産んでくれてありがとうを伝える日
2月4日は誕生日。たくさんのおめでとうのメッセージが日付が変わると送られてきて、歳を重ねるとはいえ一年でも嬉しい日ですね。お誕生日には「産んでくれてありがとう」のメッセージとお花一輪を母親にプレゼントするのが恒例なんですよ。今日は、誕生日に伝えるメッセージのことを綴ってまいります。
産んでくれてありがとうと伝える日
お誕生日といえば、みんなに「おめでとう!」とお祝いされプレゼントをもらえる日だと思っていました。そりゃあそうですよね〜、小さな頃からそうやって過ごしてきたんですから。
それが変わったのが、20歳の時にカナダに留学した時です。知らない土地で様々な文化や人種に触れる中で、たくさんの気づきがありました。中でも、自分が今ここにいること、そもそも生まれたことが多くの奇跡の連続なのだと気づいたことは大きかったですね。それをたどっていくと、私がこの世に存在した日が誕生日だとすると、やはり「産んでくれたこと」への感謝が溢れてきたんです。
その時に初めて母に「産んでくれてありがとう」を伝えたんですよ。それからです。毎年の誕生日には、母にお花を一輪と「ありがとう」を伝えるという。そして、歳を重ねるごとにその気持も増すものですね。やはり色々と経験を重ねることでしか育まれないものや想いがあるのだなあと改めて感じるものです。
受け継がれる命、誕生日
この私の誕生日の恒例が、今や我が家の誕生日の恒例につながっています。こども達は私の誕生日に、祖母(私にとっての母)に「お母さんを産んでくれてありがとう」を伝えてもらっていますよ。その時には、この命がどうやって繋がってきたのか、そしてなぜ私が「ありがとう」を伝えるのか。このなぜ、とかやる理由はできるだけこども達に丁寧に伝えることは心がけています。形骸化しないためにも大事なことかなあ、と。
もちろん我が子達は、自分の誕生日に「お母さん、産んでくれてありがとう」を必ず伝えてきます。思春期になると照れながらですが。命ってそうやって繋がっていくんですものね。この恒例が、こども達のそのこども達へ繋がっていくといいな〜なんて密かに願っています。
今日は私の誕生日。
母へメッセージをしっかり届けましたよ。
「産んでくれてありがとう」
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