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言葉は言霊、わたしを支えるひとこと

人生は、言葉に大きく影響を受けているようです。
たったひとことで人を傷つけ、傷つけられ、どん底まで落ち込んだり。
たったひとことに勇気づけ、勇気づけられ、鼓舞し、大きな決断やチャレンジをしたり。

あなたはどんなひとことに勇気づけられ、励まされ、今を生きていますか?
言葉は、言霊。私達は言葉の持つパワーに、大きく影響されています。それは、言葉には魂が宿っているから。

わたしもこれまで数々の言葉に出逢い、支えられ、今があると実感しています。そして、これらの言葉を一人でも多くの人に届け、何かの選択の場面や生きる上での糧になることを望んでいます。

そんな想いから、わたしを支えるひとことを綴っていこうと思います。

カナダへの自分探しの旅

理学療法士の父の影響を受けて大学は社会福祉を専攻しました。当時はようやく福祉系の専門職が国家資格として承認された頃。学問としての面白さはあったけれど、就職やその後のイメージが私には不十分でした。大学3年を終えて休学し、福祉を学ぶためにと称してカナダへ留学。本当の目的は単に自分探しの旅へ。私は本当は何をやりたいのか?何のために生きているのか?そんな問いに答えがみつからない歯がゆさに答えを求めて。

日本よりも20年は先をゆくカナダの社会福祉、多様性を認めあう市民社会には目からウロコ。井の中の蛙大海を知らず、まさにこのことだと実感した最初かもしれません。

誰一人私のことを知らない世界で、私自身が何者かを語り、主張しなければ存在し得ないのです。今までどう生きてきたか、何を大事にしていたか、何を恐れていたか。過去の自分という一方で、それに囚われず開放されていいことを感じたものです。私は本当は何がしたいのか。

私の目にあなたは高価で尊い

カナダでの生活を支えていた一つがクリスチャンのコミュニティです。海外の留学生をフォローしながら、聖書の学びを説いていました。そこで出逢った言葉、それが

「私の目にあなたは高価で尊い。私はあなたを愛している」
 〜イザヤ書43章4節〜

神様(イエス・キリスト)の前に、私は高価で尊い存在である。良い私も、醜い私も、どうしようもない私もひっくるめて「ありのままですでに素晴らしい」ということを。

「わたしのままでいい」この言葉がビビっと身体を突き抜けていき、なんとも言えない優しさと大いなるものに包まれた感覚を抱いたのです。そして同時に、これを誰かに伝えたい、実践することが私の使命だ。そのために福祉をやる、早く日本に、沖繩に帰りたいとそう感じたことを覚えています。

ありのままを愛することを

「私の目にあなたは高価で尊い」この言葉は、私のこれまでのキャリアの原点です。出会う人に、関わる人に必要なタイミングで届けていきたい言葉です。ありのままの自分をまるごとギューッと抱きしめてあげることで、どれだけのパワーが引き出されることでしょう。自分自身に宿る生きる力、向き合う力、乗り越える力が必ずや発揮されることを誰よりも信じていたい。
そんな想いを込めて、これからもひとことをお届けしていきたいです。

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