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お金のゲームで、現実とリンクさせる

お金のゲームと言えば、何をイメージするでしょうか?
私は30代の頃(もう、10年近く前?衝撃w)、金持ち父さんシリーズで紹介されていた、キャッシュフローゲーム101と202にはまりこんでいました。
毎月のように参加したり、主催として開催したり何十回とやってきました。
本当であれば、全ての人にゲームを体験していただきたいぐらいですが、さすがに、時間と機会には限界があるでしょうから、記事という形で、私が気づいたことをシェアしていきたいと思います。

4~6人でゲームを囲みます。この時は花火大会鑑賞も企画していたので浴衣姿もチラホラ

◆キャッシュフローゲームとは

その前に、キャッシュフローゲームとはなんぞや?という方もいらっしゃるでしょうか?
2000年に、発売された、ロバート・キヨサキ著「金持ち父さん貧乏父さん」の本は、ベストセラーとなって、全世界で4000万部読まれました。
今は2013年に改訂版が出て、紫の本が、書店等に並んでいると思いますが、私は、イラスト付きのベージュの本を買いました。その本の巻末に紹介されていたのが、「キャッシュフローゲーム」だったのです。

金持ち父さんシリーズでは、これまでの常識が覆されるような、「コツコツ定年まで働けば、老後は安泰」という生涯サラリーマン・会社員でいることを教えられてきた人からすると、お金のことを学びたくて、お給料をもらえなくてただ働きさせられたロバート少年の話は、衝撃的でしょう。

でも、そうやってお金持ちになったロバート・キヨサキだからこそ、作られたゲームに、私は非常に興味を持って、触れるようになったのです。
また、当時、父親から、「うちは貧乏だ」宣言を受けてたので、「うちは、なんで貧乏なんだろう?この本でわかるかな?」と思って、本を手に取ったところから、私のお金の探究が始まったのです。

なお、キャッシュフローゲームには、初級編の101と上級編の202があります。そして、近年では、日本版というのが新しく出ているようです。(中身も以前よりシンプルになっているのかもしれませんが、いかんせん新しいのはゲットしてません)

◆ゲームの中身は?

101の中身を例に説明していきます。
ここでは、覚えなくていいので、サラッと読んでください。
まず、ボードですが、
貧乏人の世界のラットレース(同じところをグルグル)
お金持ちの世界(ラットレースを抜けた、外側の世界)
に分かれています。

最初は、皆、貧乏人ですので、ラットレースに参加するところから始まります

マス目は、オポチュニティー(チャンス)、マーケット、ドゥーダッズ(無駄遣い)、ペイチェック(お給料日)、Baby!(出産)、ダウンサイズ(失業)、チャリティーがあります。

カードは、オポチュニティーのマス目に止まったときに引ける「スモールディール」と「ビッグディール」カード、
マーケットのマスに止まったときのマーケットのカード、ドゥーダッズのマスに止まったときのドゥーダッドカードの4種類

職業カードと、資産シートなるものを用意します。筆記用具で書いていきます。それに、できれば、電卓も必要ですね。スマホの電卓は、個人的には勧めませんが、皆さん、どうしても、スマホで済ませようとします。利率計算するので、「%」のある電卓が欲しいのです(スマホの%はなぜか、不思議な動きをするので、使いづらいのです)

最後に、駒(ネズミ)、チーズ(夢)、サイコロ、お札(ドル券)

これらがゲームの中身になります。これらを用意して始めます。

◆お金持ちになるには高所得者じゃないとダメ?

まず、皆さんが気になるのは、お金持ちになるには、高所得者にならないと厳しいでしょ?という部分でしょうか。
ここで、ゲームを体験すると面白い現象が起きるのです。

現実)高所得者に憧れ
ゲーム体験後)高所得者カードをやめて、低所得者カードを選ぶ

高所得者職業に、医者、弁護士、パイロット。
低所得者職業に、トラック運転手、ビルの管理人

他にも、ラットレースを上がりやすい(抜けやすい)、中所得者(教師、秘書、エンジニアなど)もあります。


◆無駄遣いカードを嫌がる

ゲームの中では「強制的に無駄遣いをしてもらう」マス目とカードがあります。
このマス目に止まると「えー、やだー!」という声が聞こえてきます。

でも、おかしいですね(笑)
現実の世界では、「今日は頑張ったから、ちょっとご褒美買っちゃおう」とか、「これぐらいなら、いいよね」と言い訳しながら、買い物してますよね?

ゲームすると嫌がるとは、これいかに?(笑)

そして、究極は、200ドルのコーヒーメーカー買うのも、借金して別荘を建てるのも、同じ無駄遣いカードの中に入っていること。

現実)無駄遣い、大好き
ゲーム体験後)無駄遣いを嫌がる

あ、ちなみに、ゲーム体験後、無駄遣いを嫌がるといっても、現実の生活が変わるほど嫌がる人はいなかったりします。
そこが、現実がなかなか変わらない一因でもあるのかな?と思います。

◆ゲームのゴールは

貧乏人(ラットレース)を抜けるためのゴールは、
貯蓄や現金を増やすことではなく、支出を上回る不労所得を得ること。

支出<不労所得

ゲーム中には、何百万ドルという現金を手にしても、それはゴールにはなりえないのです。

皆さんの中には、貯蓄を殖やすことが、一つのゴールに思うかもしれませんが、ゲーム中には、現金の札束は、あっても、その現金をシートに書くことはありません。

こうすると、勤労所得は、働いても働かなくても、どっちでもいい自由を得ることができます。

※ちなみに、お金持ちの世界のゴールは、より多くのビジネスを買い、【$50,000のキャッシュフローを殖やすこと】、になります。
マス目が、浪費か、ビジネスか、夢か、チャリティー・破産/離婚ぐらいしかないのです。

◆つまりゲームを通じて言えることは

収入や所得を高くすることではなく、支出をコントロールすること。
現金をいくら持っていても意味がないこと。(まったく意味がないわけではないですが、ゲームのゴールからすると、宝の持ち腐れ)

ゲームと現実はリンクしている

ここが、今回の記事のポイントになります。
現実だと、無駄遣いや高所得者を選びがちなのに、ゲームになると逆になる。
問題は、ゲームを通じて、現実の解釈を変えられればいいのですが、どうも、ゲームは現実とリンクしているという実感を持ててない方も多いようです。

これは、キャッシュフローゲームに限らず、他のゲームでも言えることだと思っています。
私自身、アチーバスというゲームのトレーナー資格も持って、過去には、ゲーム会を開催したりしてきましたが、そのたびに思うのは、「ゲームにはメッセージ性がある」ということ。

◆体験に勝るものはない

ゲームをやって、わかることというのを、一通り、記事にはしてみました。
しかし、本当の意味の「なるほど~~」というところまで腑に落とすには、【体験】するしかないと思っています。

「百聞は一見に如かず」というのと、同じで、どんなにいい情報を得たとしても、それを実際にやってみるというのは、雲泥の差なんです。

そんなこと、言われなくても、わかりますよー!
と、思うかもしれません。

でも、現代人は、どんどん「やらずに、体験したつもり」になっていることが増えてきているように思います。
特に情報が増えれば増えるほど、それでお腹いっぱいと勘違いしてしまうこともあるかと思います。

◆おまけ

このゲームをやる際には、特に資格はいらないゲームですが、最初だけは知っている人からのレクチャーがないと、全然わからないゲームです。だって、お金のこと勉強してない人には、チンプンカンプンな内容ですから。
今のゲーム会を開催しているところを探すか、私に連絡いただければいいかと思います。やってみたいと思った際には、参考にしてくださいね。

あなたの人生のヒントになれば、幸いです。
あなたの人生が良くなるよう、心から応援しています。

今回も記事をお読みいただきありがとうございました。

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