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暮らし圏内での外食

東京から引っ越して2週間。
家から徒歩圏内で小さく暮らすようになって、今は自分もなんだかまだ疲れ切っていて、もうしばらく仕事はせずにゆっくりしていようと、
かなり地味生活になりました。
3週間前までは麻布台ヒルズや赤坂の中を歩いていたなんて、ずっと遠い昔話のようです。
懐かしいかというと実はそこまででもなく、このただただのんびりな、朝から民放ラジオを聴きながらきままに過ごす感じは、これまでの人生でもしかしたら初めてなんじゃないかとそれに驚くのでした。

東京にいる時、店や物や展示などの情報がすぐに更新されて、次から次にいろんな刺激的な景色が近くに広がり、せっかくだからちょっと見に行こうとでかけては散財することが多かったけど、地方はその情報更新のペースがとってもスローです。
イベントは週末や連休におこなわれるかどうかで、平日は基本的にみんな学校に行くか通勤するかしてるので、ふらふらしてるのはお年寄りばかり。
イベントはというとサークル活動の作品展示がどこかの会館であればいいほうで、平日はたいていなんにもありません。

商店街もがら〜んとしてるし、活気は0。
そうなると用もないのにでかける、ということが減り、買い物も必要な物を限られた曜日に買い足せばもうそれで、な感じで、お金を使うきっかけが、ガクンと減りました。

だからなのか、みなさん、イベントに飢えてるし、お金を使いたくて仕方ない。
買い物して楽しみたいという勢いが、たまにあらわれる催事会場では感じられます。
今は県内唯一のデパートでおこなわれてるバレンタインデーチョコ販売会場。
買い方を見ていると、自分や友人のためだけでなく、ご近所さんに配るためにも大量に買っている様子です。

その中で私や夫は、東京であれこれ見すぎて知りすぎてしまい、年齢もあわさってその方面の欲求は完全に終わっていて、今は、昔から続いてると思われる店で今まで立ち入ったことがなかった店にちょっと寄り道してみる?という、まったくちがう方向に歩き出すのでした。

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