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2020年7月6日 世界中で企業が格下げされた?

こんにちは。ハッピーくんです。

本日はこの記事です。

格下げ最多 世界で1400社 中銀支援で債務拡大:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO61179560V00C20A7MM8000/

企業の借金を返す力が落ちているます。

それを示すニュースがありました。

今年格付けが下がった企業は世界で約1400社と最多のペースで増え続けています。

格付けとは?
企業などの債務返済能力を記号で示したもので、社債の投資家にとって取引の重要な判断材料になる。米S&Pグローバルや格付投資情報センター(R&I)といった格付け会社が、事業の競争力や財務の健全性を分析し、デフォルト(債務不履行)になる可能性を総合的に判断する。S&Pの格付け記号は、債務返済能力が非常に高いとする「トリプルA」が最上位だ。返済能力が相対的に高いとする「トリプルB格」以上が「投資適格級」で、これを投資の条件とする年金基金などもある。「ダブルB格」以下は「投機的等級」で、発行された債券は「低格付け債(ハイイールド債)」となる。

格付けが下がると、借り換えのコストが高くなってしまいます。これにより、「返済が優先され、投資に資金が回らなくなる」(大和総研の佐藤光氏)との懸念もあがっています。

格付けが下がると本来、条件が悪化し資金調達がしにくくなります。しかし、現在は状況が少し異なります。

米連邦準備理事会(FRB)は社債買い入れを個別企業に広げ、日銀も買い入れ枠を拡大しました。

不可抗力とも言える今回の騒動で、本来なら競争力を保てるはずの企業が破綻するのを防ぐ狙いとしてはいいのですが、資金調達環境の改善で、元から財務が悪化していた企業も救済する形になっていることが問題となりそうです。

株価の推移も読みにくい状況ですが、毎日理由を考えて投資の大局観をつかみたいですね。

それでは本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

ハッピーくん

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