見出し画像

22 / 55、 真染さん ( 2本目 ) 【 企画投稿 / 虎吉の交流部屋初企画】



虎吉のトップページ固定記事「虎吉の交流部屋」内で、この夏、以下のシークレット企画「虎吉の交流部屋初企画」を開催しておりました。

 ● タイトル : 季節のnote(7月)
 ● 募集期間 : 7/1 ~ 7/31
 ● お  題 : 7月の季語から1つ以上選び、
         それをテーマに自由に書く

そこで今回、ご応募いただいた作品を、応募いただいた日時の早い順に紹介させていただきます。



【 22 、 真染さん ( 2本目 ) 】

● 季語 : 日傘、アイスクリーム


🌳① 感動、感激、共感、ポイント


何を投稿しようか考えた際に、「季語」→「俳句」→「母の俳句」というところに思いが至るアイデア力に脱帽、感激です。

また、このお母様の俳句も素晴らしく、情景が見事に浮かんでくるのです。
このお母様の俳句の素晴らしさに気づいた真染さんも見事です。

お母様にはこれからも心温まる俳句を書き続けていただきたいと思います。

🌳② 作品から感じる作者の印象


真染さんを一言で表現するなら、アイデア力、チャレンジ精神に溢れた方といったイメージです。

そんなアイデアマンの真染さん曰く、アイデアを考えるにはアウトプットだけでなく、他の方の記事を積極的に読みに行ったり、企画に参加するなど、インプットの部分も同じくらい大切にしていると仰っていています。

アイデアとは無から生み出すものではなく、既に存在しているものの組み合わせであると。
今回もそうした発想から生まれた作品だそうです。

ちなみに今回、お母様の俳句と一緒に投稿してくださった真染さんの俳句はこちら。
「チョコミント、アイス欲する、帰り道」
情景が浮かぶ素敵な詩ですね(笑)


🌳③ 作品への感想


普段から俳句を詠むことをこよなく愛されておられる真染さんのお母さま。そんなお母さまにピッタリの企画だと思われた真染さんがお母さまの俳句を投稿するという、斬新すぎるアイデア作品です。

俳句というのは読み手の解釈によって評価も大きく変わるようですが、僕はこのお母さまの俳句は最終的に「素晴らしい」と感じました。

まず情景が鮮明に目に浮かぶこと。
詩の込められた思いについて、読み手が様々なイメージを持つことができる点です。

この俳句は2つの解釈ができるのではないかと僕は思いました(もちろん、これが唯一の正解ではありません)。

1つは光と影。

日傘の影がくっきり見えるほどの暑い太陽の下、この人物はその影を見ている。つまり俯いている。
光と影の対比の中にこそ作者の真意が込められているのでは、という見方。

2つ目は爽やかさと光。

日傘を差すと爽やかな風を感じることができます。そして六角形で連想するのは万華鏡。
キラキラした美しい万華鏡の光に立つ。
影の中の美しい世界を満喫されているような情景です。

このように、全く異なったイメージを持つことができるのが俳句の奥深さであることをお母さまに教えられました。面白いですよね😊

お母さまはこの俳句をさらっと書かれたのかもしれませんが、何か深い思いが無意識に心の中にあって、それがこの俳句に出たのでは、と考えてしまいます。少々、深読みしすぎかもしれませんが。

ちなみにお母さまはただただ俳句を詠まれるのが好きで、ノートに書いてはタンスにしまい、外部には決して公表しないようにしておられるようです。

そんな貴重なお母さまの俳句を詠ませていただいた真染さんにも感謝です😊それにしてもこの、お母様の俳句を投稿するという斬新な発想、さすが、真染さん流のナイスアイデア ! です。

思わず意表をつかれるような親子でのコラボ、創作を続ける上でも大変、勉強になりました。

ぜひ多くの方に読んでいただきたい作品です。

 🌳( 作者のセルフ推し記事 )🌳


    ( 1本目の作品 )




【 マガジン 】


【 企  画 】




この記事が参加している募集

サポートいただけるとうれしいです。