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自我意識(エゴ)が強い人/信じられる人かどうかの判断方法

こんばんは。
今日は短めに書こうと思います。

タイトルにある自我意識。
これを簡単に説明すると自分を他人と区別する意識のことです。

人間誰しもみんな自我を持っています。
私たちが「私」と呼ぶものですね。

この自我がなければ私たちは、存在を区別し認識することができません。
なので自我は全ての人が有しています。
しかし、世の中にはこの自我(エゴ)が強すぎる人がいます。

自己中心的な人間は、自我が強いとも言えるでしょう。彼らは自分以外、つまり世界と自分は完全に別の存在で切り離されたものだと認識しています。
だから自分勝手な振る舞いをしています。

それに対して自我意識が広がっている(弱い≒薄い)人というのは、他の人世界とのつながりを大事にしています。
自分と他人は繋がっているからこそ大事に出来ます。協調性を持つことが出来ます。

もちろん私たちは肉体的には別個の存在です。
しかし自我意識というのは肉体に限定されません。

たとえば、よく映画やドラマを見ていて登場人物についつい感情移入をしちゃうって人いませんか?
登場人物が活躍すると凄く嬉しくなったり、逆に悪いことが起きると、まるで自分のことであるように感じちゃう人。

こういう体験をする時は、大体自分の自我意識を登場人物に同調させている状態です。
つまり、その物語を見ている時に登場人物を自分自身の肉体を飛び越えて「私」だと認識しているのです。

またよく道具を使う時に用いる表現で「自分の手足のように」というものがあります。
私はこれも自我意識が変化した感覚を指しているものだと考えています。
自分の肉体が「私」であるという自我意識が、道具まで「私」と認識するようになっているわけですね。

繰り返しになりますが、自我意識というのは肉体に限定されません。「私」という自我意識の対象は変化しうるわけです。

私がある程度確信を持って、人格者はこの自我意識が広がっている、自分の肉体に限定されていないと言うことができます。

自分のことのように他人に優しくできる人。
自分のことのように泣いてくれる人。
自己中心的でない人。

素晴らしい人は、自分を特別視しません。
自分を認めて欲しいとも思わないので承認欲求もありません。

私自身人を見る目があまりある方ではありませんが、この自我意識に注目するとある程度人格者かどうかというのは見分けることが出来ます。

もしこの人を信じていいのかと疑問に思ったときは、その人がその人自身を特別視しているか、自分だけを可愛がっていないか見てみてください。

また自分自身は人格者になれるよう、自我意識を広げていけるように努力しましょう。

それではおやすみなさい。





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