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毒親は人に順位をつける

毒親に育てられた夫と暮らす妻
幸せパンダです。
最近夫婦関係が良くなり、2人で
会話する時間が増えさまざまな
事を話し合えているのですが、
よく両親の話を夫にします。

最近私の父が認知症が進んでしまい
認知症ってこどもに戻っていくと
いうことなのかな?と思うくらい
一緒に住んでいる母を困らすことが
多くなり、付きっきりの母が
私に助けの電話をしてくることが
ありました。
それは父がお酒がないとご飯を
食べないといっていて困っている
というのです。
私が電話にでることができない
30分間に母は5.6回数分置きに
電話してきてその度に留守電に
同じ内容の伝言を残し、私が
着信に気がづくと何かあったのか
と心配したのですが、内容が
内容だけにあきれました。

でもお正月に2日半行方不明になって
このまま寝たきりになるのではと
本気で心配していたので、
わがままを言えるくらい元気に
なったのだなとよかったと思う反面
母のことが心配になりました。
まるで子供の面倒を一生懸命しすぎて
ふりまわされている育児中のママに
見えたからです。
そこまで回復したのなら、食べたく
なければ食べなくていいし、お酒を
ださなければ食べないからと
毎食事に与え、ついに無くなり
こんな状態で父を1人にして
買い物にいけず、私にどうにかして
ほしいというのです。

私も上の子が幼い時に、何をだしても
頑固としてご飯を食べない時があった
時に私はヒステリックになって何が
なんでも食べさそうといろいろして
自分を追い詰めていました。
それを見ていた夫は食べたければ
食べなければいいやん!というのですが
食べなければ栄養が足りひんやん!と
突っぱね、でも手をつくしてもこどもは
食べてくれず私も疲れてしまって
頑張ることをやめたんです。
そんな昔のエピソードを思いだすような
出来事だったのです。
ちなみにお酒といってもノンアルコール
です。父は長年お酒の飲みすぎで
肝臓の数値がよくないのです。
お酒を飲みながら死ぬのが父の願望
でしたが、実際はそういうわけには
いかないのです。
たしなむ程度にしておけば長く
もっと楽しめただろうに、お酒を
飲むことでストレスのはけ口に
していたのですから自業自得だと
思います。
ノンアルコールも人工甘味料や
化学調味料たっぷりなのでむしろ
肝臓への負担増かもしれませんが、
なんせ正月だからといってアルコール
を飲んでしまい帰り道がわからなく
なったのですから、もうお酒は
飲ませません。

しかも糖尿病もわずらっているので
血糖値が爆上がりするので本当は
飲ませたくないのですが、今は
ノンアルコール飲料を飲むことが
父の唯一の楽しみになっています。
はじめはノンアルなんてといって
いましたが、アルコールを渡さずに
いると1度飲んでみるといって
結局それで気分が紛れている
みたいです。

最近実家に帰ることが極端に多く
なって実家での話をするのですが、
それを聞いて夫は私の兄にさせたら
いいのにと言うことが増えて
きました。
それは私がしんどい思いをして
いるだろうと考えたことでは
あるのだと思うのですが、
私にしたら夫が義父の用事を
させられている時に思っていた
事をいってきます。

はじめは介護を私が頑張らなくてはと
意気込んでいましたが、夫にいわれて
考えを変えて、兄にも両親の世話を
お願いしているのですが、平日の
昼間は無理なので私が動くしか
ありません。
反対に兄は夜に父の体調が悪くなり、
病院へ行くのにタクシーを手配して
くれたり深夜2時に帰宅することに
なっていろいろしてくれた時も
あるのでお互い様だなと思って
います。
平日の昼間は私に、夜は兄にと
他のことも母も使いわけて
私にいってきたり、兄にいったり
しています。
夫が親父もそうやけど、『親って
こどもに順位をつけるやんな!』と
いいました。
それで今日のタイトルをつけたの
ですが、私の母は確かに兄大好きな
ところがあります。
母親は男の子の子供に溺愛
するものです。
でも私への接し方を変えている風に
感じることはなく、昔に兄の世話に振り
回されている時の母を見ていた時は
さすがにどうにかしないと思っても
どうしたらいいのかわからず悩んで
いたら、父の雷がおちて結局後から
考えたら雷を落としてよかったという
事もありました。
反対に父は私に溺愛していますが、
年をとり性格が丸くなったのか認知症が
進み性格が変わったのか兄にきつく
当たることはなくなり、ちゃんと食べて
いるのかとか心配する声掛けも兄にして
います。
兄もそれを感じているのか父に昔は
いろいろ怒られていましたが、実家に
帰ることも増えてきたのはここ数年
のことです。

その時その時で差があるものの両親は
私たち兄妹に常に愛情を注いでくれて
います。


でも夫は自分の父親が大切にしている人の
順番を知っているがゆえに長年
苦しんでいます。

義父の父親は早くに亡くなっていておらず
母親は6人兄妹を1人で育て上げたという尊敬
の思いがあるので世界で1番大事な人でした。
妻は世界で1番下!世界でですよ?
どこぞか知らない人より下と思っている
行動や言動に義母も子供たちも苦しみます。
義父にそのことをいうつもりはありませんが
もし聞いたら『俺はそんなことはして
いない!妻の為にお金も使ったし
夫として何も否がなかった』と言い張ると
思います。
実際に夫の幼少期に母親が出て行ってしまい
お前たちがいうことを聞かないせいだとか
意味のわからないことを発言していた
そうです。

夫を含むこどもたちは親戚以下で他人
よりは上という順番で、苦労した夫は
その時その時で用事を頼む私の母の行動
をみて、私よりも兄の方が母は大事に
しているといいます。
まぁ私も都度都度用事を頼まれるのは
しんどい時もあるので、私が父をみておいて
母に買い物にいってもらったり、外鍵を
買って母が1人で外出しても父が勝手に
家をでないようにしなければと考えたり、
もう寝たきりになるのではと心配して
いたのですが、また外出するといろいろ
問題もあるのですが、その問題に頭を
悩まさなくてはいけないのはありがたくも
思うのです。

夫は父親が旦様に無意識に?順位を
つけてそれに振り回された夫の人生!
結局妻が逃げて和解して戻ってきても
母親がこどもへの愛情がない態度に更に
夫は苦しむことになります。
今も傷は癒えておらず、幼少期に
食卓にでた食べ物を大人になって
食べているとエピソードを思い出す
みたいで私に話をするのですが
もうその話は耳が腐るほど聞いている
私はエピソード記憶女王であることも
影響していい思いをしません。
でも聞いてくれるのは私しかおらず
最近やっとこどもたちに話をするように
なりましたが、夫の考えは100%信用
している上の子は知らない間に
自分にされたことのように刷り込まれ
勝手におじいちゃんを嫌うように
ならないかなと思っています。
繊細さんなところがあるのでそこは
心配しています。

話は戻りますが、
私の父にはノンアルコールは1日1本に
してほしい、父の体の状態、糖尿病のこと
失明したら孫の顔もみることができないと
なんとか説得しました。
もちろん明日にはまたノンアルを飲ませて
くれというのはわかっていますが、ひど
ければ私に電話してきてと母にお願い
しています。
その度に私は父に失明していいのか
足が壊死して歩けなくなってもいいのか
母も兄も私も心配していることを、何度でも
伝えるつもりです。
こう思うのは母の事を思ってなのかも
しれません。
父にしたらお酒を飲んでいたいのに
それが叶わない、でも認知症が進めば
母が大変になる。いや違いました。
私が介護にふりまわされてしんどい
思いをするので私のためにしている
のです、だから心の中で葛藤するのです
飲ませていない自分は最後後悔しない
のかと。










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