お人好しと言われ続けた人が、チームリーダーという名の中間管理職をやったら、半年休職することになった話

はじめまして。Natumeと申します。
記事を目にしていただきありがとうございます^ ^
社会人生活10年強、IT系のエンジニア。
波瀾万丈ありました。これからもありそう!

初記事ですが少しぶっ込んでいきます。
今まさに辛いなーという方、無理せず調子の良い時に読んでください。
そんなの甘えだと思われる方は、どうぞここまでで十分です。ありがとうございました

・お人好しと言われるのは嫌いじゃなかった
・チームリーダーに就任。まわりは協力的
・それは突然やってきた。手の震えが止まらない
・転がり落ちるのはマッハ
・1ヶ月、とりあえず休むことになった
・最終的には6か月かけて復職
・現在の状況と今思うこと

昔からお人好しと言われることが多くそのことに抵抗を感じる事は少なかった。
お人好しでもなんでもいなら認めてほしかったのかも。

社会人になってもそれは変わらない。
そんな私がある時チームリーダーに就任した。
10数名のメンバーが所属するチーム。
顔なじみのメンバーも少なくなく、協力的なメンバーがほとんどであった。

よくあるステップと一つと思われるだろうが、
私にとってはこれが地獄の始まりであった。

突然メンバーの1人から声がかかった。
「いつも気になってたんですが、手が震えてますけど大丈夫ですか?」
手元を見ると、マウスを握る手が無意識のうちにガタガタ震えていた。止めようと思っても止まらない。
とっさに私は答えた。
「いつものことなので気にしないでください」

何か取り返しのつかないことが起きつつある気がした。
何かが起こっている…!

しかしながら、当時の私は、遅れているスケジュールをどう巻き返すか、その事しか頭になかった。

リソース不足を補うため他チームのリーダーとの折衝、チームメンバーとの作業調整、応援メンバーのサポート、上司への報告及び改善点の検討。

私は人と話すのは嫌いではないが、疎まれたり嫌われたりすることを極端に嫌がる傾向がある。結果として、歩み寄ったりすることで、お人好しが出来上がった。
交渉ごとなんて一番苦手!

仕事は増える一方である。
しかし、1日は24時間と決まっている。

そんなこんなで(?)余裕がなくなってきた私は、だんだんと泣き虫になってきた。

別にひどいことを言われるわけでもないし、ただ仕事の話をしているだけなのだが、訳も分からず涙が止まらなくなった。特定の人たちだけに。
(ここだけの話だが、この症状は未だに続いている


さすがにまずいと自覚をし、心療内科に受診した。
結果は、「鬱状態)」(うつ病とは違うのでご注意を)

主治医の先生と相談をし、仕事量を減らしながら様子を見ると言う方向になった。上司にも結果をお伝え、仕事量を調整しますと言ってもらえた。
しかしながら、残念なことに大きな改善には至らなかった。

まぁそうだ。ただでさせ人手が足りないときに、
中間が
仕事しませんなんて言えないしね。

次第に、最終退出者となることが多くなってきた。
実家の家族からも、そんな会社辞めて帰って来いと言われることが多くなった。

とは言え、ただでさえ仕事が溢れているのに、早く帰るなんてできないし、仕事を放り出すようで無責任に感じていた。

そして、あの日が起こった。
たわいもない会話のワンフレーズであった。


「そんなのあなたじゃなくてもできる仕事なんだし。」

心がポッキリ折れるのが分かった。

私じゃなくてもできる仕事をぽいぽい投げてきて
そのくせトレースは欠かさず。
そんな私を見て周りはせせら笑って、
さらに仕事を積んできてたのだろうか。
そんな仕事をがむしゃらにやっていた自分が
アホらしく、憎く、馬鹿らしくなった!


遠方に出張していた上司にすぐ電話をかけた。

もう無理です。
私じゃなくてもできる仕事なら他の方にお願いしてください。

最後は嗚咽しか出ず、上司は電話の向こうで黙って聞いていてくれた。

その後の会社の動きは早かった。

部長が東京から飛んでやってきた。
上司と3人で話をした。
1か月休むことになった

「申し訳ないけど引き継ぎに1週間ぐらい出てきて欲しい。」
「もちろんです。」

正直な気持ちをここで告白しよう。
仕事を放り出してみんなに迷惑をかけて無責任にもほどがある申し訳ない。
と同時に、妙な安心感に包まれていた。

今思い出しても、後任の方には本当に申し訳ないことをしてしまった。
あんなめんどくさい仕事、誰がやりたがるだろうか。
私が真面目すぎたからだと言う説が流れたらしいが、私でなくてもあれは嫌だと思う。

長くなってしまったが、ここまでが1ヵ月休職することになった経緯である。

—-
その後の休職中の話はあらためて話したいと思う。
モリモリ沢山だからである。

とはいえ、実際に私が復職したのは6か月後。
1か月ごとに上司、主治医、嘱託医の話し合い、
まだ復職には早いですね、
あと1か月…を繰り返した結果、6か月後に。

なんだか会社に行けそうな気がする

と突然思った。幸いなことにタイミングよく、さほど間を開けず、復職させてもらえることに。

復職後は現在のチームに移動させてもらって
ほどほどに仕事をしている。
つもりだったのだけれど。
世の中甘くない笑

しかし、本当に幸いだったのは、
私のことを気にかけて動いてくれている人達が
周りにいる環境に身を置けていること。
今の私はこれに尽きる。

というわけで、
長々と読んでいただきありがとうございました!
グダグダ書いてしまったので、
一旦お開きとさせていただきますね^ ^

良い一日をお過ごしください

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