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「ダブルバインド」と言う言葉をご存知でしょうか?
私は、この言葉を、カウンセリングの勉強しているときに教わりましたが、
日本語にすると、「2重拘束」という意味になり、相反することを同時に行うことを意味します。

具体的には、どういうことか?というと、
「好きに遊んでもいいわよ」と言われたかと思えば、「ただし、宿題してからね」と言われたとしよう。

これは、大人になったり、慣れてきたりすると、「あぁ、順番的に宿題してからなら、遊べるのだな」とわかります。

しかし、幼い頃や、そういう言い方に慣れないときは、「え?結局、遊んでいいの?いけないの?」と混乱してしまうのです。
そして、仮に宿題を終えたとしても「何して、遊びたかったんだっけ?」とわからなくなることも。
これが、ダブルバインドの恐ろしいところ。


◆真逆の情報を与えるだけで

他にも、会社の上司や親、先生などから
「わからないことは、なんでも聞きなさい」と言われて、本当に聞きに行ったら、
「こんなこともわからないのか?簡単に、聞きに来ないで自分で考えなさい!」と言われたりする。

「わからないから、聞きに行ったのに。。」と混乱する。
そして、聞くに聞けないまま、時間だけが過ぎていく。。

どう、動いて良いかわからなくなる。
結局、どっちなの?という、思いだけが、頭の中をグルグルさせていく。

こうやって、真逆の情報を与えるだけで、人は簡単に混乱に陥っていく
そんな状態になると、人は正常な判断もできにくくなる。
それこそ、その状態のときに、嘘の情報でもいれようものなら、簡単に信じ込んでしまう。

そんなときに、助けてくれる人がいたら、それがもし、評判の良くない人だったとしても、すがりつきたくなるもの。

これは、洗脳などにも使えるやり方でもあるので、真逆の情報が飛び交っているときは、お気を付けください。

それぐらい、ダブルバインド、真逆の情報というものは、人の感情や思考能力を低下させるものなんです。

◆100の願望リストワークショップを開催していて

先月の1月から、100の願望リストワークショップを無料で開催しています。
これは、私が10年ほど前にやっていたワークショップを再開した形になります。(昔:リアル⇒今:オンライン)
元々、このnoteブログでも何度か、100の願望リスト書いてみるといいですよ~と、お伝えしていましたが、やはり、【場】は大事なんですよね。

既に、何人か参加いただいてますが、その中で、

【叶う夢しか書いちゃいけないのかしら?】
【書いても、こんなの難しいって、否定してしまう】

と言う発言を聞いて、私の中で、

「うわー、ダブルバインドがかなり強力に働いているかも!?」と思ってしまったのです。

このダブルバインドは、何も、他人から言われるだけではないのです。
自分自身で「夢を描きたい。でも、夢は叶わないかもしれない、難しいかもしれない」という、自動的に否定が入る。。

でも、そんな制限があると、夢なんて、100個書けなくなってしまうんですね。
100個書くということは、ある意味、「思考の枠を外すということ」でもあるのです。

過去に【思考の枠を外す】記事も書いていますが、現状打破する意味合いもあるんですね。

私たちは、安定も好きですが、成長もしたい生き物です。
でも、成長するということは、見えない壁を超えることも、ときには必要です。

でも、そこに、「夢なんか見るな、現実を見ろ」と言われて、夢を見ることをやめてしまうことは、悲しいかな簡単です。
そんな思考になると、夢を100個挙げるというのは、難しくなってしまいます。

◆なぜ、ダブルバインドが起こるのか?

なぜ、このようなダブルバインドが起こるのでしょうか?

1つは、思考の操作。
もう1つは、「条件付き愛」です。

思考の操作は、意図的に、コントロール・支配のために行われるやり方です。
なぜ、そんなことをする必要があるのか?

この話は、深く話すと複雑になるので、簡単に済ませますが、「従順な人間を育てたい」と言うことです。

それこそ、「宿題やってから、遊ぶ」と言うような、物わかりの良い存在になってくれたら、親や先生も楽でしょう。
そういう意図が悲しいかな、入っていることを知っておくと良いでしょう。

さて、もう1つの、「条件付き愛」ですが、これは、「従順な人間を育てたい」に、通じるものがあると思いますが、人が「無条件の愛」を知らなさすぎるからでもあると思っています。

条件付きの愛とは、「イイコでいたら愛してあげる」みたいなものです。
「テストで100点取ったら愛してあげる。褒めてあげる」も、同じですね。
褒められることでしか、愛されている実感を抱けなかったら、悲しいことです。

でも、そういう幻想に囚われて、ずーっと、頑張り続けて苦しくなっている人もいるのです。

カウンセリングの究極なゴール(?)は、「無条件の愛」を実感するということでしょう。
実感して、それを生活に落とし込むことだと思っています。

◆ダブルバインドを外していくには?

ダブルバインドが自分の中に起きていて、それを外していくには、先ほど書いた、「無条件の愛」を実感していくこと、が挙げられます。

そして、もう1つは、「思考の枠を外す」体験を積み重ねると言うことでしょう。

そのために、まずは、「100の願望リストワークショップ」は、有効だなと思っています。
これも、きっかけの1つの形でしかないのですが、あとは、過去に開催していた「お茶会カード」をブラッシュアップして、「つっちーカード」として何かしらのサービス提供を考えたいとは思っています。

ただ、長い時間を掛けて、ダブルバインドは、染み込んでしまっています。
1回、2回、受けただけでは、簡単に元に戻ってしまいます。
そういったことも含めて、私の方でサポートできればと思っています。

もちろん、世の中には、ダブルバインドを外せるようなサービスは(私が知らないだけで)他にもあるとは思いますが、その概念を知っている・知らないでも、だいぶ変わってくると思います。

自分の中に、ダブルバインドの要素があるなと思ったら、遠慮なく、人のサポートに頼ってみましょう。

◆自由に生きるとは

ちょっと、究極な話になりますが、「自由に生きる」とは、なんでしょう?

結局のところ、制限付き許可の中に生きていることを「自由」と勘違いしている方もいます。

これも、条件付きの愛の歪んだ形だったり、支配・コントロールが生み出した結果だと思っています。

柵の外に行かなければ、自由に愛されて生きていると思っていた、「約束のネバーランド」のエマたちのような状況。
私たちも、ところどころにあるのではないでしょうか?

知らず知らずのうちに、自由に生きているようで、自分らしく生きているようで、世間の目、他人の目を氣にして生きているかもしれません。

いきなり、いろんな壁をぶち破って、何もかもなげうって、好きに生きろとは言いません。

でも、少しずつ、自由の範囲を広げていったり、枠を外していく、そんなことを積み重ねていって、理想の世界を作っていけるのだと、私は思ってます。

あなたの人生のヒントになれば、幸いです。
あなたの人生が良くなるよう、心から応援しています。

今回も記事をお読みいただきありがとうございました。

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