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#32現場の判断を尊重する理由 〜WBC準決勝より〜

皆さん、こんにちは。
サッカー、旅行、読書、Voicy好きのコウチャンマンです。
今回も読んでいただきありがとうございます。

WBCの準決勝はご覧になりましたか。
ご存知の通り、劇的なサヨナラ勝ちとなりました。
私は息子の野球の送り迎えで、サヨナラの瞬間は音声のみでしたが、車の中は大興奮という感じでした。

準決勝までの6試合、三冠王の村上選手は上手く波に乗れていませんでした。
もちろん、WBCだけで村上選手をどうこう言うつもりは全くありません。
9回の裏、大谷選手がここぞという魂込めたツーベース、吉田選手の落ち着いた四球、そして、代走で周東選手が出てきたということは、サヨナラ勝ちをするぞという栗山監督のメッセージだったと思うんです。

そこでこんなことを言う人もいたのではないでしょうか?

『村上選手に代えて、代打に誰かを送った方がよい』

確かにこのWBCの村上選手の成績を見る限り、つまり数字だけをみる限りはそうかもしれません。
でも、多くの人(全員とは言いませんよ)は、キャンプからの村上選手の準備状況を見ていないですよね。
結果、サヨナラヒットを村上選手は打ちました。
この場面で打てるのは本当に素晴らしいことです。
種目は全く違いますが、同じスポーツをしていた、指導していた身からすると、凄まじいなと感じます。

今回、伝えたいことは、やっぱり『現場の判断が一番大切』だと言うことです。
試合終了後の大谷選手のインタビューで、さらっと言っていた一言にお気付きでしょうか。

『彼(村上選手)は一番バットを振っていましたから』

チームメイト、監督をはじめとするスタッフの皆さんは村上選手の努力を実際に見てきたわけです。
だから、全員の顔が信じ切った様子でしたよね。
テレビの前で見ている人の方が不安な顔をしていたのではないでしょうか。
だから、周東選手もホームに戻れたんだと思います。

もし、打てていなかったら戦犯にされていたかもしれません。
プロの世界だから当然だと言う人もいるかもしれません。
でも、監督は信じることでバッターボックスに送り込んだんだと思います。
あれだけ努力していたんだから、これでダメなら仕方がないと。
そんなことが感じられる瞬間でした。

これはどんな場面でも通用するはずです。
現場の方の判断を尊重することでもっとうまくいくはずです。
なぜなら『見ている』からです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さんのお役に立てれば嬉しいです。
それではまた次の記事で!

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