000/

超要約

完成車を専門に運ぶ自動車運搬船の需要が低迷しています。世界各地で自動車工場の稼働が停止しており、積荷のない船が150隻以上も海を漂っています
現在、貨物の急減で輸送効率が悪化し、輸送コストが上昇しています。
基本的に自動車船は自動車メーカーの年単位の需要予測に応じて運航計画を組むため、このような急な変動時にはコストが回収できなくなります。
そこで供給調整のコストが安い洋上待機でしのぐという対応をとっているため、このような事態になってしまいました。

知っておきたいこと

◯海運会社が行う市況低迷時のコスト削減策
コールドレイアップ
乗組員を船から降ろし船の稼働を完全に止める係船のこと。
他にも、稼働隻数の調整策では、エンジンを完全には止めず一部船員を残して停泊地にとどまる「ホットレイアップ」や、エンジンを止める「洋上待機」があります。
船を解体業者に売る「スクラップ」は最終手段です。

まとめ

自動車工場が停止すると、輸出車などを運搬する船にも影響を及ぼします。
船をどのように管理するのかが海運会社の経営に直結するため、現在はコストが抑えられる洋上待機が増えています。
なんとかスクラップの判断が増えてくるまでに輸出車を世界に届けたいですね!

それでは本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

ハッピーくん



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