立春の日に、春への思いを込めて易占を立てる
こんにちは。小熊九太朗です。
令和5年が明け、早一か月余りが過ぎました。
皆さまには、いかがお過ごしでしょうか。
誰もが新しい年の平穏と多幸を願う元日に、
石川県の能登半島を大地震が襲いました。
翌2日には、日本航空の旅客機と海上保安庁の航空機が
羽田空港の滑走路上で衝突・炎上がありました。
甲辰(きのえ・たつ)の新年は、十二支「辰」の文字通り
大いに人心を「振わせる」たいへんな幕開けとなりました。
それでも、暦は、立春の日を迎えました。
いや~、待ち遠しかったですね。
「立春」と言えば、前日が節分。
“鬼はぁ~外、福はぁ~内”の、あの“節分”です。
ちょうど元旦の前日が大晦日にあたるような、
そんなわくわく感が、節分と立春の時期にもあります。
何故か嬉しい気分ですね。
でも、肌感覚としては、春というには尚早の感があります。
つい先月の12月22日が『冬至』で、年明けの1月20日が『大寒』でした。
そして、今月の2月4日が立春。
人の肌感覚は、季節の巡りや暦より、つねに遅れるものです。
それもそのはず、立春の「立」は「はじまり」という意味だからです。
暦の「立春」は、肌感覚では、暖かな春にはまだ遠く感じものですから。
ここで、いまさら他人に聞けない『二十四節気』について、すこしお話します。
そもそも冬至・小寒・立春などの『二十四節気』は
太陽の動きからが生まれたものです。
下の図は、太陽の一年間の運行です。
人の眼から見ると、
太陽が一番高いのが夏至、
太陽が一番低いのが冬至です。
二十四節気は、まずこの2つを基準にして作られたものです。
日本でも弥生時代や古墳時代には、
すでに農業活動が行われていたことから、
太陽の運行に基づく冬至と夏至は観測できたのです。
ですので、まずこの両日を暦の基準としました。
そして、冬至と夏至の中間点を『春分・秋分』としました。
そしてそして、
冬至から春分に向かうちょうど真ん中の日が、『立春』なのです
「ふーん」って感じで理解してくだされば、結構です。
さて、そこでです。
この『立春』が「これから春が始まるよ!」
というスタートポイントですから、
ぜひ、
あなたの今年の春の季節、2月・3月・4月の運気を占ってみてください。
昨年12月22日の冬至の日に、令和5年(2024年)の運気を占いました。
その冬至の日に易占をした、ということは、
「どんなに嫌なことがあった一年」だったとしても、
ここでリセット!して、翌年に思いを発したのです。
また、「どんなに素敵なことがあった年」だったとしたら、
さらに次ぎへと進めるように、と「冬至を節目」としたのです。
そして今、冬至の易占から1か月余りが過ぎました。
暦が変わり、何かから旅立つにせよ、何かを始めるにせよ、
分かれと出会いが織りなす『春』の時期が来たのです。
あなたが、冬至の日に易占した心境と、
暦が変わり、立春で易を立てる時の
心境の変化(≒差)を見つめなおしてください。
この心境の「差」を解釈してみてください。
「差」の意味を自分なりに採り入れる。
それが、
差を採る≒さとる(悟る)ことになるのですね
昔懐かしい歌の文句にあるように、
「重いコート脱いで、出かけませんか、
もうすぐ春ですねぇ~♪」
それが、立春です。
今年の活動を始める、春一番の時期に、
冬至の時に易で占った心境から、
立春の今、易占の結果を解釈してみて、
自分が、どれだけ変化(成長)したのか、
この変化の差を愉しんでください。
さあ、冬至の頃には、蕾(つぼみ)だったあなた計画や夢が、
立春で、薄氷から芽を出しはじめます。
早春から、縁起の良いスタートを切りましょう。
まとめ
『立春の日に、春への思いを込めて易占を立てる』
ぜひ、今年の春の時期(2月、3月、4月)の運勢を易で占ってみましょう。
人の心境は、季節毎に変化することは自然なことです。
暦が変わった今のあなたの心境を深く解釈するために、この時期に易を立ててみましょう。
易の考え方は、「万物のエネルギーはつねに変化する」と言うこと。
ご自身の心境の変化を見つめ直し、今年実践する計画を具現化のサポートツールとして「易占」を活用してください。
今後のスケジュール
3月いっぱいまでは、
ミロクハウスでのランチ営業開始、
自家焙煎コーヒーの研鑽、
個人的なスキー検定挑戦、などなどと
目白押しのスケジュールですが、
4月からは、本格的に易占と気学の講座を開始する準備を進めています。
どうぞ、請うご期待!です。
“〆'(ェ)'*) サササッ 小熊九太朗でした
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