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何度も母親に捨てられた夫

毒親に育てられた夫と暮らす妻
幸せパンダです。
私の夫は毒親に育てられ、父親の性格
と育て方が悪く幼少期も今も苦労して
います。
夫の家事のスキルは完璧で、誰もが
うらやむ家事のスペシャリストです。
これをいうと羨む女性の数は数知れ
ず、嫉妬までしてしまう方もいるかも
しれませんが、なぜそうなって
しまったのか理由を聞けばしかめっ面
になること間違いなしのエピソードが
たくさんあります。
その中でも残酷なエピソードが、幼少期
に母親が何度も家を出て行き、家事の
仕事が三兄弟の末っ子の夫にしわ寄せが
行き、家事をせざる終えないという環境で
育ったせいでもあるのです。
小学校1年生の時に母親が出ていき、親戚の人や祖母がご飯を作ってくれたそうですが、美味しくなかったり、父親がお金を親戚の人に渡しても用意されたご飯はどこのメーカーかわからないカップうどんなど、食べ物でも貧しい思いをし、ご飯と漬物の日々に
うんざりして自分がお腹が空くと作っていた
おかずが兄弟に好評になり、父親も祖母の料理の2番目にうまいと評価を得て、母親のいない間のご飯は夫が作っていたそうです。
料理は献立を考えたり食材の買い出しからはじまりますが、スーパーから米袋10キロを自転車の荷台に乗せ、前カゴとハンドルにたくさん食料が入ったスーパーの袋を下げて家に帰る時は恥ずかしくて仕方がなかったといいます。
今でもそんな小学生見かけることはまれでしょう。

夫が低学年の時に母親が出ていき、寂しくしていた頃に母親から電話がかかってきて、動物園に行く約束をしたそうです。
まだまだ母親が必要な時期に寂しくてお腹は減るし父親はあんなだし辛い思いを過ごしたのでしょう!
高校生になる頃まで何度も母親は出ていっては戻ってきての繰り返しで、特に夏休みは出ていく確率が高かったそうで、小遣いなんてくれないので母親は家計のお金を節約して、そのお金を自分が出ていった時のお金として貯めていたそうで、芋じゃが、芋カレー、大量のわかめ味噌汁、さつまいも天ぷら、誕生日には巨大おにぎりタワーなど特に食費を削って自分の軍資金にしていたそうです。
肉、海老、など金額の高い食材は少しだけで芋わかめもやしなどでかさ増しするのは当たり前、おやつはわざと食べないスナック菓子を買ってきて、おやつはあるわよとまずいお菓子を差し出されたり、とにかく食べられるとまた買わなくてはいけない軍資金が貯めれないなどの理由で食べたいと思うメニューが食卓に出てこず、食べ物でいい思い出がないみたいです。
そして母親が出ていっている間に父親からお前たちがお母さんのいうことを聞かないからだと子どもたちのせいにする父親。
毎月法事があり親戚一同20人以上集まる食事会のご飯の用意は嫁いできた嫁の仕事で祖母の指示通りに動かなければ怒られ、前日から用意をして当日も朝から晩まで料理を作らされ、次の日はなぜか家族旅行を予約して旅行に行き、母親は過労で食中毒に当たったり熱が出たり、なぜあの時こうしたのかエピソードは数知れず、すべて自分の予定に合わせる父親、自営業だから平日に旅行にいってもいいのに学校は絶対にいかせなければならないという考えのもと、妻がどんなに疲れていても自分は親戚と集まることができて楽しく過ごしその気分のまま家族旅行に行き、勝手にいい夫だと自負していたかもしれないが妻はいいかげんにしてくれと思っていたと思う。

父親はすべてを把握しておかなければ気がすまないタイプで、母親は無関心!
怪我をしても風邪をひいても病院になかなか連れていってくれず、自分が体調が悪ければすぐ病院に行き、子どもたちが何をしようがあんたの好きにし!それで死んでもしょうがないんとちゃう!と一見子どもの意見に反対しない母親に見えるが本当に興味がないみたいです。

過干渉すぎる父親と無関心すぎる母親!

母親が出ていく時に一緒に行きたかったのかそこは本人には聞いていませんが、おいていった母親の気持ちも半分わかる気がします。

義母は私たちの結婚を後押ししてくれて、同じ女同士だしやはりどちらかというと義母の肩をもってしまう自分がいます。

複雑な家庭環境に育った夫ですが、自分の代で終わらそうと、父親みたいにはならないと心に決めているのですが、その信念が強すぎて私がぐーたら嫁になるという弊害も出てこの10年いろいろありました。

風邪の時もそばにいてもらったことはないという夫ですが、自分の子供には仕事をほって付きっきりで看病してくれて感謝しています。
自分の心が弱っている時にそばにいてくれる人がいると幸せを感じて安心できる。
自分が弱っている時にそばにいてくれる人を
本当に大切にしないといけないと思います。
子供は忘れているかもしれないけれど、大きくなったらパパはあなたのことをいつも心配して夜中も看病してくれて40度の熱が続いた時は落ち着かなくなって、でも頑張るしかないといって信じてくれていたよと話をしようと思います。

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