日立、脱「製造業」へ決断


製造業がなくなるというより、製造業が生み出すモノで差別化出来なくなる事によって付加価値がなくなると言ったところですね。付加価値がなくなれば、利益率も下がります。これは、スマイルカーブで見た方が理解しやすいです。スマイルカーブを生み出す製造側の物理的な要因は記事内に書かれていますが、同時に消費者側の感性的要因を鑑みる必要もあり、衛生欲求が満たされた社会においては消費者ニーズが、モノにはありません。つまりは、製造業の生み出すモノでは満たせません。マズローの欲求5段階説における低次の欲求から、高次の欲求へ移行したという事です。

日立は、競合他社と異なり早くからCSVを軸としたポーター論を導入した事により製造不況を生き延びた成功体験がありますので、今後もポーター論に引きづられる可能性が高いと言えます。成功体験は新たなイノベーションのジレンマとなってしまいますので、吉と出るか凶と出るかですね。ポーターは優れた学者ですが、経営者ではありません。ドラッカーも同じです。


記事内にある参照リンクも読んだ方が良いです。

(参照:「製造業」はなくなる 日立・東原社長が語る未来 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36464980T11C18A0EA1000/

via 「人間はこれまで以上に感性が求められる。人の幸せとは何か。その実現にどのような価値を創造すべきか。歴史や文化、芸術などを幅広く学び、感性を磨くことが何よりも大事になる。仮想現実(VR)技術が発達すれば、1700年代後半のパリや江戸を体感できるようになるかもしれない。デジタル新技術も感性を磨く助けになる」

(4月30日 #NewsPicks へ投稿)

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1978年東京生まれ。建築設計事務所にてデザインの基礎を学んだ後、05年からフリーランスデザイナーとして活動。大学には行かず16年大学院にてMBA取得。これまでに100社以上での実務経験を持つ。
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