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2020年7月30日 東京海上が走行データから事故調査?

こんにちは。ハッピーくんです。

本日はこの記事です。

東京海上、5分で事故調査 自動車走行データで解析:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62002090Y0A720C2TJ2000/

東京海上日動火災保険が主力の自動車保険でドライブレコーダーを活用し、遠隔地から「現地調査」できる仕組みを開発しました。

自動運転が普及すると、事故原因の調査方法は根本から変わってしまいます。

そのため、デジタル化で業務を効率化し、続発する自然災害など新たな脅威に備える商品開発を急いでいます。

東京海上は3月、データ分析企業のALBERTと組んで事故状況の再現システムを開発しました。

通信機能を内蔵したドライブレコーダーで事故が起きた場所を把握し、映像から相手車両の動きや信号などを読み取り、加速度センサーで衝突時の速度などを分析する仕組みです。

自動車保険では加害者と被害者の責任割合を基に、保険金の支払額を決めます。

トラブルを避けるには事故状況を正確に再現する必要がありました。

従来は社員が電話で聞き取っていましたが、事故直後で「悲しい思いをされている契約者から情報を引き出すのは難しいこともあった」(損害サービス室の川野恵里主任)。

詳しく調べるために現場を実際に訪れることも多く、示談交渉の根拠となる事故報告書の作成に約1週間かかってしまっています。

なんと、この新システムなら5分で終わるようです。

デジタル技術で保険サービスを高度化する取り組みは「インシュアテック」と呼ばれ、国内外で新興企業が勃興していまふ。

東京海上の強みは過去データの蓄積です。

新サービスではすでに500万件超の事故データをAIに学習させ、どんな事故ならどんな負担割合になるか、過去判例など約6千通りから自動で選び出すようにしているため、精度はかなり高そうです。

映像や画像をAIに解析させることで、あらゆる分野で感情や記憶の曖昧さなどを抜きにした判断ができるようになりそうですね。

それでは本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

ハッピーくん

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