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悔いのない生き方って?

ビジネスや起業に関係のないように、見えるかもしれませんが、心身ともに成功している事業家さんは、ビジネス面だけでなく、人生面においても、【守るべきことを守り、作るべきものを作っている】というように感じます。

守るべきものを守りとは・・
自分の大切にしている価値観、人生観、家族・友人、仕事、諸々のことを、きちんと守っています。

だから、「仕事は頑張っているから、家族は蔑ろでOK」だなんて、思ってません。
ちゃんと、「家族を守るために、自分は仕事を頑張っている」と、わかって行動されています。

その上で、「作るべきものを作り、行動し続けている」のです。
そんな話を聞いたり、触れたりしている中で、

【悔いのない生き方を先に決めるって大事だな】と感じたところから、今回の記事を書いていこうと思います。


◆私と両親の場合

私の両親は、母が2016年に、父が2020年に亡くなりました。
2013年に、当時、私自身、起業しようと思って、会社を辞めたはずが、母の体調不良と父の認知症発覚が同時に起こり、W介護状態に突入してしまったのです。

□母の場合

2013年に、母がバイトに行くにも、自転車や歩いていけなくなり、しまいにはバスやタクシーを使って通勤するという事態になり、仕事が続けられなくて、仕事を辞めました。

あまりにも、おかしいので、病院に付き添いで行ったものの、祖母と同じく「間質性肺炎」と言われてしまい、特段の治療法もなく、自宅介護状態になってしまいました。

ただ、母自身が、斎藤一人さんや、精神世界系のことを信じている人だったので、「病気じゃない、治るから」とずっと言い続けて、医者による治療も信用・信頼ができないということで、自然療法の類を追求し続けていました。

思えば、この頃は、重ね煮とか、酵素玄米、奄美大島のミキなど、身体に良いと言われるものは、取り入れていた頃だったように思います。

それと同時に、母が毎晩寝る前に、15~30分ほど、私が母の足を揉むということを、多分、2年近く続けていました。
若干悔やまれるとしたら、亡くなる直前の半年近く、「寒いから、いいわ」と母が言ってから、足揉みをしなくなり、亡くなる直前に、ソファーで寝っ転がる母の足を触って、「象の足みたいになってる!!!」と、びっくりして、母の「揉まなくてもいい」という言葉を鵜呑みにしすぎたと、思ったことでしょうか。
夜の足揉みがしんどかったのなら、昼間でも、様子を見に行って、足揉みすれば良かったのかな?そう、思ったこともあります。

ただ、それまで、さすがに2年近く、毎晩揉み続けていたこともあり、自分としては「やれることはやった」という感もあり、母が体を脱いだ時には、「お互い、お疲れ様」という感じでした。

□父の場合

母の場合は肉体的なモノだったので、一日三食用意すれば、排せつ・お風呂などは、まだ、自力で頑張っていたということもあり、苦手な家事だけ、こなせばどうにか、精神的苦痛もなく、過ごせる状態でしたが、当時の父の認知症の方が、家族の中では頭を悩ませるものでした。

身体の方は、グループホームに入ってから、膀胱がんが発覚するまでは、身の回りのことは、自分でできるので、一見問題なさそうですが、介護認定してもらったら、しょっぱなから、「要介護3」。私自身、介護の世界には詳しくはないのですが、知っている人に言わせると「相当重いね」ということでした。

認知症の事の発端は、「多額の借金を作ってしまったこと」
バブル時代の不動産投資の失敗から来るものですね。
これは、私が10代の頃からの問題で、私が貯めたお金を父に持ってかれたことなど、枚挙にいとまがありません。

認知症になったのも、借金苦からの、「これ以上、現実を見たくない」という現実逃避感が満載だったように思います。
最期の頃には、お金のことなんか、すっぱりと忘れて生きてましたから。
(忘れるまでは、夜中に「借金のことで眠れない」と人の睡眠妨害する時間に、何十分と話し込みに来るなど、被害妄想も酷かったです)

それなのに、頑なに銀行口座の暗証番号は、教えない。印鑑はお布団をしまう押し入れの中に隠して、自分でわからなくなって「印鑑が無いない」騒いでいる。。
銀行から返済の督促が来ても、家族ではどうにもならず、結局、成年後見人制度を使って、父の財産管理をするという手段を取りました。

そして、先に母が亡くなり、勝手に母のものを、なんでも自分の所有物かのように漁るので、デイケア・ショートステイ・グループホームを使いながら、父を自宅から切り離す方に持っていきました。

もう、そうでなければ、味方でいた母も亡くなり、私の心も崩壊しそうだったので、グループホームに入れると分かったときには、安心したものです。
(1年近く待たされました)

それから1年しないうちに、実家の競売、私の転職・引っ越し(東京⇒湯河原)、となり、私一人、都内を離れることになりました。
父の最期の頃は、兄と弟が、毎週のように父のところに訪問に行ってくれて、私としては、遠くから「行った方がいいのかな?」と思いながらも、兄弟やグループホームのスタッフさんからも、
「娘さんが来ると『家に帰る』など、言われる可能性があるから、無理してくる必要はない」という言葉に甘えて、亡くなった連絡を受けた後に、父に初めて会いました。

聞いた話によると、グループホームでは、最後「クリスマス会では、お父様はオペラを披露してくれたんですよ」と。
家族からすると、「え?歌えたの?オペラが好きとか、観に行ってたのは知ってたけど?」という仰天話を聞かせてもらい、自宅に居る頃は、テレビを見続けるか、散歩するか、ごはんを食べるか・・・という娯楽も刺激もない日々だったので、逆にグループホームに入ったことで、自分のやりたいことを思う存分できたのではないか?と思ってます。

途中では、若い女性スタッフさんに、セクハラまがいのアプローチまでしてたようで、「父も、男だったんかい!?」と、自宅にいたのでは、ただ、朽ちるだけだった父に、自宅では不可能だったことを、グループホームがよくやってくれたと思ってます。

そういう意味では、自分がそばに行って何かをするというより、父にとって最期、居心地の良いところ(人から賞賛される、大事にされる)で、過ごせたことの方が良かったのかもしれないと思っています。

とにかく、初対面の人に、自己紹介することが好きという父の特性を生かして、父にとっての良い状態を、用意したという感じなので、何かをやり残したという感じは、自分の中にはないですね。

今では、多額の借金も、相続放棄という形に落ち着いているので、ある意味、経済面でのことも含め、落ち着いた形になっています。

◆私が、悔いのない看取りになった訳

若い頃から、自己啓発や、精神世界系のセミナーやワークショップに行っていたこともありますが、一番は、カウンセリングの勉強をしている時に、
「残りの人生が、あと1日だったら?1週間だったら?1か月だったら?1年だったら?」ということを向き合ったり、家族とどう過ごすか?ということに対して、ある程度、自分の中で言語化できていたから、と言えそうです。

母の体調が、おかしくなる前から、我が家では足揉みが健康法の1つと捉えていて、足揉みで健康が戻れば・・という思いでやってました。

家族のコミュニケーションも、
アスペルガー氣質のあった父でさえも、私が言えば、言うことを聞くこともあることから、母からは、【父への要望係】にさせられることが多かったです。

言い換えれば、人を傷つけないアサーティブコミュニケーションなどを使いこなせる私だったから、家族の中の潤滑油のような役割を自然と取っていた氣がします。

もちろん、完全に和解したとか、家族関係が完璧だったとは、思いませんが、自分が父や母に(彼らが望んだであろう)できることはやったと思ってます。

そういえば、当時の友人に、
「つっちーさんは家守、墓守なのかもしれませんね」と言われたことがあったんでした。個人的には、ただただ、ひたすらしんどかったですけど(苦笑)

◆人生の軸を知る・整えるところから

価値の序列(バリュー・ファクター)の8分類の話、覚えてますか?

人生には、【仕事、資産形成、知識・勉強、家族、人間関係・社交、美容・健康、スピリチュアル・精神性、趣味・娯楽】です。

趣味・娯楽が大切な人に、趣味・娯楽を楽しむために、今仕事を頑張れというのは、ナンセンスな話です。
家族が大事と言いながら、仕事仲間や友人たちと飲み歩いていたら、それは、頭で思っていることと行動が一致していません。

自分が何を大切に思っているか?
上位3つは、どのカテゴリーなのか?を知っておくことは大切です。

ちなみに、私は、家族もいなくなったので、今は、家族が上位ではないです。
兄弟親戚はいますが、他の家庭ほど、交流がない方だと思います。
多分、時期によっても、多少の順位の変動はあると思っています。

この優先順位を知っておくことで、何がわかるのか?

去年、私は、「仮想通貨サポートコンサル」をしてましたが、価値の序列を途中から知ってから、クライアントさんたちに、資産形成は上位3つに入りますか?と聞いたら、ほとんどが「入らない」という回答。

仮想通貨というのは、個人的には投資の中でもリスキーな位置づけであり、投資信託、株式投資に比べ、さらに歴史も浅いこともあり、勉強をしないといけない分野です。

資産形成が上位3位以内に入らなかったクライアントさんたちは、去年、仮想通貨市場が暴落したこともあり、早々に撤退していきました。
私自身、これは、お客様選定を甘く見すぎていたなということもあり、仮想通貨サポートコンサルは、継続を希望されている方以外、辞めることにしました。

その経験もあり、起業コンサルも、「安くしてしまうと、努力しようとしない(価値が上位に入ってない)お客様まで来てしまう」というところから、料金設定等、考えてあります。(安い⇒本氣にならない:価値が上位に入ってなくてもお客様になってしまう)

今回は、私の実例も含めてお話しましたが、自分の価値の序列を知っておく、相手の価値の序列を理解するというのが、いろんな場面で使えることがわかるかと思います。
もしも、あなたのビジネス・事業でクレームなどが多い、思うような成果が出せてないのだとしたら、相手の価値の序列が低くてもお客様にしてしまっている可能性があります。
(例:ダイエットコンサル。お客様がダイエットに本氣になってくれない。値段が安い・価値の序列が低いことから、起きている可能性があります)

要は、お互いの価値の序列が、ズレていると、仕事にせよ、家庭内にせよ、ギクシャクしてしまうということを、お伝えしたかったのです。
そのため、見直すきっかけになればと思っています。

ここが一致していれば、お互いに悔いのない生き方として、一緒に歩んでいけるお相手なのだと思っています。
(例:ダイエットコンサル。提供側も受ける側も、価値の序列の上位にあれば、お互い本氣になれる、成果が出やすい)

◆私の人生観では

【人の可能性を広げる】これが、私のテーマの1つです。
なので、価値の序列でいうところの家族よりも、【精神性・スピリチュアル】だとか、【知識・勉強】【仕事】の方が、分野としては当てはまります。

つい最近もですね、面白いセッションを受けました。
機械で、その人の意識を読み取り、ブロックになっているもの、メッセージとなっているものが浮かび上がるのです。

私自身、お金の面では、父を通して苦労してきており、そのおかげ(?)で、お金そのものに興味を持って、経理、投資(株式・仮想通貨)、キャッシュフローゲーム(金持ち父さんシリーズのボードゲーム)など、お金の本質、歴史など、いろいろ追究してきました。

それこそ、怪しい投資話なども、何件も聞いてきたし、実際にそれに入れてしまったことも。(回収できたのも、できてないのも)
そうしたら、潜在意識の根深いところで、【失望】というキーワードが出てきたのです。

どうやら、私はお金の面で次のステップに行くには、この【失望】を癒した方が良いらしいとのこと。

これを聞いて、私の中で、「お金の問題を持ってきたのも他人(父)だけど、それを他人が答えを持っているに違いない!と思い込んで期待をして、失望を繰り返していた」ということに氣づいたんですね。

今となっては、いろんなお金のことは、私自身、知っている方の部類ですし、説明もできると思ってます。
つまり・・・「もういい加減、他人じゃなくて、自分に期待した方が良くない?」と、セッションを通じて、思えるようになってきました。

(そもそも、期待という時点で、感情を生み出す元になるんですけどね・苦笑)

だから、「自分の人生を変える、自分の可能性に挑戦する」と決意した人と組むことができればいいなと思っています。

大事なことは、「自分の可能性を広げてもらおう」という人とは組めないということです。これは、依存になってしまうので、双方にとっても重い関係性になってしまうと思います。

◆あなたにも悔いのない人生を送ってもらいたいから

悔いのない人生を送るにあたって、信頼できる伴走者はいますか?
子どもじゃあるまいし、人に面倒見てもらうもの?と思うかもしれないですが、ある意味、人というのは、一人で完結できるようにできてないのだと思います。

常に、人との関係性の中で、挑戦・成長していくもの。

私自身も、コンサルさんやマイコーチをはじめとして、サポートしてもらいながら進んでいます。

もちろん、その中で、いろんな感情が渦巻くこともあります。
ショックなこともあります。
ショックなことを避けるあまりに仙人的な生活をしていても、だからこそ、小さなことにも、大きくとらえて、内観したり、悶え苦しんだりすることもあります。

人生の悔いがあるかどうかの判断基準は、
【この人生を、全く同じようにやり直してもいい】と思えるかどうか。
もしも、【この人生やり直すなら、違う風にやる】という風に思うのなら、それは、今を生ききってないのかもしれません。

私はさすがに、同じようにやり直してもいいとは思いませんが、やり直す必要は感じません。
(父親と首を絞め合うような格闘は、2度としたくないけれど、それをなかったことにしたいとは、思ってないという感じです。意味、伝わりますかね?)

億コーチは、【この人生をまったく同じようにやり直してもいい】と言ってました。
億コーチも、家族との葛藤がありつつも、今は、全てを赦している状態のようです。

あなたはどうでしょう?
「そんな!人生、やり直したいことだらけです!」というのも、あるかもしれません。
今は、それでも良いと思います。

大事なことは、「悔いのない人生を生きる」
そう思えるかどうか。

もちろん、若い時にそう思えれば、残りの人生は、悔いのない人生を歩む確率が高くなるでしょうし、「残りの人生の方が少ないわ」と思うような状況であったとしても、【今】決めることができれば、過去のことも塗り替えることができるほどの感覚を味わえることでしょう。

人生はオセロみたいなもの。
これまでが後悔だらけだったとしても、「後悔しない生き方をする」と決めた瞬間に、過去のものさえも、後悔しない記憶・思い出に変えることができます。

この記事を読み終えたあなたは、「後悔しない生き方をする」仲間入りができたかと思います。
ぜひ、一緒に、人生を進んでいきましょう。

あなたの人生のヒントになれば、幸いです。
あなたの人生が良くなるよう、心から応援しています。

今回も記事をお読みいただきありがとうございました。

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※文中の代名詞に関する補足
コンサルさん:今年(2023年)からお世話になっている、ビジネスコンサルタント。潜在意識とお金の話に強い。
ボス:コンサルさんのコンサルタントをされている。グループ年商50億円を稼ぐ。
億コーチ:2022年にコーチングコミュニティで、お世話になる。コーチ暦15年以上。単独で億を稼ぐ。
マイコーチ:友人兼コーチ。本業は違うものの、私のわがままで、コーチをしてもらっている。


このブログは、毎週、月・水・金曜日の夕方(18時~19時ごろ)更新です

【ずっと、くすぶっている自分からの脱却】
「雇われる生き方から卒業」
【ご自身も氣づかなかった才能の発見・開花・昇華】という目的のもと
「自分らしく生きるには?」
「起業・事業を軌道に乗せるには?」
「人間関係や性格分析等、人や自分自身とより良く関わっていくには?」
という視点からお届けします。
金曜日のみ、しばらく現代版算命学シリーズをお届け予定です。

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