見出し画像

#115授業力向上のカギは「ワクワク」

皆さんこんにちは。
サッカー、旅行、読書、Voicy好きのコウチャンマンです。
今回も記事に辿り着いていただき、ありがとうございます。
日々の気付きから、私の学校現場での経験や教育行政という立場から学校を見てきた経験を皆さんのお役に立てたらと思い、記事にしております。

今日は授業力向上について記事にしたいと思います。
教員をするに当たって、最も大切なことは「授業力向上」です。
なんだかんだ言って授業しているときが一番楽しいですからね。
自分の好きな数学ができる、子供と話せる、こんなにいいことないじゃないですか。

でも、それは子供が授業にのめりこんで初めて感じることができることです。
そのためには何より「授業力向上」です。
では、その「授業力向上」に必要なことを紹介していきましょう。

「授業力向上」というと・・・

  • 教材研究

  • 板書計画

  • 年間指導計画の作成

  • 発問の工夫   etc…

他にも色々あるかと思い浮かぶことでしょう。
と言いたいところですが、「授業料向上」のスタートはそこではありません。
多くの学校で指導・助言をしてきた中で、授業力があっという間に向上する人と向上しない人の差が見えてきました。

それは、「ワクワク」を持っているかどうか。


「ワクワク」って何?と思う人もいるでしょう。

「授業力向上」の基準は子供です。
子どもの顔が輝いているかどうかで授業力が向上したのかがわかります。
きれいな板書を書いたとしても子どもが輝いていなければ授業力を向上したとは言えません。
1組の子供の顔が輝いた授業が2組の子供を輝かせるかはわかりません。

「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと, 協働的な学びの実現~(答申)(令和3年1月26日)』にもあるように、

「学習指導要領において、子供の興味・関心を生かした自主的、 主体的な学習が促されるよう工夫することを求める」

「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと, 協働的な学びの実現~(答申)

とのことです。


つまり、子供の興味・関心が出てくる授業にしないといけません。

では、子供が興味・関心を持つためには、どうすればよいか。

教員が興味・関心を持つことです。


これに尽きます。
それも、なんにでも。

興味・関心をもったことをやり続けないといけないづけないといけないわけではありません。
「これって何?」って思い、やってみることが必要です。
「そんなものに意味ないよ」「よくわからないからやらない」では、子供たちも同じマインドになってしまいます。

「何それ、面白そう」「とりあえずやってみようかな」というマインドです。
これは教育分野にとどまる必要はありません。
何でもいいんです。

  • 中づり広告に載っていたことを検索してみる。

  • 本屋で表紙が気になったものを読んでみる。

  • 話題になっているアプリを試してみる。

そうすることで、何かを学ぶことにつながります。
教員が学べば、少しずつ子供たちも学ぶ姿勢が少しずつ芽生えてきます。

最近、何か新しいことをやってみましたか?
それが必ず「授業力向上」につながります。

私は、最近住宅ローンの初歩を勉強しました。
すでにローンを組んで十数年たちますが、今更ながらです。
でも、年末に送られてきた返済計画票を見て気になったので勉強してみようと思っただけです。
恥ずかしながらローンを組んだ時には、銀行の言われるがままでした。

勉強して「ああしておけばよかった・・・」という思いがないと言ったら嘘になりますが、それ以上に「これは数学の授業に使える!」と思った内容がありました。(このことについては後日お伝えする機会があれば記事にします)

そして、これを授業で試してみようと考えたら「ワクワク」はとまりません。
だって、将来多くの人がローンは何かしら組む人が多いでしょう。
その勉強と数学がコラボできるんですから。

うまくいくかどうかではないです。
「ワクワク」していたら勝手に工夫しますからね。
そして、うまくいかなかったら辞めていいんです。

試しにアプリをインストールしてうまくいかなかったり、思ったものでなかったらアンインストールすればいいんです。
でも、試しにインストールしなかったら自分にいいものかどうかは分からないし、数年後にもしかしたら必要となった時に思い出せますよね。

とにかく何でも試してみてください!
(サムネイルを始めて生成AIに作ってもらいました)

まずはマインドを整えて、それから手法を考えていきましょう。


ということで、授業を向上させたいと思っている人は、「ワクワク」をもとうのが結論でした。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さんにとって何か気づきがあれば嬉しいです。
それではまた次の記事で!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?