🌱太陽に埋もれた不条理さ　　　　　　

幸せなことってなんだろう。
一つ目は、食べ物があること。
食べ物がないというのはね、
とってもとっても苦しいもので。
いつまでも我慢はできないし、
体はふらつき、骨はでる。
震えは止まらず起きられない所か、
イライラ当たって、人の心を壊していく。
おしゃれも毒も知ったこっちゃないよ。
どうせ死ぬなら、腹一杯で終わりたいから。
 
幸せなことってなんだろう。
二つ目は、親の愛を受けられること。
愛を受けられないというのはね、
とってもとっても寂しいもので。
その思いが劣等感となり引きずって、
悪に堕ち、優しい面影ばかりを追いかける。
傷がついても、しがみつくばかりね。
実の親でしか満たせぬ愛よ、
そのぽっかりと空いた心に注いで。
時間と後悔は、二度と元には戻らぬから。
 
幸せなことってなんだろう。
三つ目は、信じられる人がいること。
信じられないというのはね、
とってもとっても絶望的で。
社会や人々に裏切られる悔しさは、
誰かを信じたい気持ちすらも奪っていく。
怖さと復しゅう心を胸に募らせ、
そうして爆発した時に涙する。
外れ者の価値などその程度なのかと。
甘い言葉など、どこにも存在しないのだとね。
 
ああ、我が人生よ。
社会よ、世界よ、世の中よ。
なんて儚く切ないものか。
なんて醜く汚れたものか。
僕らの命はちっぽけで、
僕らは使われ、捨てられるだけの人形。
そこに自由や意志などない。
いつの間にこんな悲しくて、
おかしな世界になってしまったのだろうか。
このままではずっと苦しいままでしょうに。
誰一人救われない世界なんて、
みんな望んじゃいないでしょうに。
あっていい訳がないでしょうに。
だからこそ、もうさ
見てみぬふりも、他人任せもやめなくっちゃね。
だってこの世は、誰かだけのものじゃない。
僕達みんなの、大切な居場所なんだから。