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成功の基準と自分の基準とのギャップ

コーチング文脈に寄せていくと、発信したばかりなのに、まだまだビジネス文脈で語りたくなってしまう。

と言っても、今回は、メンタルや思考・考え方に影響がある部分なので、
「自分は、なぜ、上手くいかないんだろう?」と思うところがあるのなら、今回の記事では、その心理が、紐解けるかもしれません。

成功する人と、成功しない人の違いを、起業コミュニティ内でも話題になって取り上げられていますが、
結局のところ、
「成功する人は、成功するまでやり続ける」
なんですね。

成功しない人は、
「こうした方が良いよ。成功の基準はこれだよ」に対して
「それは、無理です。自分には難しいです」とはなから、拒絶反応を示す。
この違いだけ。

では、なぜ、そんなことが起きるのか?
そこを追及していきたいと思います。


◆成功する人は、成功の基準を知って・・・

成功する人は、成功の基準を知って、
(お、今の自分にはかなり、ハードルが高そうだな。例えるならば、富士山レベルの体力と装備を用意しないと無理そうだ)
と思うものの、
「やってみます」と返す。

そして、やってみた結果
「ここまでしかできませんでした」と、師匠やコンサルなどから提示された、基準に対して、フィードバックするということを行っていく。

師匠やコンサルは、
「すぐには、100点取れるとは思ってない」のです。

(お、20点程度の仕上がりで返してきたか。じゃ、残りの80点をこういう形で、フォロー・サポートしていけば、最短距離を行けそうかもな)と、見当をつけるのです。

「じゃ、次はこの装備を用意してみてごらん」と、フィードバックして、挑戦者がより、早く到達できる方法を一緒に探してくれる訳です。
師匠やコンサルの方が、経験値・情報量がある訳だから、挑戦者は、ひたすら、言われたことを愚直に試して、その結果を報告する。

その繰り返しを、早く・多くすれば、富士山の1合目ぐらいまでしか、最初は、到達できなくても、徐々に、2合目、3合目と登っていきます。
これを繰り返していくことで、
最後には、10合目(頂上)まで、行けるという訳ですね。

◆成功しない人は、成功の基準を知って・・・

「自分には無理です。やりたくないです」となる。

さらには、「自分のやり方、自分の基準で行きます」となることも。

師匠やコンサル側は、
「別に、最初から100点取れとは言わないけれど・・・挑戦しない理由を教えてくれないと、こっちもフィードバックしようがない・・・」となってしまいます。

結局は、【成功と自分の基準のギャップがありすぎる】ことと、
【自分の基準、やり方にこだわる】
この2点に尽きるのだろうなと思います。

挑戦も、遅くなり、そもそも、1合目すら、目指さない、家に引きこもるか、違う街に遊びに行ってしまう・・・なんてことになりかねません。
そして、違う街で「やっぱり、自分はこっちの場所で楽しかった!」と勝手に行き先を変えてしまう・満足してしまうのです。

心のどこかで、
「行きたかったのは、富士山じゃなかった、近場の公園だった!」と、自分を満足させてしまうのかもしれません。

◆なぜ、この違いが生まれるのか?

前の記事で、
ビジネスで成功させていくには
「健全な自己否定ができる状態」の自己肯定感が備わっていること。
ということを書きました。

そのためには、自己肯定感の6つの段階のうち、
・自尊感情自分の存在は価値があると思える感覚
・自己受容感自分はありのままで素晴らしいと思える感覚
・自己効力感自分にはなんかできそうと思える感覚。
・自己信頼感自分は何があっても大丈夫という考え方。

をクリアしていないといけません。

残りの
自己決定感すべては自分で決めているという感覚。
自己有用感自分は誰かの役に立っているという感覚。

この5段階目、6段階目で言うならば、
【これまでの自分に感謝している。でも、自分はもっと上に行くよ。人の役に立つところに、向かっていくよ】という感じでしょうか。

基本的に、
成功できない人は、
3段階目の【自己効力感】のところで、
「できない」という言葉や感覚が湧いてしまうのかもしれません。

ご自身の使う、言葉に着目して欲しいのです。
案外、
「できない、難しい、自分には無理」という発言・発想をしている時間が多くないですか?

別に、全ての人に【万能感】を持って欲しい訳ではないのです。
ただ、その表現を使う【癖】を持っていることを、認識して欲しいだけなのです。

人が鳥のように飛べるわけではないです。
でも、鳥以上に、飛行機という手段を使って、空を飛ぶことができます。
ライト兄弟という、今の飛行機の元となった動力飛行を成功させた人間がいるから、今、私たちは、飛行機に乗って旅ができている訳です。
彼らが「できない」を「できる」に変えるまで頑張ってくれたから、人類は、恩恵に預かっている訳です。

何も、とてつもない、「成功」や「できる」を達成して欲しい訳ではないです。

あなたには、あなたにしかできない、「できる」「役に立つ」がきっとあるはず。

なんなら、100の願望リストのワークショップの要領で、
ご自身の【できる】をアウトプットしてみてください。

それこそ、赤ちゃんよりできることたくさんあるでしょう。
【歩ける】【料理を作れる】【楽しい話ができる】などなど。

なんなら、自己効力感のワークをやることで、「自信」や「できる」が取り戻せるかもしれません。
まずは、基礎練習として、ご自身の「できる」をたくさん、書き出してみてください。

◆【受け入れ力が大事】という話

結局、今までの人生の延長線上で考えると、成功できないことって、いくらでもあると思うんですね。

それを、先に成功している人や、他者から、
「こういう成功基準じゃないと、うまくいかないよ」と言われたら、

「あ、今までの延長線上じゃダメなんだ?」と受け入れる力が必要になってくるんですね。

これが、言い方を変えれば、「健全な自己否定」という状態。

それを、どうやって乗り越えたら良いか?は、分からないけれど、
「今のままではダメということだけはわかった」という受け入れ力。

要は・・・乗り越えないといけない【壁】があるということだけは、分かった。
ということ。

その壁を迂回しようが、引き返そうが、無かったことにするのが、抵抗を示す人にありがちなのですが、
受験でもなんでもそうですが、「あ、もうこれは立ち向かわないといけないんですね」というある種の諦めを持った時、人って、案外、壁を乗り越えられたりするんですよね。

そうすると、意外にも、スルっと壁を越えてしまって、
「あれ?壁あったんだっけ?」という体験とか感覚って、感じたことないでしょうか?

この「受け入れられる・受け入れられない」って、意外に紙一重だと思うのです。

「もう、つべこべ言ってないで、やるしかないよね」みたいな感じ。
最初から、この感覚になれば、苦労しないのに~!というような、不思議な感じ。

成功者と成功しない人って、全くの別人という風に思うかもしれないですけど、実は、そんなことなくて・・・

誰もが、この受け入れ力だとか、自己効力感の積み重ねが健全にできたら、あるとき、ふと、
「あれ?成功者の仲間入りしてるかも?」となるかもしれません。

誰についていくか?とか、誰から学ぶか?というよりも、
自分の中の、【抵抗】との折り合いのつけ方が上手になれば、案外、すぐに成功者体質になれるのかもしれません。

よく、今活躍している人、スポーツにしても、ビジネスにしても、芸能にしても、「ちょっと前までは、私も、こんなにパッとしなかったんです」という暴露話、あるじゃないですか。

結局、ずーっと、成功しない人もいないと思うんです。
もちろん、パッと花咲くこともなく、そのまま平凡の人生だったという人も多いかもしれません。

でも、「数年前までは、私もパッとしなかったんです」という暴露話を聞けば聞くほど、「嘘~!信じられない!」と跳ね返してしまうのではなく、「次は、自分の番」と思えればいいのです。

人は皆、ある意味「みにくいアヒルの子」なのかもしれません。
ある時突然、「綺麗な白鳥」になるのだと思います。

結局、大事なことはですね。
誰かとの比較じゃないんです。
見えない誰かを見えない敵にするんじゃなくて、
自分の中の【抵抗】をどれだけ減らしていくか?

これ、公式LINE登録特典動画で語っている部分とも被るので、まだ、公式LINE登録特典動画をご覧になってない方は、ぜひ、この機会に見てみてください。

今回の話は、「成功の基準と自分の基準のギャップを知ったときの、対処法」みたいな感じになりましたが、いかがだったでしょうか?

ギャップが大きければ大きいほど、逃げ出したくなりますが、
「自分の亀の歩みでもいいわ~」となりたくなりますが、

エベレストは、誰もが行ける山ではないですが、富士山ぐらいなら、健康な人なら、まぁまぁ、目指せる感じになるのではないでしょうか?

自分が目指している山がどれぐらいの大きさなのか?
それがわかるだけでも、本当はいいのかもしれません。

自分の基準の生き方なんて、ずーっとしてきているし、それにこだわっているほど、人生は長くないと思います。
先が長いと思っているのは、若い時だけで、過ぎ去ってしまった過去を振り返ったときに、「なんだか、あっという間だったな」という思いだけが残るのではないでしょうか?

最近では、残りの人生をどう生きたいのか?
これからの人生をどう生きるのか?
なんか、常に、そんな話をしているような氣がします。

成功だけがすべてではないけれど、味わってみたいのなら、味わってみればいい。
そのためには、自分の基準と成功の基準とのギャップを受け入れるところから。

乗り越えてみたら、【成功】もなんか、スルっと、泡みたいな感じでつかみどころがないかもしれないですけど。
「それも、ありかもな」、という柔軟な氣持ちで、物事に挑戦していってもらえればと思います。

あなたの人生のヒントになれば、幸いです。
あなたの人生が良くなるよう、心から応援しています。

今回も記事をお読みいただきありがとうございました。

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