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条件付きの愛と、無条件の愛 ビジネス活用で氣をつけること

昨日まで、インスタライブ100日チャレンジやってみてのPDFプレゼント企画を実施しておりました。
おかげさまで、プレゼントを受け取っていただいた方もおり、感謝しています。

こうしたプレゼント企画をやるにあたって、私自身も、いろんな方のプレゼント企画に応募することがあります。研究の一環という感じでしょうか。

その中で、
「○○しない人には、次からプレゼントあげません」という記載をされているインフルエンサーさんがいらっしゃったんですね。

最初は、「こういう記載の仕方が今風なのかなぁ?」なんて、思ってたのですが、何度も目にしているうちに、私の過去のカウンセリング領域で学んだ、【条件付きの愛と無条件の愛】のことを思い出してしまったのです。

過去に、「ダブルバインドの罠」というタイトルで記事を書いているのですが、この条件付きの愛を何度もやられると、何が起こるのか?

答えは簡単。
【パニックになる】

そして、そのパニックをどうにかしたくて、【他者にすがる】のです。

ここまで読んで賢い方なら氣づくかと思います。
これ、新興宗教などの教祖などが取る手段と同じなんですね。
要は【信者を作る】やり方なんです。

今回、私が目にしたインフルエンサーの方は、このやり方というか、ご自身の発言・行為がどのような効果をもたらしているか?理屈として、ご存じなのかわかりませんが、私自身は、ちょっと怖いなと思って、少しずつ距離を置いています(得たい情報があるため、完全にブロックしていないというのが実情です)

今回は、ビジネスにおける、【条件付きの愛、無条件の愛】に絡めて、氣をつけたいことを書いていきたいと思っています。


◆ビジネスでは「ファンを作るのが大事」と言うけれど

そのために、いろんな会社や個人で発信活動されている方も、どれだけ自分の目の前にお客様が来ていただけるか?ということに、心を砕いているかと思います。

ただ、時には、先ほどの「条件付きの愛」を与えて、心理テクニックを使って、人を集めることもできてしまうのです。
ただ、そうした場合、ひどい時には、集まったファンは【盲目的な信者】状態になってしまう訳です。

もちろん、プレゼント企画なども、無条件にもらうばっかりの人だらけでは、情報提供者も疲弊してしまうでしょう。
最終的には、価値あるお客様に、価値提供したい&提供した対価を受け取りたいというのは、あると思います。

要は、win-win(ウィン・ウィン)になれる関係性をどうやって作るのか?
これが非常に大事になってきます。
ビジネス業界でも、「ファン化ビジネス」の研究は、注目されていますし、それこそ、芸能界などは、そういったノウハウの宝庫でもあるでしょう。

ただ、それだけに、心理テクニックの悪用ともなると、社会的信用が、落ちるリスクも当然生じてきます。
そのバランスが、とにかくも綱渡りというか、難しいのだと思います。

◆信者にしても、ファンにしても

よく、芸能界におけるファンにおいても、宗教界における信者においても、問題になることがあります。
それは、
【社会的には、行き過ぎた行為を取り勝ち】だということ。

昔にあった例だと、
「(アイドルが)好きすぎて、他の人のものになって欲しくなくて(硝酸を掛ける)」とか、あったと思います。

また、「信者だと、必要以上に教団活動にのめりこみ、家族や友人を悲しませる」などがあったりします。

要は、何が言いたいかというと、
「自分や自分が信じる存在(この場合、教祖やインフルエンサーなど)を優先するあまり、その他の存在を過剰に攻撃してしまう」ということ。

攻撃対象は、昔のオウム真理教のような「社会的な攻撃」に至るのはまれで、通常は、「自分の身近な存在、あるいは、自分自身・教祖・インフルエンサー自身」に向けられるのかもしれません。

結局のところ、信者心理もファン心理も、心のどこかでは、
「自分には何かが足りない」という【欠乏感】から来ているのではないか?と思うのです。

だから、それを満たしてくれそうな存在が見つかると必死で応援という形で、ついていきたくなるのでしょう。
ただ、それが行き過ぎると歪んだ形として、表れてくるのかもしれません。

もしも、あなたがビジネスをする立場で、ファンや信者を作りたいのであれば、「自分を好きにさせすぎない」ことも大事かなと思います。
これは、私の肌感覚なので、世間的に正解なのかは、わかりません。
もしかしたら、ビジネス観点からするとNGなのかもしれません。
ただ、一つの指針として意識してみるのも、面白いかもしれません。

◆自分で自分を満たす

もちろん、私のコーチ・コンサルティング活動の中においても、私に頼って欲しい、期待して欲しいというのはあるかもしれません。
それこそ、ファンがもっといて欲しい、もっと認知されたいなど、私側の視点から見たら、いくらでも、そうあってくれたら楽だろうと思う訳です。

でも、基本、【自分で自分を満たす】ということを大事にブログなどでお伝えしてきているつもりです。
要は、【自分の足で立てるよね?】というところにまで、ビジネスにおける見守りの役割だと思っています。

つまり、私としては、目の前に来てくださる方の
【その人が持つ本来の強さ】を信じているからこそ、相手を条件で縛りたくもないし、自分自身をインフルエンサー化するつもりも、権威性を振りかざすつもりもないのです。

もちろん、ビジネスをやるうえでは【権威性は大事】とは言われますが、個人的には、同時に【謙虚さ】も兼ね備えたいと思っています。
「凄いのに偉ぶらない人」というのが、人はお好きだと思います。

とはいえ、なかなか、そういう心理状態、立ち振る舞いに至るのは、簡単ではないと思いますが。

億コーチも、「自分の軸がぶれるほど、軸をずらしてまでは手を差し伸べない」と言っていて、これって、捉え方によっては、「冷たい人」になる可能性はあるのですが、誰でも彼にでもいい顔できるのは、結局【不可能】だということ。

◆ファンが増えれば増えるほど、アンチも増える

また、よくあるのが、ファンが増えていけば良くほど、反対の「アンチ」も増えるという現象。

陰陽表裏一体という、考え方が身についている方であれば、説明しなくても、「そうだよね」となるのかもしれませんが、この3次元では「良い面も悪い面も同時に広がっていく」という性質があり、

成功の背景には、たくさんの失敗や努力の影があり、どちらか片方だけが都合よく手に入るということはないんですね。

それと同様に、ファンが増えれば増えるほど、アンチも増える。
この場合、【同数】で増えていくのではなく、ファンの数と熱量、アンチの数と熱量の掛け算だと思っています。

つまり、少数の濃いファンに対して、多数のどうでも良いと感じている程度のアンチがいる図式だったり、多数の薄いファンがいる中で、濃い少数のアンチがいる・・・そんなイメージです。
億コーチが面白い例えを言っていた氣がするのですが、
「1万人のファンがいるのなら、500人のアンチがいるイメージ」と言っていた氣がします。

「どちらの存在も、必要だよね」という感覚だそうです。
私の中では、まだまだ、1万人レベルの認知やファンもいませんので、頭半分「ふ~~ん」という感じで捉えていますが、こういったことをあらかじめ知っておくことで、心の予防線が張れると思っています。

中には、「ファンの顔をしたエネルギーヴァンパイア」もいるでしょうし、明らかなアンチが増えたなと思うようなことも、自分の顧客の層の大きさが大きくなるにつれて、明確になってくるでしょう。

そういうことを頭の片隅に置かずに「ファンだけが増えて欲しい」と願っていても、それは、この3次元ではムリゲーというもの。
ゲームルールが、そのようになっているのだから、さっさとゲームルールを理解して、使いこなすというのが賢明だと思います。

◆対顧客だけではない、職場内での条件付きの愛の発動

ここまでは、ビジネス提供者側と、ファン(顧客)側という観点で書いていましたが、条件付きの愛を発動させやすいのは、何も、ビジネス提供者側とファン(顧客・信者)側だけのことではありません。

むしろ、社内・職場内で、知らず知らずのうちに、「条件付きの愛」が発動されている環境は多いのではないでしょうか?

「○○しないと、評価しませんよ」とか、
「〇〇できてないと認めません」のような発言、どこかで起きてないでしょうか?

そういう職場では、スタッフの【思考停止】状態が起きている可能性があります
条件とか目標を掲げるのは、決して悪いことではありません。

むしろ、「あいまいな評価基準」の方が悪質で、「あいまいさ」とは、イコール「人の感情、人の氣分次第」の要素が入ってしまうからです。

組織はある程度は「成果を上げる場所」でもありますので、「無条件にいてくれてありがとう」とはなりにくいと思います。
その代わり、「この条件を満たしてくれる人には、正当に評価します」という職場の方が、スタッフのやる氣にも繋がると思いますし、組織としても潤滑に動くと思います。

組織を作っていく側の人よりも、組織に属する人の方が多いかもしれませんが、作る側に回ったときには、「条件に感情(愛)が入ってないか?入る余地が残されてないか?」ということを意識して作っていく必要があるかもしれません。

私も、過去の就業していた時の、評価条件を鑑みたとき、「それだと、分かりにくいし、暗黙の了解で動くのは好きではないな」という思いが湧いてきました。

大体、日本の企業においては、いまだ感情論で、評価するような組織も多いでしょうし、「わかりやすさ」よりも、「大体、こんな感じ」のあいまいさの方が勝っていた記憶があります。

ボスの作り上げた組織の話を聞くにつれ、
「上司が部下を評価する」「部下は上司を評価しない・させない」ということでしたが、一方では、「組織を作る側の人間が徹底して、条件を精査している・条件設定に責任を負っている」というのも、伺えました。

何が言いたいかというと、
「条件にしっかりはまって、働いている人たちは、逆に、伸び伸び、生き生きと働いている」という感じを受けたんですね。

要は、職務と人のマッチングがものすごく上手にできているんです。
これが、きちんとしていると、「人って働きやすいんだな」って、逆に思えたのです。

逆にマッチングが適当なところほど、「人の個性を生かしています」なんていう体のいいセリフで、採用しているものだから、組織内のいざこざが収まらないということも、知りました。

ボスの組織は、三角のピラミッド型ですが、思考が全然三角のピラミッドじゃないんですね。
指示系統が三角のピラミッドなだけで、中で働いているや、組織を動かしている人は全然、三角の思考じゃない。
ちゃんと、ジグソーパズルの一枚絵を完成させようと、全員が動けている。

そこがある意味、理想というか。。
このあたりは、もう少し私自身も、いろいろ近づいて研究してみたいものです。

形だけ△だとか、〇だとかで見ていくと、思考が△か、〇か、意外とわからなかったりします。
って、△とか〇の話、分からない人には伝わらない話になってしまっていますね。本題ではないので、この話は以上にしておきますが、いずれにせよ、人は、「あいまいな条件」よりは、「精査された条件の下で働く」方が、精神衛生上良いという話でした。

◆人が大事にすべきなのは

「条件付きの愛」を発動させてしまう方も、受けてしまう方も、根底に認識として持っておいて欲しいなと思うのが、

【無条件の愛を知ること】が大事だということ。

そもそも、私たちは、ほとんどの人が、無条件の愛を知らずに生きている人がほとんどです。
もしかしたら、この現世で、学ぶべきポイントは、【無条件の愛】なんじゃないか?と思うぐらい。

【無条件の愛】を感じたいが故に、「条件付きの愛」が溢れている世の中になっているのでないか?と思うぐらい。

はじめてカウンセリング領域で、学んだ時に、「無条件の愛の言葉」を聞いたときに、不思議な感じがしたものです。

「無条件の愛の言葉」知りたいですかね?
ブログで安易に書くのもどうかな?とちょっと、躊躇しております。
本当に必要な人には、きちんと渡していきたいと思うので、今回の記事での公開は控えておきます。
「なんだ、つっちーさんも、結局『無条件の愛の言葉を条件付き』にするんだ・・・」と思われた方、ごめんなさい。

深い意味はないし、難しい言い回しでもないので、
普通に考えたら、「あ、これが無条件の愛の言葉?なんか、普通だね」となるような氣がして。

逆に、大事な言葉だからこそ、出してあげる場所やタイミング、状況をきちんと作ってあげたいなと、書きながら思ってしまったんですね。
もしかしたら、インスタライブとかで話したような氣もするけれど。。

なので、状況がきちんと整ったら、何らかの形できちんと出してあげたいなと思っています。まずは、クライアントさんから。そして、その次は、公式LINEに登録されている方に・・・という流れになるかもしれません。

大事なものほど、大事に、いい形で出したいと思うのは、人の心のさがだと思います。
そのあたり、理解していただけると幸いです。

今回の伝えたかったことのまとめとして
●(ビジネス提供者側は)必要以上に、自分を好きにさせない・依存させない
●相手も自立して立てる人間だと信じる
●条件付きの愛から来る発言なのか、無条件の愛から来る発言なのかを見極める力をつける
●条件付きの愛と、条件で評価する組織というのは、相反するもの。
●無条件の愛の言葉は、大事なので、然るべきタイミングで丁寧に出す

あなたの人生のヒントになれば、幸いです。
あなたの人生が良くなるよう、心から応援しています。

今回も記事をお読みいただきありがとうございました。

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※文中の代名詞に関する補足
コンサルさん:2023年からお世話になっている、ビジネスコンサルタント。潜在意識とお金の話に強い。
ボス:コンサルさんのコンサルタントをされている。グループ年商50億円を稼ぐ。
億コーチ:2022年にコーチングコミュニティで、お世話になる。コーチ暦15年以上。単独で億を稼ぐ。
マイコーチ:友人兼コーチ。本業は違うものの、私のわがままで、コーチをしてもらっている。


このブログは、毎週、月・水・金曜日の夕方(18時~19時ごろ)更新です

【起業・副業で年間50万円未満の方向け】
【ずっと、くすぶっている自分からの脱却】
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【ご自身も氣づかなかった才能の発見・開花・昇華】という目的のもと
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「起業・事業を軌道に乗せるには?」
「月、数万円は稼げるけど、それ以上がうまくいかない」
「人間関係や性格分析等、人や自分自身とより良く関わっていくには?」
という視点からお届けします。
第4金曜日のみ、しばらく現代版算命学シリーズをお届け予定です。

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