ゆーさん

自分らしく過ごしたい。ただそれだけ。 そのときどきに気になることを観て知って食べて、そ…

ゆーさん

自分らしく過ごしたい。ただそれだけ。 そのときどきに気になることを観て知って食べて、そして引っ越して。 世間の”普通”がしんどいけど、ところどころ仕方なく合わせつつも やっぱり自分のペースは守りたいと思ってる、そんな50代後半。 これまでのこと、日々のこと、なんとなく綴れたら。

最近の記事

都会と田舎のあいだでゆらぎながら3ヶ月経ち

地方での新しい生活に身も心も完全に落ち着くまでには、けっこう時間がかかるもんだなと今回感じています。 それほどまでに、この4年間の東京港区ひとり暮らしの中での、 刺激や挑戦や楽しみやストレスや不安が、自分の中に濃く大きかったんだと思います。 自分を奮い立たせて都会で『初めて』に行動していくのは歳とともにエネルギーが必要で、淡々とやれてるつもり、を意識的に演じてきました。 はっきりと、大変だった、と言えるのに、いざそれがなくなって平穏で風がそよぐ音しかきこえないような毎日に身を

    • 若い女性が県外に流出していく理由

      消滅可能性都市とまでは言われないにしても、今住んでいる県は若い女性が県外に流出していく率が高くて、それにともなって少子化高齢化が激しいとテレビで流れることが多いけれど、それをみるたび、 『そりゃそうだよね』と苦笑するしかないのでした。 若くない自分すら、やりたい魅力的な仕事がみあたらなくて、最近まで東京に行ってたくらいなんだしねぇ、と。 第一、高校を卒業したあとの大学や専門学校の選択肢が少なすぎて、 関西や東京に行くしかないじゃない、という状況だし、それにともなって就職もそ

      • そこまでしなくていいんだよ、と

        数年前から、週に35000歩以上歩かなくちゃ というのが基準になっていました。 東京にいた頃は通勤の電車の乗り換えだなんだで駅構内をけっこう歩くシーンは多く、 無意識でも気がついたら3日ていどでとっくに30000歩くらいにはなっていたり、休日は新宿伊勢丹まで片道1時間だけど赤坂から歩いちゃお、途中四谷で甘栗買ったり、新宿御苑の世界堂ものぞきながら、 なんてぶらぶらするのはいろんな景色もあって楽しく、 週に50000歩以上歩いちゃったなんてことも多かったのに、 地方に住んでから

        • のんびり過ごすための練習期間

          4年間2拠点だった夫婦が1拠点になってもうすぐ3ヶ月経ちます。 それ以前に、30年は普通に一緒に暮らしていたけど 50代に入ってから別拠点で暮らす期間を4年作っただけで、一緒に暮らすことが今は特別に感じます。 喧嘩しての別居だとそういうわけにはいかないだろうけど、子供も巣立って、もう私も自由にやれる時間がもてるなら、 かつてやり残した仕事をもう1度やってみたい、また東京で、 という野望を言い出してのことだったから、 お互いに久しぶりになにか新しいことが始まるワクワク感をもっ

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          豊漁の年

          去年はあまりに獲れなすぎて、高くてほとんど手が出なかったホタルイカだったのに、今年はびっくりするくらい獲れてます。 大地震で海中地滑りが富山湾で起きた、と聞いていたけど、それが多少なりとも影響あったのでしょうか? 深すぎる富山湾の底に少し揺さぶりがかかったことで、深海からぶわ〜っと上へ ということでもないんでしょうが、 ともかく、投げ売り状態の安い価格で朝どれのホタルイカが大量にスーパーの店頭に並んでいて、これは食べないとねと、生のを買ってきて自宅で釜茹でにして、酢味噌をつけ

          桜で喜びがあふれてる

          寒さが長引いたおかげで、4月なかばに近づいても、桜は満開状態キープ。 入学式にも桜、休日にも桜、散歩がてら桜、近所の川では桜みながらのサップやカヌーのメンバーたちが和やかに楽しんでいて、 久しぶりになんて平和な春の光景だろうと今年はつくづく思うのです。 年あけてそうそうの大地震の恐怖で、精神的にもゆがんだ今年のスタート。 今もまだいろんなゆがみが解消されてない町や道路の光景はありながらも だからこそのみんなの思いが、何をするにも強い感じがします。 こういう平和がずっと続く

          桜で喜びがあふれてる

          孫との関わり

          自分の子育ての時は懸命すぎて、観察してる余裕はなかったけど 孫はたまに会うおつきあいだから、会うたびにめざましく大きくなってて あっというまに歩き出していました。今の現実を知ったのも数ヶ月前に自分が東京から地方に引っ越したあと、この写真や動画が届いたから。 生まれてからここまで、結局直接会ったのは、だいたい8回くらいでしょうか。 遠方で、しかも息子家族のところの、となると、 それは実質、嫁さんの子というか 近隣にある嫁さん実家寄りに孫は関わりが多くなるので、こちらはなんとな

          孫との関わり

          感覚が好き

          角田光代さんの感覚が好き。難しいことは何も書かないのに、心情がとてもよくわかる表現をしてくれるから、登場するどの人物に共感できる部分がなにかしらある、といつも感じます。 これはコロナ禍の日常も混じるから最近の風景もあって、よけいに身近な、そのへんの人たちのことととらえることができます。 非日常な出来事に話をもっていきがちなこの時代だから、 人が成長していく過程の中の食卓の様子というあたりまえのことがほっとするのです。

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          頑張るという言葉の呪縛

          昭和に子供時代を過ごした人はだいたい、頑張ることが良いこととして 刷り込まれて育ってきたと思います。 頑張るという言葉は、これまで完全に意味をはきちがえてきた気がします。 なぜなら、本来の意味は『我意を張り通すこと』。 サブの意味として『どこまでも忍耐すること』というようなものがあるようで 戦後、サブの意味のほうが都合が良かったのか、忍耐することのほうを頑張ることとして教え込まれてきた、そのことに令和になってようやく薄うす気がついてきて 愕然としているこの頃です。 野球の大

          頑張るという言葉の呪縛

          切羽詰まった時の心境

          年老いてひとりで暮らすのは、今の日本ではほんとに大変。 いっそのこと罪でも犯して、刑務所にはいるほうが、食事も寝るところも確保できるんじゃないか、そう思ってしまう人は実際にいるんだと思う。 20年前に北海道で網走をみてまわってたとき、網走監獄の食事がこんな感じだったというのを800円で食べられる、と出ていて、その定食のサンプルを見た時、 その当時の我が家が北海道に移住した直後でほんとの極貧だったこともあって、 丸1尾のサンマが塩焼きで乗って、麦混じりのご飯と味噌汁と漬物と、

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          5年ぶりに金沢

          東京暮らし前にぶらっとしに行ったきり、しばらく近づいてなかった金沢。 気がつけば5年が経っていました。 いつも高速バスで行く方が安かったから電車を使わずバス1本で行ってたけど 来週ついにその高速バスがなくなると。 手元にはまだ回数券が残っていたので、それを使いきるため、久しぶりにバスで行ってみました。 あいにくの雨風の日で寒くてどうしようもなかったから、結局まちなかに着いてからも路線バスに乗り換えての移動となったけど、そのおかげで、いつもはまちなかを同じようにぶらぶら歩く

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          時間の流れかたを知る

          子供は未来から過去へ向かって時間が流れ 大人は未来へ向かって時間を流すようになる、とばななさん。 言われてみればそうだ、と思いました。 将来こうなりたいから今はこうする、が、子供のときと大人になってからとでは とらえかたが変わって行動も変わる気がします。 そのときどきの経験値があがることで大人はどんどん恐怖心が増えるからなのかな。 怖いもの知らずのときは行動も早かった気がするのに、どんどん腰が重くなるのはそういうことなのかな。 子供は先の未来や夢を想定してから、今こうして

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          図書館マニア

          行く先々で、自分にとっては図書館の存在は必須。 図書館が近くにある場所に住んできた、とも言えます。 近所じゃなくても、旅行ついでに現地の図書館をのぞいたりもします。 図書館それぞれに個性があるからです。 息子が通っていた大学の図書館がデザインが秀逸で、 より図書館空間の素晴らしさにはまりました。 そのうち、その同じ設計士さんが十数年後に 石川県立図書館を設計したと知りました。 大学の図書館の時は和傘をイメージした、半円型デザインの図書館で これでも感動してたというのに、 石

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          店内の照明

          東京でひとつの楽しみだったことのひとつは、飲食店に入ったときも、店内の照明器具の洗練されたデザインをながめることでした。 え、そこ?と思う人のほうが多いのかもしれないけど、照明は明るさで空間を作るものだから、ただ点けばいいという店以外は、たいてい少しこだわりをもって決めてるんじゃないかと思うのです。 天井照明だけで部屋を明るくするのがこれまでの日本の家だったけど、海外で暮らし、ホテルなどからも間接照明の落ち着いた光の良さを感じ取って、ただただ明るくすればいいってもんじゃない

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          夫の還暦祝い

          せっかく1拠点生活になったことだし、もうすぐ60歳になる夫の還暦祝いということで、近くにできた寿司屋に初めて行ってみました。 そこは完全おまかせ寿司屋で、酒のつまみから始まり、途中何回かにわけて寿司がでてきて、途中で茶碗蒸しがでてきたりと、コース仕立ての寿司屋でした。 東京で住んでた場所の近所にもそういう店はあったのかもしれないけど、まぁ港区では高額すぎるのは想像できたし、行こうという気にもならなかったので、 地方に住んでからそういうところに行ってみようかと思えたことは、ち

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          海外へは一度出てみるべき

          日本の中だけにいると、気づかないこと多すぎますね。 自分も昔、アメリカに住んでみて衝撃の連続でした。 筆者はもっと濃いエリアに行き、現地の食卓でだされたものをひるみながらもちゃんと食べて、現地の人に敬意を示しながら日常の食事を観察していました。 手のひらの大きな幼虫とかは 自分だったらたぶんひるんで固辞すると思うけど、 彼女はたくましい。 まるごとのティラピアは笑顔でかじる様子の写真がありました。

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