見出し画像

リビングから海が見える暮らし、良い点、悪い点、気づき

水漏れ工事も無事に終わり、クローゼットのカビ臭さが消えるのを待っている。

臭いが消える間、大家さんが海に面した部屋を提供してくれた。今、そこで寝泊まりしている。それは、海が目の前にある、私がずっと憧れていた暮らしだ。2週間だけだが、この海が見渡せる部屋と、山側の自分の部屋の両方を使える。奇しくも、水漏れという形で夢が叶ってうれしい。

でも、実際に暮らしてみると、ポジティブな点とネガティブな点の両方に気づいた。同じ建物内の同じフロアなのに、部屋の向きが変わるだけで、ライフスタイルも大きく変わる。ここに備忘録を記しておきます。

仮住まいをしている部屋は、海側の角部屋。景色は最高に良いけれど、11月現在、とにかく寒い。試しに、山側に面している自分の部屋に行ってみた。すると、カビの臭いを消す為に、24時間窓を開けっぱなしにしているにもかかわらず、暖かい。海側と山側では、春と秋くらいの温度差を感じるのだ。

海辺のバケーションハウスの宿泊費が、夏のバカンス中に価格上昇するのも納得。夏の2ヶ月だけ海辺に住むのがベストな理由がよくわかる。

一方、東向きの山側の部屋は、朝日が入り、自然と早起きができる。そして、全然寒くない。光熱費が高騰している昨今、部屋が暖かいのは重要。しかも東側は、日の出からお昼過ぎまで太陽の光で明るいので、自然と午前中が充実する。午後はビーチで過ごすことが多いので、自分にとっては「海の近くの東向きの家」が、ライフスタイルに合っていると気付いた。いずれにしても、窓からの眺望と日当たりは重要。

もちろん、リビングから海が見える開放感は、何物にも変えがたい。朝起きてすぐ、ベランダで海を見ながらコーヒー。こんな生活、精神に良い影響を与えるに決まってる。たとえ雨の日でも、いつもそこに海が広がっているのだ。海が好きな理由は、開放感なんだと改めて実感した。

でも、海が見える部屋もいいのだけど、景色が良すぎて部屋から出なくなるという、贅沢な悩みもある。もしかすると今ではなく、もっと年齢を重ねた時に、のんびりベランダから海を眺める生活をするのがベストな気がしてきた。その時は、北側は寒いので、南側のほうがいいのかもしれない。(北と南では価格も違いそうだけど、そこを目指してがんばれ、私)

そんなことに気付いた今、部屋から海を見る暮らしは、バカンス中に海側のホテルの部屋に滞在して、満たされるのがいいと思った。たとえ高くても、その価値がある。

そして今、嵐が来ている。ビーチや海沿いの公園は3日間の立ち入り禁止だ。でも私は、海が見える部屋に住んでいるので、大荒れの海を眺めることができる… な〜んて思っていたが、強風で何かが飛んできて窓が割れると怖いので、ほとんどの時間、窓のシャッターを閉めているのだ。だから、部屋が真っ暗なのです。理想と現実ですね。

いや、本当に貴重な経験をさせていただいています。家を絶賛探し中なので、本当にありがたい経験。確実に家探しが前進していると思われます◎フフフ

▼今日のバスク地方▼


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?