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久しくとどまりたるためしなし。②

京都駅は、人がたくさんでした・・・
日本の方も、海外の方も。
ここで働く人はすごいなぁと、接客業が苦手な自分と対比し、(若干仕事から離れることはできませんでした)純粋に「すごいなぁ」が最初の感想でした。

最初に行く目的地は有名な「下鴨神社」です。

「京都にきたらご挨拶しに行きます」

礼節を重んじる弟らしい意見です。

タクシーに乗り、その運転技術に感心し、ブレーキとアクセルの間隔をずっと追いながら目的地までたどりつきました。
「いつ踏んだんだろう」というような技術は、タクシー運転手さんのあるあるなのでしょうか。

有名な糺の森です

「下鴨神社」では自然に圧倒され、よくわからないまま(申し訳ありません)「京都観光へのご挨拶」をし、「水」との縁の深さを感じ、「伝統を重んじながら、守り、育て、つなげる」ということを見学して参りました。

有名な「水みくじ」
個人的に当たっている箇所が多くあり、「面白いなぁ」と思いました。
特別展示も家族につれていってもらい、
「貴重な資料を惜しげもなく見せてくれるあたり、この神社の人は、太っ腹だなぁ。」なんて思ってました。

母や弟(今回、父は仕事の関係で同伴せず)に連れられ、近くにある「河合神社」へもご挨拶へ行き、鴨長明さんの資料館を遠くから眺め、(本当は見学できるよう弟がチケットを購入して渡していてくれたそうなのですが、そこが旅行の終着点ではないので我慢しました。もったいなく…次回こそ、です)

そのあと、鴨川をまじまじと見て、
「鴨川デルタ、ぜひ見てほしかったんですよ。」
と弟に言われ、雨降る中、見に行きました。

鴨川、三角の大体はんぶん

『方丈記』の川はこの川なのかなと、少し考えながら、転ばないように歩きました。

その後も、地下鉄に乗りながら、「御金神社」にてお金とのご縁をお願いしてみたり、「六角堂」にて、観音様にご挨拶してみたり、ファストフード店でお茶してみたりと、離職後にはしない行動ばかり。

雨は強弱を繰り返していましたが、緊張もありあまり気にもならず、
「休息する」とはこういうことも入るのかな、と思案しました。

夕食は、弟と母の好きなお店へ。
「京都のお野菜、気になるでしょ?」「食べてみたいよね??」
「味のサンプル、気になりませんか???」
誘導され、いつの間にかお店と食堂(?)が一緒になっているお店へ。

会食恐怖も視線恐怖も、神経症持ちあるあるですが、聴覚過敏もあり緊張して店内へ。あらかじめ予約をしておいてくれた母に感謝です。
店内は落ち着いた基調で、少しお酒を飲む居酒屋さんみたいな、
ごはんもしっかりと、もちろんメインもあります、のような、
「和洋折衷どちらもあります」
という素敵なお店です。

コースの一部です

いつもは食べない量をしっかりといただきました。

「東日本と西日本」という分け方をよくしますが、お料理の世界にもきっとそういったものがあるのだろうな、と「とても素直な味」のお料理で、食べることに集中できた時間でもありました。

一日目はこれにてお開き、とのことで。
飲食店で働いている方や、宿泊先で働いている方、要所ごとの観光地で働いている方にとにかく目が行く日でした。

きっと、あこがれたのだと思います。

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