言葉の1人歩き

なんだか、1人歩きしている言葉が多い気がしている。

意味を理解しないで、流行りにのせられて。

例をあげると、キリがないので、出てくる頻度が高い言葉をあげる。

ソーシャル、コミュニティ、SDGs、インクルーシブetc.

確かに言っておけば、それなりの説得力があるように聞こえる。

自分が持っていない知識を誰かから教授された時、

私達は、その知識があたかも正しいように理解することが多い。

自分自身は、意味がわかっていない単語を使わないように

心がけているつもりだ。つもり。。。

よく、やたら横文字を使いたがる人がいる。

(一昔前の自分もそうだったのかもしれない、反省)

横文字ってすごく響きが良い。

だけど、相手には伝わらない。

聞き返されることが、ほとんどだ。

最初から、伝わる日本語で言えば済む問題だと思う。

横文字に溢れた現代。

僕は正直、危機感を個人的に持っている。

なぜか。

意味の伝達・共有ができていないまま物事が進んでいることが多すぎるから。

もう一度、言う。

横文字は響きがすごく良い。

が、相手には自分が意図した意味では伝わらない。

相手に伝わらなければ、会話は成り立たない。

しっかり、言葉の意味を理解した上で、相手に伝わる言葉で会話をしよう。

かっこ良さ・響きよりも、目の前の相手を考えて。

今一度、自分が発している言葉の意味を考えてみては。

そんなことを思った朝。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」ビスマルク

ふじを




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