![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145485908/rectangle_large_type_2_4b338f0c04a04836f6dd590016a35d41.jpeg?width=800)
四国八十八か所の旅~#3心安らぐひととき。浄化、そして、空っぽになる私
皆さんこんにちは。七年の海です。
久しぶりの投稿はお遍路さん旅の活動報告。お待たせしました!
いよいよ、徳島は佳境に入ってきましたよ~~
【アイキャッチ】21番札所・太龍寺(たいりゅうじ)山門
徳島のお寺のなかでも、なかなか思い出深いお寺でした。エピソード多数。
写真からしてハレーション映りこんでて、神がかっている~~~!
焼山寺を越えて人心地がついた
「遍路ころがし」の焼山寺(しょうさんじ)を抜けて、下界に下ってきた
13番大日寺(だいにちじ)。街中にあって、市井の暮らし息づくお寺に
心もほっこり。初めてのお接待、ハッサクを頂いて嬉しさ倍々です。
![](https://assets.st-note.com/img/1719564748562-4isIkFNPFm.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1719564770468-gz9AWw4eWm.jpg?width=800)
冗談じゃなくて、本当ですよ笑
![](https://assets.st-note.com/img/1719564825934-NXXdB79CjC.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1719565105966-6YdihwmNmg.jpg?width=800)
14番常楽寺、15番国分寺(こくぶんじ)、16番観音寺(かんおんじ)平地にあって回りやすく、次の寺との距離がそれほど離れていないので、
一日ですい~っと行けます。スムーズな参拝に勢いが付きますね。
![](https://assets.st-note.com/img/1719565376931-lgT4VzZKzV.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1719565431392-Mrc7aMY18E.jpg?width=800)
17番井戸寺(いどじ)
ちょうど夕方の時間で、放課後の子どもたちが境内で
「だるまさんがころんだ」をやっていました。かわいかったな~~
あれって、子どもの頃、一度はやるじゃないですか。
なんで、あんなにワクワクするんでしょうねぇ~~また、やりたいな笑
なんか、子どもの声が響いているのも、お寺っぽくていいねぇ。
立派なお堂のある境内には参拝客がちらほら。
人気(ひとけ)のあるお寺は、なんかホッとしますね~~
![](https://assets.st-note.com/img/1719565844033-BqMG5sUuTM.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1719565863190-NTzgojgc1W.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1719565894123-9KoiZvT7h4.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1719565909897-tw5F6y1Shv.jpg?width=800)
少し余裕が出てきたな~
スケジュールの進行は順調。
徳島は最初の道場ということもあって比較的回りやすく、
早くも5,6日目でだいたいのメドが立ってきました。
18番恩山寺(おんざんじ)、19番立江寺(たつえじ)を参拝し、
本で見つけた番外道場・慈眼寺(じげんじ)へチャレンジ!
四国別格霊場3番札所。山あいにあるお寺でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1719566548435-IGtjOgprQO.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1719566563169-THXZQi6eqN.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1719566580252-0UpOOmgvYg.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1719566590676-l1kAqpoW0Q.jpg?width=800)
私は、、、カルカッタヨ!ヤッター笑
慈眼寺については、直接、地元の方から有力情報をゲット。
とあるご飯屋さんで、ご主人から「穴禅定」のことをお聞きしていました。「穴禅定」(あなぜんじょう)というのは、一種の洞窟修行。
洞窟内には灯りがなく、先達さんのロウソク一つで
暗がりを進んでいくというもの。
ときに腹ばいになって穴をくぐり、指示されるまま手の置き場、足のやり場に体を預けて、なんとその行程はおよそ1時間!!!
考えただけでも、恐ろしや・・・
さすがに、地元出身のご主人でもやったことはなく、
難易度はかなり高いらしい。
話に聞くと、修行中に急病で倒れてしまった方がいたらしく(!)、
救急隊が救出するのに大変難儀したという逸話も。コワスギダヨ・・・
「穴禅定」に興味半分、不安半分のなか、いざ慈眼寺へ。
![](https://assets.st-note.com/img/1719567379027-7uy7KAj4ys.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1719567473192-wkRuVbPLrW.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1719567494892-5Vbw7qY2nP.jpg?width=800)
寺へ近づくにつれて雲行きが怪しくなり、雨降りに。
カッパを着て、いざゆかん!と行ってみたものの、当然、誰の姿もなく。
本堂のある境内から穴禅定入口まで、登り坂。
ひとまず、入口だけでも見に行ってみましたが。。。
もう、入口へ続く鉄階段からして怖すぎました!
ムリすぎるやろ~~~~~~!!!
最後の最後まで相当悩みました。ですが、
閉所恐怖症の私には荷が重すぎると判断。。。
穴禅定からの帰り道。
金剛杖に付けていた水色のお守りが何故か切れちゃった。
今回はなしかな、って。あまりにも、自分自身が丸腰でした・・・
いつか、またチャレンジすることがあるのかな・・・???
勇気のある方。是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1719568093399-RlzDYE90zr.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1719568129373-m1fYgeVYIi.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1719568140411-dsyh5gJJGt.jpg?width=800)
そして、龍の棲む寺へ
20番鶴林寺(かくりんじ)は山寺。杉木立の参道が続き、森閑としたなかにあるお寺。朝から大風が吹いていて、幾分、肌寒かったですね。
外国人お遍路さんの集団に出くわしたりしましたよ。
そういえば、参拝の帰り、フランス人お遍路さんの方に写真を撮ってもらいました。もちろん、彼女の写真も撮ってあげました。
ブロンド髪の美しい女性で、思わず仲良くなりたいな~って。
勇気あるでしょ??笑
このあたりから、徐々に外国人お遍路さんにも物怖じしないで(笑)、
話し掛けるようになっていきました。成長~~~笑
![](https://assets.st-note.com/img/1719574340372-RXnFLS9pTw.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1719574352025-OnDwCjN490.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1719574377301-UePcIBP8DZ.jpg?width=800)
21番太龍寺(たいりゅうじ)には、
山上の駅へ通じるロープウェイがあります。ふもとの駐車場から約10分。
一気に、境内まで登れるのですが。。。
先ほども書きましたとおり、この日は朝から大風につき運休!
前日、宿で太龍寺の予習をしていたとき、なんとなくですが、
このロープウェイに乗れないような気がするな~と感じていて。
当日、運休していることを知って、
「車で楽ばかりしていないで、たまには自分の足で歩きなさい!」
と言われているのだな、と思いました。素直に、登ることにしましたよ。
中腹の駐車場から急坂を約1キロ歩いていくルートもあります。
まあ、大人の足で30分くらいでしょうか。
歩き始めて、あれっ?けっこう歩けるかも。余裕に構えておりました。
杖の効果もあって、意外とすいすい登って行ったのでした。(←フラグw)
![](https://assets.st-note.com/img/1719575379749-v5BJgi8tHY.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1719575230709-UtodMqMKMC.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1719575255410-sFYwcDI4L6.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1719575313403-a7AySVrRps.jpg?width=800)
山の天気は変わりやすいと言いますが、もの凄い勢いで雲が流れていきます。あんなスピードで雲って動いていくものなの??
頭上で目まぐるしく動き回っている千々の雲を、見上げるばかりの私。
大風がビュービュー音を立てて木々を揺らし、ガサガサガサっと枝葉が大きくしなっていました。いつの間にか、参拝客の姿はなく、ただ私だけ。
なんだか、山上という大自然のなかにあって、
私というひとりの人間がひどくちっぽけで、取るに足らない刹那の生き物に思えてくる、不思議な感じ。。。この感覚、何なのでしょうか??
おそらく、普段はもっと穏やかなお寺なんだと思いますよ。
ですが、ただただ、大風に吹かれて、天空を龍が舞っている様子を想像しておりました。それくらい、大音がぐるりを駆け巡る、印象強い山寺でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1719575769886-6tZ7D8Iv2r.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1719575808208-21wEDGMqnL.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1719575823170-pKjJM0rxGN.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1719575847608-Ek95zwtUPq.jpg?width=800)
龍神様と私
ここから先は
¥ 300
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?