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真面目

記事を開いていただきありがとうございます。
皆さんこんにちは。ケンゾウと言います。

僕は最近、大学の友達に真面目だねと言われたり、努力の人だねと言われた。
うれしかった。

世の中には、真面目な人が沢山いる。
自分で言うことではないが、僕もその一人だ。
真面目にも種類があって、
何に対しても真摯に取り組む人や、
規則やルールを絶対に守る人、
何か一つの事を極めようと努力する人など、
色んな真面目な人がいる。

僕は周りの人に「真面目だね」と言われたり、
自分で「俺って真面目だな」と思うことがよくある。
だけど、何が真面目なのかと聞かれたら、
わからない。
先程挙げた三つの例に僕はあてはまらないし、
そもそも真面目って、
どういうことなのかもわからない。

じゃあなぜ自分を真面目だと思うんだろうか。

多分自分を真面目だって思いたいし、思われたいんだろう。
僕は空っぽの人間だ。
人間が何か新しいことを始める時、
普通の人は0がスタートだ。
だが僕はー5くらいから始まる。
小学生の頃、野球を始めた時だった。
周りのみんなは初めての日にボールの投げ方、
捕り方を覚えて帰っていた。
僕は右投げなのに右足を上げて投げていて、
その日は左足を上げて投げることだけを覚えて
帰った。
周りとのスタート地点がまず違う。
飲み込みも遅い。
なんでできないんだろう。
そんなことを18年やっている。
                      
僕は何をやるにしてもは人の何倍もやって
ギリギリなんとか人並みになれるかどうかといった人間だ。
そんな人間に対して、
努力をしていると思ってくれている人もいる。
でも努力じゃない。
埋め合わせるための作業なんだよ。

でも、不器用で、飲み込みが遅い自分を
認めたくないと心の中で思っている。
真面目で努力家。
周りにそう思われたいし、
自分でもそう思いたい。

高校時代もそうだった。
僕は野球部だった。
夏場に練習で1日素振り1000回を振っていた。
猛暑日に素振り1000回真面目に振ろうとする人
なんて異常だ。
周りのみんなは要領良くサボったり、手を抜いていた。
僕は全力で1000回振った。
チームの中でズバ抜けて下手だったから。
マイナスをゼロにしようとした。
「お前なんでそんなに頑張れんの?」
そう言われて、自分が努力家だと言われているようで嬉しかった。
でも、最後の最後まで一番下手だった。

やっぱり、一番強いのは自分の欠点を認めて、
努力をし続けられる人だと思う。
僕は人に認められたいと思ってしまうし、
素直に認められていない。
自分を受け入れて、晒け出せる人はかっこいい。
僕もそうなろう。

今回は閲覧していただきありがとうございました。









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