上手い生き方を捨てなさい
草場一壽さんの【龗カード】を毎朝引いています。
ある時、龍華のカードを引き「上手い生き方を捨てなさい」という言葉が。
何度か引いているカードなのに、ふと気になった。
龍華 ・・・草場一壽工房リンク
画像は、芸術作品のため、草場一壽公房リンク先でご確認ください。
◆私たちは、刷り込まされてきた
私の親は、【学歴至上主義】だったので(特に父親)、「いい学校に行き、いい大学に行き、いい会社に入る。」
そんな価値観を当たり前のように持っていたように思います。
まだまだ、私の時代には、中学受験をする子は、都内の高級住宅街にある小学校だったとはいえ、クラスの3分の1が受けるか受けないかという感じだったと思います。
母の方は、兄に中学受験させてみたはいいものの、全部落ちてしまって、そこから、妹の私に対しては、慌てて、本気になったようです。
結果的には、兄の方が、高校受験の際には、誰もが羨むいい学校に入れたので、どの兄弟も、それなりに良い学歴に収まったんじゃないかな?と思います。
私の場合は、超有名大学とは言えないまでも、中高一貫校で、それなりのところを卒業したと思ってます。
学校や、学歴に対しては、コンプレックスと言えるものは何もないのですが、私の場合、大学時代がちょうど、対人の天中殺に入ってしまい、そこから、自尊心がズタボロの状態だったこともあり、さらには時代が、超就職氷河期に突入したのも相まって、最初に就職した会社は、超零細企業でした。
ある意味、職歴だけで見れば、かなり「いい会社」とはかけ離れた会社員生活だったと思います。
その代わりに、それなりに面白い体験もしてきたと思っています。
超就職氷河期が来て、終身雇用という名の安定と思っていたものが取り外され、ベンチャー企業というものが持てはやされてきました。
でも、いずれにしても、「自分にとって」というより、「世間にとって」良いがすり替わっただけだと思います。
◆上手い生き方とは
うまく言えないのですが、
□ 収入が高い
□ いい家に住んでいる
□ 家族に恵まれている
□ 良い学校、良い会社に行っていて、人間関係に恵まれている
□ 旅行、グルメ、趣味などを楽しんでいる
□ 苦労などなさそうに見える
たぶん、一番最後の「苦労などなさそうに見える」というのが、一番羨ましいのではないかな?と思います。
努力はいいけど、苦労は負いたくない。
それが、人としての本音ではないでしょうか。
いわゆる、リア充という、生活が充実している状態を、「上手い生き方」と言うのかもしれません。
◆人は飾り付けられたものに目が行く
素材の味で勝負した、素朴な料理よりも、工夫が凝らしてあるシェフの料理に、目が行きがちです。
でも、毎日食べたいものと言ったら、素朴な家庭の味だったりするのではないでしょうか?
高学歴だとか、高所得だとか、見た目(雰囲気、容姿、服装、アクセサリー含む)、持っているもの(家、車など)、がおしゃれだと、一瞬目が輝きます。
それでも、毎日眺めていたら、それが当たり前になってくる。
昔、学生時代の友人に久しぶりに会った時に、「宝石の販売員をやっている」という話になって、周りが「良いね~」と言ったら、友人が、
「最初はね、『わぁ~、宝石だ~、いいな~』と思ってたけど、3日も触ってたら、飽きてしまったよ」と言うのを聞いて、
よくある「美人も3日見てれば飽きる」という表現と似たようなものなのだなぁと感じたのを覚えてます。
憧れの人、憧れの職業、憧れの場所、そういったところに行っても、感動するのは、最初のうちだけ。
そのうち、感動が薄れていくという。
それでも、飾り付けられたものは、いつだって憧れになってしまう。
◆小さい頃は
海とか山とか、自然は、つまらないものだと思ってたかもしれない。
でも、大人になって、移住してみると、なんと季節豊かに、いろんな彩りを見せてくれるんだろう?と思うようになりました。
今だったら、彼岸花が、街のあちこちに見える。
都会に住んでいた時は、わざわざ、特急に乗って、彼岸花がたくさんあるところにまで見に行ったのに。
土と、緑と樹。
道路や家を建てる時など、無くしてしまうけど、それが私たちの世界を生きにくくさせてしまう要因でもある気がしている。
特に、夏の温度上昇は、自然破壊のつけなんじゃないか?って思う。
小さい頃、別荘があった頃、甲府の山の上にあり、夜景が函館の夜景のようにきれいに見えたものです。
でも、甲府の街に降りると、もわぁ~っと、暑い(夏に行ったものだから)。
キレイな景色を見るのも、もわぁ~っと、暑い街があるから成り立つ?その関係性に生きにくさを、なんとなく感じたものです。
◆上手い生き方よりも、味のある生き方
上手い生き方は、派手な生き方だと思う。
味のある生き方は、なんか、じわ~っとにじみ出るもの。
まるで、煮物のように、コトコト素材の味が活かされて、出汁がしみ込んでいく。そんな感じ。
「幸せは薄味」にあるように、じっくり味わわないと、本当の幸せって、気づきにくいんですよね
外からの、刺激は、濃い味で、すぐ満足できるけど、すぐ飽きてしまう。
だったら、するめのように、噛めば噛むほど味わいが出てくる方がいいですよね。
実際、友人からも
「つっちーは、するめなんだから、噛めば噛むほど味が出るんだから、もっと話さなきゃダメだよ!」と言われたこともあります。
ただ、話すといっても、きっかけがない、相手がいない、あるいは会話形式でないところで、話すというのは、なかなか苦手でして。。
その代わりじっくり時間を掛けて、推敲しながら書けるnoteやブログなどは、それなりに自分の思いを出せるかなぁ~と思ってます。
とはいえ、今後は、もう少し、ブログで書くこと以外にも発信方法は、工夫してみようかなと思ってます。
「ちょっと、やってみてもいいかな」と緩める。
なんでも、最初から100点を目指すより、20点、30点ぐらいから始めて、徐々に点数を上げていくのでも良い気がしています。
そういえば、この前の参加したお茶会でも
「完璧なプロのようにはいかないけれど、素人の頑張っているところを見せると良いって言われた」と発言している方に、
「その方が味があっていいかもしれませんね」という話をしたばっかりだった。
憧れのある、スーパースターもいいけれど、親しみのある近くの人の成長過程も案外、人にとっては面白いものなのかもね。
派手さや、完璧さを前面に出していくより、自分らしさや、親しみやすさ、そういったところを出していく。
それが、上手い生き方とは、また別の、面白い生き方なんだろうなぁ。
あなたにとっての、味わい深い生き方は、なんでしょう?
あなたの人生のヒントになれば、幸いです。
あなたの人生が良くなるよう、心から応援しています。
今回も記事をお読みいただきありがとうございました。
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