ほっと一筆「世界に没頭すること」

2023.9.14


そろそろ毎年恒例の読書ブームが起こりそうな気配なのだけど、ここ最近は小説は小説でもライトノベルを読み尽くしている。


元々アニメでハマり、その後コミカライズされたものにどっぷりハマるというのが通常ルートだった。

それが、何かの一作品をきっかけに、原作ノベルに手を出して、ついには配信されているサイトで最新話まで追いかけるということを覚えて(?)しまった。


漫画化された話よりもまだ先の話がノベルにあり、そのさらに先の話が公開されている。


既刊で止まってしまっていた熱が再燃して、燻火が繰り返し燃料を投下されるような形で何度も燃え上がる。



ラノベだろうと、純文学だろうと、漫画だろうと、創作の世界に没頭しているとそれだけで自分の世界がいくつもいくつもできあがるような気持ちがする。


わたしは感情移入型なので、内容によっては一喜一憂じゃ済まず、引きずることも多いのだけど、それ以上に得られる豊かさがある。


何か凹むことがあっても、夢中になって物語へ飛び込んでいると、不思議と元気が出る。


お気に入りの映画を観る他に、これはわたしの処方箋でもあるのかなと思う。


読書の秋にかこつけて、本の虫になるのもしばらくは自分で自分に許可したい。


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