身近なHappy Women♪4
今回の身近なHappy Women♪は、阪南市在住の
ハンドメイドプロデューサー田中優巳子さんです。
取材に伺ったのは秋とはいえまだまだ残暑が厳しい頃。
ご自宅横に建てられたハンドメイドサロンにてお話を
伺いました。
サロンには、制作見本としてご自身の様々な作品が
飾られていて、家具を含め白を基調とした部屋の設えや
作品から感じられるこだわりと田中さんの醸し出す
雰囲気が相俟ってエレガントな空間となっていました。
先ずは、たくさんある作品の中から気になるものを
いくつか選び、一つ一つ丁寧な説明を受けながら見せて
頂きました。
一通り説明を受け気分がアップした頃に、インタビュー
スタートです!
・現在の活動について教えてください
現在は、阪南市でハンドメイドのサロンをしています。
ポーセラーツといって、白磁に転写紙を貼って
オリジナルの食器などを作っています。
最近は、バッグのレッスンに来られる方が増えています。
【ハンドメイドの種類はとても多く、ポーセラーツを
はじめ、トールペイント、様々なタイプのバッグ
お人形チャーム、扇子などなど。
そのセンスの良さには定評があり、自宅サロンのみ
ならず、様々な場所で出張教室を開催されています。】
・活動を始めたきっかけは何ですか
もともと絵を描くのが好きで、子どもの頃から油絵
などの絵を描いていました。
結婚して子供が出来た頃に、トールペイントという
ものがあることを知り興味を持ちました。
とはいえ、そのころ近辺にはトールペイントの教室が
なかったため自分で洋書を取り寄せながら独学で学んで
いました。
学びが深まるにつれ、私は何を描きたいのだろうと
考えるようになり「そうだ、私はお花が描きたいんだ」
と気づきました。
そこから師匠となる方を探したところ名古屋で先生との
出会いがあり、そこでトールペイントを習うことになりました。
という事で、もともとこの教室はトールペイントを
きっかけにスタートしています。
【田中さんのハンドメイド人生のスタートとなった
お花のトールペイント。
サロンにも飾られていた作品は、花びらや葉っぱの
一枚一枚が丁寧に描かれていて田中さんの几帳面な
性格が窺い知れるとても美しいものでした。】
・活動の源や現在の活動の様子を見せたい人は?
私の活動の源は、通ってくださっている方々が楽しい!
と言ってくださることや、みなさんの笑顔を見られることです。
お稽古サロンを始めて23年になりますが、これまで
いろいろな出来事があり、教室を続けるかどうか迷った
こともありました。
そんな中でも、楽しみに通ってくださり励まして
くださる生徒さんたちがいてくれたことでこれまで
続けてくることができました。
・田中さんのワクワク・キラキラポイントは何ですか
とにかく好奇心がいっぱいなので、行きたいところや
見たいものがたくさんあります。
興味あるものを見に行くとか、美味しいものを食べに
行くとか、仕事においてもこんなものを作ってみたいとか。
自分がワクワクすること、求めることに素直に身を置く
ことでキラキラ輝いていけるのだと感じています。
・今後の目標や夢について教えてください
これまで自分が学んできたこと、吸収してきたことを
次の世代にバトンタッチしていき、その方を応援したい
と考えています。
また、地域の方々にもハンドメイドの楽しさを伝えて
いきたいです。
ハンドメイドの楽しさを通してたくさんの方を元気に
したり、現在のサロンをハンドメイドに興味のある
方々が集える場にしていきたいというのが夢です。
・読者にメッセージをお願いします
自分らしく個性や長所を伸ばしていきたい方や自分の
可能性を秘めている方がたくさんいることと思います。
そんな夢を叶えたい人の協力が出来ればと思っています。
―ありがとうございました♪
【編集後記】
いつ休みを取っているのだろう・・・と不思議に思う
くらいに、いつもあっちへこっちへと活動している田中さん。
そのフットワークの軽さはピカイチ!です(^^)
以前は、積極的に行動することがなかなかできない
時期があったとのことでしたが、自分がやりたいという
思いに真剣に向き合い、学ぶ手段がなければ自分なりの
方法を探しながらスタートした事などを考えると
やはり現在の行動力はもともと備わっていた素質なので
しょうね!
やりたいことや気になることがあるものの、どう動き
だせばいいのか分からず諦めてしまっている方は
たくさんいるのではないでしょうか。
田中さんの「自分が出来ることから始めてみると
いつしかやりたいことが明確になってくる」という
方法はぜひ参考にして頂きたいポイントですね。
とりあえず行動あるのみ!
ご自身のことばかりではなく、周りの方のことをいつも
気に掛けることが23年もの長きに渡りお稽古サロンを
続けてこられた秘訣なのではと思いました。
周りの方々がいてくれてこそ、自分も輝くことができる
のですね。
インタビュー後にいただいたお茶&お土産スイーツ
からも行動範囲の広さを感じました。
ご自身で制作された食器でいただいたティータイムは
優雅な時間となり、脱線した話は果てしなく続きました(≧▽≦)
次回の「身近なHappy Women♪」は、12月18日(土)です。
お楽しみに♪♪
(取材&記事 山本美保子)
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