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年齢を重ねて、価値のあるものにお金を払える自分でいたい

昨日、美女平散策にガイドさんをお願いして行ってきました。ガイドさんは地元の方で、地元のイベントで知り合った方。

イベントの時に、美女平の散策に行きたいって言っていたら、行きましょうという話になり、私たちの都合のよい日程で予定を立ててくれました。

当日のガイド料をお支払いするときに、ガイドさんがすごく申し訳なさそうにされるのです。これも日本の文化かもなぁ・・・と思いながら、私自身、価値のあると思うことにちゃんとお金を払える自分でいたいなと心に誓ったのです。



ガイド料は高いのか?

散策の当日の予定は、時間と集合場所だけ連絡がきていました。私と夫は時間より早めに行って少しのんびりしようと思っていたら、ガイドさんはもう少し早く来ていたようで、声をかけると私たちのチケットも買ってくれていました。

立山駅から美女平までのケーブルカー往復、1人1,980円×2人分。

「ガイド料はおいくらになりますか?」って聞いてみると、ガイドさんが「どうしようかと思ってね・・・。」と言葉を濁すのです。

どうも当日、ナチュラリストさんが大勢の方を無料でガイドされていたようなんです。なので、自分が料金をいただいてもいいのかと思っていたようです。

大勢でガイドを受けるのと、ほぼマンツーマンでガイドを受けるのでは大違いですし、私達もすごく楽しみにしていたこの日。お互い気持ちよく過ごしたい。

「ガイド料、遠慮なく言ってください。おいくらですか?」って言ってみたら、「3,500円なの・・・。」と言うので、ケーブルカーの運賃と合わせて11,000円のお支払いをさせていただきました。

これが、高いのか安いのか、よくわからないというのが正直なところ。でも、決まったガイド料ならいいのかなとお支払い。

でもね、普通に言ってくれたら良かったのに、なんであんなに申し訳なさそうに言うのかしら?って思ったんです。

観光が発展していくには?

地元の観光をもっとアピールしていくにはどうしたらいいんだろうね、そんな話をガイドさんとしていたのですが。

ガイドさんがいうんです。
「10人の日本人を案内するより、1~2人の外国の方を案内するほうがいいのかもね。」と、仲間内で話をしていたんだとか。

確かに、あまりお金を払わない日本人より、きちんとお金を払ってくれる外国の方の方がいいと言うのは、やっぱりそうだよねって思う。

そう言えば、当日ケーブルカーに乗っている人、観光バスに乗っている人、外国の方が多くて、日本人を探す方が大変だったかも。車内に飛び交う言葉は外国の言葉ばかり。

日本人の観光客はどこに行ったんでしょうね。

これから年を重ね、どうお金を使うのか

私達夫婦は、四捨五入するともう還暦です。

今までは、子どもにお金がかかり、毎日必死に過ごしてきました。自分たち自身にあまりお金をかけてこれなかったことも事実。

でも、子ども達も、もう社会人になり、それぞれが独立。もしかしたら、子ども達のほうが高給になっている可能性の方が高いのです。

今は、学資ローンがもう少し残っていて、生活に余裕があるわけではないのですが、それでもできる範囲で自分たちのためにお金を使っていきたいなと考えているところ。

ホントに還暦が過ぎたころには、もう少し生活に余裕があることをイメージして、生活設計をしています。

そして、高い安いじゃなくて、自分たちが価値があると思うものにちゃんとお金を払える自分でいたいな・・・そんなことを思ったのです。



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