イペーの花
桜が葉桜に変わり、次の季節に移りゆくころ、沖縄のあちこちでは鮮やかな黄色い花が賑わいをみせてくれます。天気の良い日の色のコントラストがとてもまばゆい、それがこの「イペー」。ちょうど見頃の時期でよい画像も収めたのでイペーについて少し綴ってまいります。
イペーの花
このイペーの花、木に突然花が咲くような、まさに桜同様に花が咲いた後に葉が出てくるという特徴があるようです。3月〜4月上旬までの約1ヶ月くらいは咲き誇り、青空はもちろんくすんだ天気でも黄色の鮮やかさは際立っています。
このイペーはブラジルの国花とのこと。アルゼンチンでは「ラパーチョ」と呼ばれ、ピンクの花を付けるものが多いようです。かつての琉球が国外との交易をしたり、移民としてブラジルへ渡ったりと人が行き交い交流したことをイメージさせます。イペーが沖縄でみられるのは、緑化事業として県民にイペーの種が無料配布された歴史があるようです。
花のカタチが6〜7cmの大きさのラッパ状になっており、別名ゴールデントランペットツリーと呼ばれています。
そして、イペーの花言葉は「秘密の恋」。
ちょっとだけキュンキュンしちゃいますね。
ちょうど今が見頃ですよ。
今年はまだコロナ禍で、移動の制限がありますが、地元沖縄市はじめ県内あちこちに「イペーどおり」がありますので、季節を味わう一つとしてラインナップされてくださいね。
今日もイペーが鮮やかに心地よい風のふく1日でした。
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