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【2月の熊野古道】1人であるいてみたら...③

準備は十分!
ではなかったですが(笑)、いよいよ「熊野古道 中辺路 巡礼の旅」へ出発!


◆新宿~滝尻王子

夜行バスでは思いのほか熟睡でき、コンディションは上々。
紀伊田辺駅(和歌山)に到着後、
さっそく路線バスへ乗り換えて「滝尻王子」へと向かいました。

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滝尻バス停で下車後、観光協会に立ち寄り押印帳をゲット!
全てのスタンプををゲットできるのでしょうか⁉

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さて、いよいよ出発!と思った時、一軒の茶屋?カフェ?を発見。
コーヒーが飲みたくなり、つい立ち寄ってしまいました...笑

お店のお姉さんがいろいろなことを教えて下さったのですが、
この「熊野古道中辺路ルート」に宿が少ないのには理由があるんだとか。
浄化槽の整備が進んでおらず、大規模な宿を開くのが難しいそうです。
計画を立てる際、宿が少なく、料金もお高めな印象を受けましたが
こんな理由があったなんて気付きませんでした...笑

しかし、今後この「中辺路」を歩こうとお考えの方に朗報が!
インターネットの予約サイトに載るような大規模な宿は少ないものの、
民泊予約のようなサイトで探すことのできる宿は意外と多いそうです♪
ルートから遠ざかってしまうものの、
バスを利用すればお手頃価格のゲストハウスに泊まることも可能ですので、選択肢の一つとして考えてみるのもありだと思います(^ω^)

私もいっしゅん宿に泊まることを考えましたが、
今回はわざわざ重いテントを背負ってきましたので、
泣く泣くキャンプ場に宿泊する決意を固めました...笑

◆いざ出発!
 「滝尻王子~高原熊野神社」

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歩く前に休憩しているうちに10時を迎えてしまったため、急いで出発。

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太陽の日差しを全身で感じながら、緑がキラキラ輝く道を歩きました。

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途中、標高340mほどの「飯盛山展望台」で麓の景色を眺めることができました。
鳥たちの鳴き声が平安時代を思わせる優雅さで(生まれてないけど...笑)、
つい時間を忘れてゆっくりしてしまいました。
ここで見た景色が、2日間の中で一番きれいだったように思います!

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しばらく歩くとお昼の時間になっていましたので、
ベンチに座ってしばしごはんタイム🍽
夜行バス休憩のSAで購入した「めはりずし」と普通のおにぎりを食べて
午後のエネルギーをチャージしました。
「めはりずし」はこの辺の名物で、期待以上の美味しさに感動!
関東でもどこかで売っていないものか......

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お昼ごはんで完全に元気1000%くらいに復活したので、
高原熊野神社に向けて再度あるき始めました。

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思ったより早く到着することができました。

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出発からここに至るまで、一度道を間違え30分以上ロスしてしまった箇所があったものの、地元の方が道から外れていることを教えて下さったおかげで何とか軌道修正できました。
そして親切なことに、道を間違えてしまった場所まで車に乗せて送り届けて下さったのです!
この親切さがなんとも自然で、決して押しつけがましくなく、
「旅人に寄り添う」ような素晴らしい気遣いそのものでした。
この中辺路ルートで出会う地元の方は皆さんそんな方ばかりで、
とても有難かったです。

その④へつづく

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