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五山の送り火に思うこと

はじめまして。初めてのnote投稿です。

本日8月16日は五山送り火。
お盆に帰ってきた先祖の霊を送り出し、無病息災を祈る京都の恒例行事です。

昨日は台風で各地大変でしたが、今日は予定通り実施されるそうですね。

そんな送り火ですが、幼い頃に一度だけ見に行ったことがあります。
しかし、出町柳の橋の上で人混みに埋もれ、体が浮いたまま流され、それでも親の手を離さないよう泣きながら必死に掴み…とまあまあ大変な目に遭ったのでもう二度と行くまいと誓いました。

今年も来年もテレビ越しにゆったりと送り火を鑑賞して過ごすつもりです。

そして、今日は亡き兄の誕生日でもあります。

兄が亡くなってから6年経ちましたが、毎年この日になると家族と誕生日ケーキを食べます。

故人の誕生日を祝うなんておかしいのでは…と初めの頃は違和感があったし辛い気持ちがあったけれど、今は大事な家族の誕生日だしお祝いしたらいっかと思うようになりました。

それにちょうどお盆で帰ってきてるなら、お祝いしてから送り出してあげた方がいいよね。

今年は私がケーキ係を担ったので、桃のタルトケーキを買いました。
兄は桃はあんまり好きじゃなかった気がするけど、私が食べたかったので桃をチョイスさせてもらいました。

今も昔もわがままな妹でごめんなさい。

折角なんでタルトをお土産に、送り火と共に無事にお空に帰れますように。

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