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職業選択について思うこと

私には、息子が3人います。
3人とも社会人になって、今は、それぞれが離れて生活をしています。

職業も、生活も、3人3様のスタイルを送っているなぁと感じます。
そして、私はたくさん転職もしてきたし、専業主婦も経験してきました。夫も、最近になっていろいろ経験しています。


時代の変化を感じる

コロナの流行から、時代がどんどん変わってきているなぁと思うこの頃。

終身雇用が崩壊して、AIが生活の中に入ってきて、一昔前は、読み書きそろばんが大事なんて言っていたけど、今は必要な知識も数年単位で変わってきている気がする。

もちろん、普遍的なものもあるんだろうけれど、仕事で求められるスキルも変わってきているなぁって思う。

ただ、私の勤めている医療業界は少し遅れている気がするし、私自身、時代のアップデートが出来ているのか、時代の流れについていけているのだろうかと不安にもなる日々。

仕事のしかたも変わっていかないといけない、そんなふうに思う、この頃。

医療、福祉の世界は、基本的には在宅勤務はないと思うのですが、それでも、一部オンラインを使用する場面もあります。例えば、面会の制限があるので、オンライン面会があったり、施設入所前の本人の様子確認でオンラインを使う場面も増えてきました。

在宅勤務はありえない、という固定観念を捨ててフラットに考えてみるのもいいのかもしれないなぁと思ったりしています。

私が看護師を選んだわけ

私は、今、看護師をしています。

今となっては、看護師になって良かったなぁと思っています。なぜかと言うと、結婚、出産、転居など、いろんなイベントがありましたが、仕事に困ることはなかったので、ホントに看護師の資格ってありがたいなぁって思っています。

ただ、自分が学生の時は、看護師になりたいって思ってなったわけではありませんでした。その頃は、看護師は、キツい、汚い、給料安いなんて言われていて、あまり人気のある職業ではなかったんです。

大学の選択の時に、自分の考える条件でいけるところがそこしかなかった、そんな不純な動機で看護師になったんですよね。
(でも、学生の時に、看護師を選んで良かったって思ったわけなんですが)

でも、今は、“手に職を”と、比較的人気のある職業になっているんじゃないでしょうか。

時代が変わると職業の選択も変わってきますね。

職業選択の価値観

私が就職するころはバブルが終わる頃でした。
夫は、まさにバブル期でしたね。

義父母は80代、高度成長期、つまり社会が成長を続けている時を生きてきた人です。

私が子育てをしている時、義母が私の長男に言った言葉が、今でも頭に残っていて、時々思い出すのですが。

「お外でお仕事するような人になりたくないでしょう?
だから一生懸命勉強して、お父さんみたいにちゃんと会社勤めするのよ」

こんな感じのことを、まだ保育所に行っている息子に、よく話をしていました。お父さんっていうのは私の夫、つまり義母の息子です。

夫は、比較的大手企業に勤めていましたので、義母の自慢だったのでしょうか。

その時代は、ホワイトカラーがもてはやされた時期ですので、義母がそういう価値観なのもうなづけますが、子どもにその価値観を植え付けるのはやめて欲しいなぁと思った記憶があります。

今は、AIがすすんできて、逆にホワイトカラーが危ないなんて聞くこともありますね(笑)
時代により、求められるスキルが違ってきますから、適応能力、柔軟性が一番大切なのかもしれません。

私の子育てにおける職業の価値観

私は、子育てをする時に決めていることがありました。

子どもが自立して生活していけるように育てること。

なので、学生の時まではきちんとみるけれど、社会人になったら親に頼らずそれぞれで頑張って欲しい。

まぁ、当たり前と言えば当たり前なのですが、そんなことを考えて子育てしていました。

結果、今、長男は一般企業の研究職、次男は薬剤師、三男はIT関係の仕事に就いて、それぞれ生活しています。
用事があるとき以外は、連絡もきません(^-^;

大学を決める時も、就職を探すときも、ほぼ口出しはせず、彼らは自分の行きたいところを自分で探して決めていました。
でも、アドバイスを求められれば、もちろん、私自身の考えは伝えていましたよ。

学費は、かなりの額になり、大変なことになりましたが・・・。

でも、今は、3人がそれぞれがちゃんと生活していることに安堵しています。長男は昨年無事に結婚できましたし。

一番勉強のできが悪かった(怒られるかな?)三男ですが、IT関係にすすみ、もしかしたら、これからの時代に必要な人材となっていくかもしれません。

何が正解かなんて、誰にもわかりませんが、少なくとも、昔の価値観では生きていけないなぁと、最近つくづく思うんです。


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