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SDGsボードゲーム

SDGsボードゲームを体験したことがありますか?
「SDGsを自分ごと化する!」のキャッチコピーで、SDGsに関する国内の取組事例を通して、わかりやすくかつ楽しみながら学ぶボードゲーム。私もその認定ファシリテーターとして活動していますが、今回はそのSDGsボードゲームについて綴ってまいります。

エンジニアが開発したボードゲーム

SDGsという言葉の認知度は、随分あがっておりますが、貧困や地球温暖化といったちょっと自分より遠い国の出来事のようなことと思っている方もまだ多いかもしれません。

2030年までに掲げられている17のゴール達成には、単に先進国や大企業だけが取り組んで解決するのではなく、途上国含め中小企業や学校という団体レベルだけではなく、私たち一人ひとりも行動し共にコラボレートが必要です。SDGsについては、以下の記事も。

そんなちょっと遠い感覚のあるSDGsと私たち一人ひとりをつなぎ、社会課題を「自分ごと化」する、そのための体験型ボードゲームとして未来技術推進協会のエンジニア達が開発したツールです。

SDGsボードゲームの正式名称は

「Sustainable World BOARDGAME」


SDGsに関する世界の課題解決事例を楽しく学びながら「SDGs達成」と「自己成長」を目指します。大人から子供まで、SDGsの理解だけでなく、協力の大切さや広く深く考える思考力、現場感や課題感を養うことができます。

SDGsを楽しく学ぶツールはいろいろありますが、事例が国内の実例ということもあり身近に感じやすく、かつ参加者同士が協力しあいながらゴールを達成するプロセスでの気づきが深くおすすめのツールです。


SDGsボードゲームの概要

SDGsボードゲームでは大企業、中小企業、大学、善意団体の4つのプレイヤーに分かれ、それぞれの年間予算や条件設定のもと、2030年までに以下の2つのゴールを目指していきます。

1.SDGsの17のゴールを達成する
2.自己成長する(ランクアップする)

各ゴールのスコアを上げるためには、SDGsの3つのキーワードである「環境」「社会」「経済」に関する課題の解決のための「ミッションカード」を実施することです。

そのミッションカードには、実施するために必要コストや具体的な協業先(コラボレート)、場合によってはトレードオフ(実施することで上がるスコアもあるけれど、下がるスコアがある)があります。また自然災害などのマイナスな出来事や好景気で予算が増えたりとするイベントなどが随時訪れるので、ハラハラドキドキしながらゲーム自体も盛り上がっていきます。

自分ごと化するための振り返り

このSDGsボードゲームをより自分ごと化するためには、ゲームを終えてからの振り返りの時間をどう展開するかで違ってきます。これはどんな活動や体験をしても同様なのですが、せっかくの気づきや今後の行動のタネが芽生えても、振り返りがなければ単に「楽しかったね」で終えてしまうからです。

ひとまず「楽しみながらSDGsを学ぶ!」というゴール設定であれば、参加者から「楽しかった」「もっとSDGsを知りたくなった」という感想が聞けたら成功です。

「自分ごと化する」となると、その楽しさや知りたくなった感情の背景をできるだけアウトプットする、言語化することがポイントになります。時間の流れに沿って出来事を整理し、その時の感情の動き、またこれまでの自身にある知識、体験や経験などと紐付けることです。そして、今日のこのあとからの行動への宣言に繋げることができれば、ひとまずの完了でしょうか。

実際の行動への変容や定着までがゴールであれば、宣言後の具体的な取組について、ゲーム後にも行動をウォッチングやフォローできる環境を整えるとよいかもしれません。今はSNSを使って簡単にシェアしあえるので、そのあたりも活用するとよいですね。

SDGsを自分ごと化する。ボードゲームおすすめです。

このSDGsボードゲームは、各地にいらっしゃる認定講師が不定期的に開催されてますので、未来技術推進協会のサイトからチェックしてみて下さい。
また、オンラインでの開催については私も対応しておりますのでお気軽にお問合せ下さいね。お問合せは、こちらから。

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