「ユーザーさんに喜んでもらえる”えちえち”なものを作れ！」 | カカリアスタジオ スタッフアドベントカレンダー2021 - Day.7
この記事は「Happy Elements カカリアスタジオ スタッフアドベントカレンダー2021」の7日目の記事です。
今回のアドベントカレンダーでは、Happy Elements カカリアスタジオのスタッフに『カカリアスタジオの仕事』をテーマにインタビューを行っています。様々な職種のスタッフが、どんな仕事を担当したのか、普段どのような考え方でモノづくりをしているのかをご紹介します。
2021年のアドベントカレンダーの７日目は『ラストピリオド』チームのイラストレーター、M.Tさんにお話をうかがいました！
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【略歴紹介】M.T／イラストレーター。2018年、大学３回生の時にアルバイトとして入社。その後、新卒社員として登用。いくつかのチームを経て、現在『ラストピリオド』チームでユニットイラスト、スチルイラストなどを担当している。
「めっちゃ良いイラスト描く会社やん！」
ー M.Tさんは新卒で弊社に入社されていますが、元々は学生アルバイトとして来ていらっしゃいましたね。
そうですね、大学３回生の夏頃にアルバイトとして入りました。
大学の先輩に紹介いただいて、ちょうど学校が忙しくない時期だったのもあって「じゃあ応募してみようかな」と。
ー 元々Happy Elements株式会社のことは知っていたんですか？
はい。私の通っていたのは『キャラクターデザインコース』というゲームやライトノベルなどのイラストを勉強するのに長けた学科だったんですが、その学科の中では「ハピエレってめっちゃ良いイラスト描く会社やん！」「このヴィネットとかあんスタのスチルとか超良い！」と話題の会社でした（笑）
ー イラストレーターのアルバイトということですが、最初はどういう仕事をしていたんでしょうか？
私の場合、最初はどこかのゲームタイトルに所属していたわけではなく、会社の広報部署的なところで 『カカリアンズ』という広報キャラクターのイラストを描く仕事でした。
キャラクターデザイン自体は別の社員の方が作られたものが既に在って、そのポーズ違いや衣装違いのイラストを描いていましたね。
実際にM.Tさんが描かれた『カカリアンズ』のハロウィンイラスト
『ゲーム会社のイラストレーターのアルバイト』と聞いて、最初は「アイテムのイラストとかを描くのかな〜」と思っていたんですが、いきなりキャラクターを描いてくださいと言われて「えっ！」と思いました（笑）
ー 最初は何か練習をしたりしたんでしょうか？
イラスト制作のガイドラインのようなものはありましたね。
それと既存の『カカリアンズ』のイラストを参考にしながら描いて、ラフが出来たら社員の方に確認していただいて、大きな赤入れをもらって……（笑）
それが実質的には練習というか、指導期間のような感じでした。
その部署では結構長い期間お世話になった気がします。
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異動してすぐ「★５」イラストを担当
ー その後新卒社員として正式に入社し、現在の『ラストピリオド』チームに所属となるわけですね。
そうですね、『ラスピリ』に異動してからちょうど一年くらい経ったところです。会社からチーム異動について聞かれた際に『ラストピリオドチームに行きたいです』と自分から希望を出しました。
『ラスピリ』はイラストレーターとして自分が持っていない技術を身につけられるチームだと考えていましたし、会社の外では学べない部分が大きいと思っていましたね。
ー 『ラスピリ』チームに入ってからは、いきなりキャラクターイラストの仕事だったんですか？
最初は細かい仕事をいくつか担当して、その後少ししてキャラクターイラストの仕事を任されたんですが、最初に担当したのが いきなり 『★５』（最高レアリティ）のイラストで……。
ー いきなり★５のイラストはすごいですね。普通はあまりないことだと思いますが……。
当初★４を任される予定が、スケジュールの都合でいきなり★５の担当になってしまったらしく……（苦笑）しかもキャラクターの設定もこれまでの『ラストピリオド』のユニットとは違う特殊な設定だったんです。
『No.EX』 というキャラクターなんですが「え、いきなりこんな特殊なのやるん！？」と、プレッシャーを感じていました（笑）
『No.EX』
ファンタジー系のデザインが多いラストピリオドの中では特殊な設定を持つキャラクター
ー 実はチームの方から「M.Tさんの実力なら最初から★５を任せて大丈夫と思っていた」とコメントをいただいています。
ありがたいです……。でも実際描いてたときは先輩に「あと締め切り２日ください……」とお願いしたりしていました（苦笑）
実際『ラストピリオド』の絵はそれまで描いていた『カカリアンズ』などと全然違ったので、絵柄を合わせるのがメチャクチャ大変でした。使っていたブラシなどの設定も全然違いましたし。
他の方が過去に描かれたイラストの制作過程などを見たり、先輩からのチェックバックなども受けて、『ラストピリオドの絵作り』というものを学びました。
当時はとても苦しみながら制作していたんですが、今考えると凄くいい経験だったと思います。
「ユーザーさんに喜んでもらえる”えちえち”なものを作れ！」
ー 『ラストピリオド』チームでは、イラストを制作する際の方針やガイドラインなどは存在するんですか。
そこまでしっかりした決まりは存在しないですね、ツールに関しても個々が使いやすいものを使っています。
ただ、とにかく「ユーザーさんに喜んでもらえる”えちえち”なものを作れ！」という意識はみんなが持っています（笑）
ー 『ラスピリ』っぽいですね（笑） 最近だとどういったイラストを担当されていますか？
最近ですと、ザクたん……『ザク』 ってキャラクターがいるんですが、そのハロウィンバージョンのイラストを担当しました。
実はその直前の面談で、イラストレーターの先輩から 「M.Tさんの絵は健全すぎる」 と言われて……（笑）
正直そこに関する理解が全然足りていないとは思っていたので、色んなイラストを見て研究しました……肉の潰れ方とか「フェチとは」みたいな……。
研究する中で自分の中で「これはユーザーさんに刺さるんじゃないか！？」みたいな手応えを感じてきて、その結果が『ザク』に現れていると思います。
ちなみに、私はホットパンツが好きなんですが、どうしても太ももにホットパンツを食い込ませたいと思って、そこにこだわって描きました。
（チームの方から「良いフェチでてました」というコメントをいただきました）
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ー ちょうどイラストの制作について話がでましたが、M.Tさんがイラストレーターとして大事にしていることはありますか？
届ける相手、見ていただいているユーザーさんに喜んでもらえることを考えてモノづくりをしていますね。
自分の自我を出しすぎても違うというか、自分が描きたいものも入れるんですが、一番はユーザーさんに喜んでもらいたいという気持ちですね。
ー 実際カカリアスタジオに入って、学生のころと比べて、プロのイラストレーターになって変わった部分はありますか？
変わった部分は自分ではわからないですが入社して思ったのは、学生のころに学んでいたときよりも、現場でプロの先輩に包み隠さず指摘していただいたほうが成長できるというか、得られるものが大きかったです。
そういう意味では、「こういう風に成長したい」「こうなりたい」というビジョンをしっかり持っている人のほうが、弊社には向いていると思います。
ー 学生さん以外にも参考になりそうですね。では最後に、弊社でイラストの仕事をすることに興味を持っておられる方にメッセージをお願いします。
メッセージですか……
（しばらく考えこむ）
……めちゃくちゃ働いてて楽しい会社です！！！！！
（ー M.Tさんありがとうございました！）
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