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「ChatGPTと設計コンセプトを練る」|一級建築士の生成AI活用奮闘記5|業務効率化編

どうもTMです。
一級建築士の生成AI活用奮闘記、今回は業務効率化編です。
設計の初期段階、設計コンセプトの作成とイメージパースの作成をいかにChatGPTを利用して効率化するかについて書いてみようと思います。

今回は病院の設計を例としてコンセプトメイキングをしたいと思います。
なぜ病院か、私が今病院の設計をしているからです。。。笑
今回は岡山県の備中高松城址公園を仮想の敷地とします。
お城が好きなもので。

備中高松城址の公園を想定の敷地としました

①敷地分析

プロジェクトの初動として、敷地の写真をChatGPTに分析させてみます。ここでは建築やランドスケープの専門家としての見解を述べてもらいました。敷地の特性や周辺環境について色々と分析してくれます。
注意事項が一つ。
以前の記事でも書きましたが、ChatGPTはあくまでマジョリティの意見を教えてくれます。多くの人が言いそうな意見です。独創性や意外な切り口はあまり出てこないものと思った方が良いです。
ただこれは決して悪いことではなくて、多くの人の共感を得たり、長文を書かなければいけないコンペのプレゼンボードではかなり役立ちます。

敷地の分析をしてもらう。5人の専門家の召喚は失敗w

②最新トレンドと課題の洞察

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