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巳成金(みなるかね)の日に参りて。

音楽や芸事上達のご利益で有名なだけでなく、京都の金運パワースポットの一つとして注目されている場所があります。
それが、京都御苑にある白雲神社(しらくもじんじゃ)

長年京都に住んでいますが、縁あってつい最近知る事となり、初めて御参りさせていただきました✨

日の出とともに家を出て…いざ、御所へ。

今日も朝焼けが美しい✨

白雲神社

白雲神社は京都御苑の西側に位置し、旧西園寺家の鎮守社です。
「御所の弁天様」として地元では親しまれています。

京都市営地下鉄 丸太町駅降りてすぐ、京都御苑はあります。
早朝、犬を連れて散歩する人の姿も多く。お散歩するには最高ですね✨
御所の中を歩くこと10分足らず、で到着。

祭神である市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)は妙音弁財天とも称され、音楽の神様としても信仰されています。
歴代天皇に琵琶の教授を行っていた西園寺家により、その邸内に祀られました。安置されている木造弁才天坐像は鎌倉時代の作で、重要文化財に指定されています。(残念ながら非公開です。)

巳成金の日とは

巳成金(みなるかね)の日は、金運と福徳アップの特別な日なのだそう。
今年(2024年)は、9月14日(土)と25日(水)が巳成金の日です。

巳成金の日の神事

朝7時から特別な神事が行われるというので、現地に6時半頃に到着しました。すでに境内にはたくさんの人が!!

皆さんのお目当ては…神事に加えて、この日限定で授与される「金色の弁財天小判御守」のよう。御守授与は、神事が終了してからとのことで、静かに待ちます。

時間になると宮司さんがおごそかに登場。
無料でお祓いとお清めがあり、参拝者は、神社からお借りした神拝詞を見ながら、祝詞を奏上します。

数に限りがあり、お借りできなかった私に、「一緒にどうぞ」と隣の女性が声をかけてくださり、見せていただきながら、一緒に祝詞を読み上げました。なんだか心が豊かになるひととき✨朝早くでかけて良かったな、と思う瞬間でした(笑)

また、明治天皇の御歌も声を合わせて歌います。
最後に、昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)の十二徳のお歌のひとつを紹介いただきました。

「どれほど懸命に力を尽くしている大変な時でも、心の中はゆったりと静かでありたいものです」という意味だそう。

巳成金の日の特別な御守

暦の上で「巳」と「成」が重なる「9月の巳の日」だけに配布されるお守り、それが「巳成金 小判御守」です。
この日だけ、とあってレア感あります(笑)

妙音弁財天さまの姿が描かれた小判の形のお守りは、お財布に入れておくと「金銭に困らなくなる」というご利益を授けてくれるのだそう。(御守の授与料は1体 2,000円です。)

中を開けてみると…ま、まぶしい✨

境内にある、もうひとつのパワースポット

本殿の真裏側にあるのが「薬師石」です。
この薬師石に触れてから気になる自分の身体の部位に触れると、治療に効験があると書かれています。ここぞとばかりに、石を撫でた手で、首や腰など、気になる自分の身体をくまなく撫でました~(笑)

京都御苑にあることから「御所のへそ石」とも呼ばれる石です。

境内にあるもう一つの神社『福寿稲荷神社』

境内は、近代の貴族政治家・西園寺公望(さいおんじ きんもち)の邸宅があった場所で、本殿の東には屋敷神として祀られていた末社・福寿稲荷神社があります。

朝日に輝くお社です。

最後に、御朱印

社務所で、1枚1枚手書きしてくださいます。
(初穂料は500円です。)

琵琶のスタンプがかっこいい(笑)


京都にはたくさん神社仏閣がありますが、住んでいても「灯台下暗し」で知らないことがたくさんあるな、としみじみ。

今日は早起きして、特別な日を過ごしました。
ありがたや~✨


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