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先代から今に続く想い

有限会社アサノ自動車は創業1971年。久留米に根付いて50年以上の自動車整備工場です。自動車の修理・整備、板金塗装、車検だけでなく、新車・中古車販売から自動車保険まで車に関するサービスに幅広く対応しています。
代表取締役の浅野佑志さんにお話を伺いました。
浅野さん―「アサノ自動車には先代の思いから生まれた“働きやすさ”があります。毎日遅くまで営業している店舗が多かったなか、当社は先代の時代から現在まで残業時間を最小限にし、早く帰宅できるように心がけています。
勤務時間中はしっかりと働いて勤務外はしっかりと休み、家族との時間や自分の時間を大切にすることでメリハリが生まれ、仕事のパフォーマンスが上がると実感しています。家族を大切にという考えは先代から続くものです。先代が会社を立ち上げた当初は業界的にも社会全体的にも遅くまで働いて仕事優先が当然の時代でした。自分たちが大変苦労したからこそ、次世代の社員達には家族との時間や自分の時間を大切にしてほしいという思いが今に至っています。時代が変わり、現代では当たり前になりつつあるのはなんだか少し誇らしい気持ちです。」
何十年も前から取り入れてきた働きやすさは今、時流の変化により主流になりつつあります。
 

プロの目と手で丹念に塗装します


今までの働きやすさとこれからの働きやすさ

様々な業界が人手不足の昨今ですが、自動車整備士の人材不足については自動車の安全な運行に影響があるとして国が深刻な問題と認識し取組に動き出しています。
不足の原因は少子化や若年層の車離れ、職業選択の多様化などがあります。若年層の車離れは、車の“おもしろさ”を知る浅野さんからすると少し寂しいようです。
浅野さん―「未経験者で資格がなくとも車が好きであるとか修理に興味があれば本人の気持ちや興味を大事にしています。資格は入社後に経験を積みながら取得することも可能です。もちろん、資格があるに越したことはないですが、本人の好きや興味が長く頑張れる原動力になりますので資格取得できるようサポート体制を整えています。」
若手を一から育てるには時間や労力だけでなく、時代に沿った知識も要します。

浅野さん―「人材育成についての講習会や研修に積極的に参加し学んでいます。沢山の企業が参加する研修内のグループワークで各々の課題を持ち寄り話し合い、みんな同じような課題をもってあることを知り励みになりました。世代が違うと、自分たちが常識としていたことがそうでなくなってくる。理解が難しいことも多々ありますが、受け止めて育んでいかなければと思う反面、このままでこの子たちは今後大丈夫なのかと心配になることもあります。厳しく接すると続かないかもしれない不安。優しく接しすぎると、本人が困難な場面に遭遇した時に自分で乗り越えられない人材に育ってしまうのではと不安に思うこともあります。
葛藤を抱えることも多いですが、若い世代のから発せられる希望に期待を持っています。」

経営者目線・父目線の葛藤を抱える浅野さんから、今まさに次世代の働きやすさが生み出されようとしています。


同社からのメッセージ
車に関するお悩みは是非、アサノ自動車へご相談ください。
ご来店お待ちしております。

有限会社アサノ自動車  TEL0942-21-3220



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