膜の施術

膜、いろんな膜があります。
私たちの膜は、そうそうみられるものではありませんが、食材から私たちの体の中にも似たものがあることを認識することができます。
例えば鶏肉の、皮と肉の間にある膜、だったり、魚をさばく人なんかは、おなかの中の膜、などがあります。
私たちの体の中にはいろいろな膜があります。

施術の方法で有名な膜施術は、筋膜リリース、それからオステオパシーです。最近私の中で、施術のプレとして行っているのが、筋膜リリース。と名ばかりの筋膜リリースなんですが、手足の牽引です。もともと筋膜リリースは施術で使ってみていたんです。でも過去形なのは使わなくなっていたから。ベースの神経筋整復法は神経と筋肉の連携を整える手技です、これだけでも筋膜や、皮膚などリリースできると思っています。しかし、癒着を考えると、癒着部位が引っ張られると痛くて力が入ることが多く、神経筋整復法の反応が出にくく施術の整復具合も良くないと頭を抱えることが多くなってしまったことが、筋膜リリース復活のきっかけです。
私の行う筋膜リリースは、非常に簡単。ただ引っ張るだけ。ただ、引っ張りの力加減によって、癒着やよじれによって崩れているものが整う感覚はイメージしやすく良いように感じられます。
関節整復だって、抵抗されていると整復できないので力比べで、牽引し続けることがあります。ふっ、と力が抜けるときにすかさず整復。
神経内は電気しか通っていないと思っていたのが、動く細胞が栄養や情報を運搬していると最近の科学では教えられているそうです。本当にそのような細胞があるわけだから、膜もよじれていたりするとそれらが行き来することが制限がかかり、体の不調になるという風に考えます。引っ張るとそのよじれが整うように患者さんの体自身が動き出す。
どの刺激が良くてどの刺激が悪いと決めつけることはしませんが、私は最近筋膜リリースを、ベースの神経筋整復法の前にすることが多くなりました、ただ、手足を引っ張るだけなんですけど。

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