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クソババア‼️

クソババア!!
母に向かって中2の私は自宅の二階の両親の部屋の前で叫んだ。

なんですか‼️
その言い方は💢⁉️

そう言いながら母は私の頬を凄い勢いでビンタした。

今となっては何でクソババアなんて言ったのか全く思い出せない。その後の事も思い出せない。ただ、クソババアと言ってビンタされた事だけしっかり覚えている。
中2の頃は遊び呆けて親に感謝なんか殆どなくて、やって貰って当たり前だと思ってた。
担任の先生も若い先生で、よくからかったりして、率先してからかう方ではなかったけど、クラスの乗りにそのままよく乗っていた。
それでも外面は良くて先生達からは優等生の方だと思われていた気がする。
気がするだけかも。笑

我慢、努力、私ばっかり何で⁉️
それが爆発した気がする。

父は「俺はうるさい子供は嫌いだ」とよく言っていて、父の事は本当に嫌いだった。
そのくせ、弟を激可愛がりした。
そんな事もあって男に産まれたら良かったとよく思った。それが拗れて男嫌いになって、ちょっと私に気があるそぶりを見せる男子が超キモいと思った。イケメンで頭が良くて背が高い男子だけ許すって感じ。とんでもなく高飛車。笑 

小さかった頃の事を最近話す機会があって、その時に普通ならもっとグレても良いのにクソババアって言っただけ❓と言われて、
マジメだから?笑。いや、きっと祖父や近所のおじいちゃんおばあちゃん達に可愛いがってもらって愛の貯金とゆうか、自分の中に強い芯みたいのがあった気がする。
それでその位で済んだのかも?
今思い返せば、母はよく私の好きなおかずを作ってくれて、高校の時は毎日お弁当も持たせてくれた。私の話もよく聞いてくれていた。
なあんだ。愛されてたじゃん。笑。
思春期の頃はそんなのみんなしてもらってるし当たり前でしょ?って思って、その有難さ、愛がそこにある事に全然気付いてなかった。

思春期の反抗期は私こんな酷い態度とってるけど、それでも好きなの?でも好きじゃなかったら承知しないんだから‼️と無条件の愛を試してる時期な気がする。あまのじゃく。笑笑。

どんな時でも受け止めて愛してあげられるお母さんでいたいなぁ。

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