日産、拡大路線を転換 中期計画見直し 生産能力10%削減 北米にメス



via 日産自動車は14日、2023年3月期までの中期経営計画の見直し内容を発表した。売上高目標は14兆5千億円と、当初計画から2兆円下げ、売上高の拡大から収益性の重視へとカジを切った。北米事業の再建と世界生産能力の10%削減を打ち出し、立て直しを急ぐ。背景には次世代車の開発競争に遅れまいとする焦りがある。…

「日産をどう立て直すか?」
ゴーンさんはここ数年、合併効果も見込んだ販売台数でトヨタ超えという見せかけの数値を作ろうとしていましたが、逆に西川さんは、変化の大きい市場環境では身軽で機動性が良い体制がベストと考えているようですね。
僭越ながら西川さんは、お掃除屋さんには適任ですが、ワクワクした未来を作るタイプではないようにお見受けします。そう考えますと、日産としては、自動車市場の花形がHVからEVになるまでは、西川さん体制でどう耐え忍ぶかという感じでしょうか。

(5月15日 #NewsPicks へ投稿)



日産、今期純利益半減 10年ぶり低水準に

via …業績が不振なのは、世界販売の3割を占める米国で新車を値引きしないと売れないためだ。日産はライバルのトヨタ自動車やゼネラル・モーターズ(GM)と競争するため、販売奨励金を積み上げて値引きによって台数を伸ばしてきた。前期に日産が支払った販売奨励金は1台あたり4000ドル(44万円)を上回り、米市場の平均より1割ほど高かった。…

新車が値引きしないと売れないというのは問題ですね。
そもそも製品の販売設定価格が間違っている可能性が大きいと言えます。販売可能な価格から逆算して生産しませんと利益は出ません。マーケティングが的確に行なわれていない証拠でもあります。

確かに日産のブランディングイメージは、GTRを始めとした身近なモンスターという印象から、身近なマーチ、キューブ、ラフェスタ系にシフトされた以降、ノートやリーフの印象が薄く、新鮮さを感じないところがあります。

(5月15日 #NewsPicks へ投稿)


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