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次男の行動や言葉から学ぶこと、親もまだまだ成長です!!

我が家は、2学年づつ年の離れた息子がいます。
一般的によく言われるのは、同性3兄弟の真ん中はひねくれる(笑)

今年26歳になった次男も、まさにその通り。
ひねくれる上にやんちゃ、気が強いのか、小心者なのかよくわからず、
でも、活発で小学校~高校までサッカーしていて、11番をつけることが多かったです。手がかかるけれど、みていて楽しい子とも言えるかな?

私自身、子ども達のおかげで親にならせてもらってきたなぁと思うのですが、最近もいろいろと学ばせてもらっています。


自分がもてなす側になって思う

次男は、今神奈川県の病院で薬剤師をしています。
今年のお盆の帰省は、少し時期を遅らせて帰ってきました。普段いない次男が帰省すると、やっぱり非日常になります。

普段行かないところに行ったり、食べに行ったり・・・
いろいろ連れて行ってあげたいなぁとも思うし、食べさせてあげたいなぁとも思う。お金も使うし、労力もかかりますね(笑)
帰ってきてくれると、楽しい気持ちにもなるのですが、その反面、疲れてしまうところもあって、帰っていくと、ほっとしますね(苦笑)

もう26歳、社会人なのだから逆にごちそうしてもらいたいわ、なんて思う気持ちもあるのですが・・・
今、子どもが社会人になって、帰省を迎え入れる側になって思うのは、
「親って大変だなぁ・・・」ってこと。

普段一緒に住んでいない子どもが帰ってくると、やっぱり張り切ってしまうので・・・。自分もしたくてしているのだけれど、時間的にも、労力的にも、経済的にも大変です。

でも、自分の親もそういう気持ちだったのかな。
そんなに実家には帰っていなかったけれど、たまに帰ると私の好きなものを準備してくれていたりしました。

当事者になって、改めて思うんです。今までのことに感謝だなぁ・・・というか親ってありがたいなぁって、改めて気付きました、ホント!!

人って、想像でわかる部分と、その立場になってみないとわからない部分があるんですよね。

弁当作りをしていた私への感謝

次男は、就職して最初は、自炊もしつつ、職場での昼食は、社員食堂で食べていたようです。

今年、社員食堂の値上げがあったようで、これを機会に弁当作りを始めた次男。夕食に作った食事を少し取り分けておいて、朝に弁当を作っていると言っていました。

へぇ・・・一緒に住んでいるときは、そんなに食事作りなんてしていないと思うのですが、頑張っているんだなって思って話を聞いていました。

「弁当箱洗うのってホントに大変。
お母さん、ずっとこんなの洗っていたのかと思うと、感謝だなぁって思うよ。弁当箱、なかなか出さなかくてよく怒られたよね。」

そうそう、当時、次男は弁当を作ってもらっていることを当たり前と思っていたんです。「弁当箱を出して」って言っても出さない、翌日に洗うことになってケンカになったり、「弁当箱出さないなら弁当作らないよ」って私も怒ったり・・・まぁ、いろいろありましたね。

高校生の時から弁当を作っていて、大学になっても作っていましたからね。まさか、大学生になっても作ることになるとは思っていなかったですよ、ホント。ただ、さすがに大学生の時は、おかずは作るけど、弁当を詰めるのは自分でしてもらっていましたが(笑)。

そんな次男に、弁当箱をずっと洗っていたこと、作っていたことを感謝されて、びっくりというか、驚きました。これが、子の成長というものか?

親に感謝することを次男から学ぶ

この話を、夫にしたんです。そしたら・・・

「オレ、そんなこと親に思ったことなかったわぁ・・・。社会人になって、親に感謝する言葉なんて、言ったことなかったなぁ・・・」
次男の言葉を聞いて自分を振り返った夫。

でも・・・私も、実はそうかもしれない。私は、社会人2年目まで親と同居していて、結婚して家を出るまで母親に弁当を作ってもらっていました。
でも、感謝の言葉を伝えたことってあったかなぁ・・・。

そう思ったら、素直に親にしてもらっていたことを言葉に出来ている次男はえらいなぁって思ったり、自分自身のふがいなさを感じたりしました。

親に感謝するなんて、いつでもできるのに、感謝する心、それを伝えようとする心がないと出来ないですもんね。

次男の言葉、そして夫の言葉で気付かせてもらいました。
親になり、親にならせてもらっているなぁ・・・と。

私も次男にならって、親に感謝の気持ちを伝えていこうって思います。ただ、母は認知症で私の名前もわからなくなっていますし、父は他界しています。言える時に、ちゃんと言わないと後悔ですね。


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